スーパーバイク世界選手権
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。
Rd.01 4月8-10日 アラゴン
RACE DATA
■大会名称:スーパーバイク・スーパースポーツ世界選手権 第1戦アラゴン
■開催地:スペイン/アラゴン(5.077km)
WorldSBK レース1
■開催日:2022年4月9日(土)
■周回数:18周 (91,386 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:16度
■路面温度:28度
■PP:T・ラズガットリオグル(YAMAHA/1分48秒267)
■FL:T・ラズガットリオグル(YAMAHA/1分50秒025)
WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2022年4月10日(日)
■周回数:10周(50,770 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:13度
■路面温度:22度
■PP:T・ラズガットリオグル(YAMAHA/1分48秒267)
■FL:T・ラズガットリオグル(YAMAHA/1分49秒375)
WorldSBK レース2
■開催日:2022年4月10日(日)
■周回数:18周 (91,386 km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:20度
■路面温度:36度
■PP:T・ラズガットリオグル(YAMAHA/1分32秒877)
■FL:A・ローズ(Kawasaki/1分50秒334)
WorldSSP レース1
■開催日:2022年4月10日(日)
■周回数:15周 (76,155 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:17度
■路面温度:30度
■PP:L・バルダッサーリ(YAMAHA/1分52秒706)
■FL:D・エガーター(YAMAHA/1分53秒795)
WorldSSP レース2
■開催日:2022年4月10日(日)
■周回数:15周 (76,155 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:17度
■路面温度:30度
■PP:L・バルダッサーリ(YAMAHA/1分52秒706)
■FL:D・エガーター(YAMAHA/1分53秒639)
REPORT
WorldSBK
レース1
ラズガットリオグルがポールポジションから表彰台獲得
2022 FIM Superbike World Championshipがモーターランド・アラゴンで開幕。その第1レースではPata Yamaha with Brixx WorldSBK のT・ラズガットリオグルがポールポジションからスタートし、3位表彰台獲得と活躍した。
ラズガットリオグルは1分48秒267のコースレコードを記録。A・バウティスタ(ドゥカティ)を0.006秒差で振り切りポールポジションを獲得した。ラズガットリオグルのチームメイトのA・ロカテッリも予選6番手と健闘し、グリッド2列目につけている。
決勝では始めにラズガットリオグルがリード。J・レイ(カワサキ)とバウティスタがこれを追う3メーカーによるトップ争いとなり、3ラップ目にはラズガットリオグルがレース中のファステストラップを記録する好調ぶり。6ラップの第1コーナー進入では3台がはらむ波瀾もあり、観客を湧かせた。
しかしレース中盤に入ると、タイヤの消耗によりラズガットリオグルのペースが低下。その後は目標を表彰台獲得に切り替え、3位でチェッカーを受けた。
一方のロカテッリはスタート直後の混戦のなかで一時8位まで後退したが、その後は18ラップをコンスタントに走り切り、着実に順位を上げて5位を獲得している。
GYTR GRT YAMAHA WorldSBK Team、レース1でトップ・サテライトの健闘
GYTR GRT YAMAHA WorldSBK TeamのG・ガーロフが後方から挽回して9位を獲得。チームメイトの野左根航太はポイント圏外に留まった。
ウイーク2日目の土曜日、午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで、それぞれ7番手と22番手につけたガーロフと野左根。続いて行われたスーパーポールではガーロフが1分49秒541で11番手、野左根は1分51秒098で19番手となった。
ガーロフはレース1のスタートでいくつかポジションを下げたものの着実に挽回し、終盤ではさらにペースを上げてトップ・サテライトとなる9位を獲得。一方の野左根は、いつも通り絶好のスタートを決め、5台をパスしたあと周辺のライダーたちとバトルを展開した。レース終盤はグリップに苦戦し、最終的には18位まで下げてゴールしている。
レース2
ラズガットリオグルが全レースで表彰台獲得
Pata Yamaha with Brixx WorldSBK とT・ラズガットリオグルがポテンシャルを最大限に発揮。レース1に続きスーパーポール・レースとレース2でも3位を獲得し、全レース表彰台を達成した。
10ラップで競われるスーパーポール・レースでラズガットリオグルは、M・R・リナルディ(ドゥカティ)、J・レイ(カワサキ)と何度も順位を入れ替えながら表彰台争いを展開。最終ラップの最終コーナーではリナルディと接触し、そのままフィニッシュ・ラインまで競り合って3位を勝ち取った。
レース2も同様に激しい展開となったが、ラズガットリオグルは序盤、A・バウティスタ(ドゥカティ)、リナルディ、レイの後方につけてタイヤを温存する作戦を採った。4ラップ目にはレイがミスする間に一時、3番手に上がったが、2ラップ後には再び4番手に後退してチャンスを待つ。そして残り3ラップとなった16ラップ目、第1コーナーでリナルディをとらえて3番手に浮上し、そのままリードを広げてチェッカーを受けた。
この結果、ラズガットリオグルは合計39ポイントを獲得し、トップからわずか18ポイント差のランキング3位。昨年は27ポイント差のランキング4位で開幕戦を終えており、今年はそれを上回る活躍を見せている。
チームメイトのA・ロカテッリも上位グループに近づく好調ぶり。スーパーポール・レースではラズガットリオグルに1.5秒差と迫る5位を獲得し、レース2でも積極的にプッシュしてバトルに加わっていった。しかし2ラップ目の第9コーナー、低速の左コーナー進入で転倒。再スタートしたものの19位に留まり、ポイント獲得はならなかった。
GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamのガーロフがレース2で9位獲得
午前中に行われた15分間のウォームアップ・セッションでは、それぞれ5番手(1分50秒273)と15番手(1分52秒918)を獲得したGYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのG・ガーロフと野左根航太。
スーパーポール・レースではガーロフがポジションを守って1ラップ目を終了し、中段グループでバトルしながら10ラップを走り切って10位。一方の野左根はスタートで15位まで上げ、そのあと18位に下げてゴールした。
午後からのレース2では、ガーロフがスタートでふたつ上げたあと7位争いを展開。ハイペースを維持して全18ラップを走り切り、9位でチェッカーを受けた。野左根は絶好のスタートから6台をパスして13位。ポイント獲得を目指していったが、終盤で15位走行中に転倒してリタイアとなっている。
WorldSSP
レース1:バルダッサーリが開幕戦で初優勝
今シーズンからEvan Bros Yamaha World SSP Supported Teamに加入し、World Supersportに初参戦したL・バルダッサーリが、Ten Kate Racing Yamahaのディフェンディング・チャンピオン、D・エガーターとのバトルを制して初優勝を果たした。
バルダッサーリは土曜日午前中に行われたスーパーポールでポールポジションを獲得。出場全選手のなかで唯一、1分52秒台を記録し、エガーターに0.344秒差をつける好調ぶりを見せた。
レース1はフロントロー中央から飛び出したエガーターがホールショットを奪うも、すぐさまC・エンクーが先行する展開。バルダッサーリがふたりを追って行き、3台のトップ争いとなった。バルダッサーリはまずエガーターをとらえ、続いてトップを走るエンクーとの差を詰めていく。そして9ラップ目、第3セクターでエンクーがミスする間に、ついにトップに浮上した。
エガーターはバルダッサーリを逃すまいと懸命の追い上げを見せ、第4コーナーでエンクーを、さらに1ラップ後にはバルダッサーリもパスしてトップに再浮上。しかし残り2ラップではバルダッサーリが再びトップを奪い返し、そのままリードを拡大していく勢いを見せた。
バルダッサーリがトップを維持して最終ラップに突入。しかし左の高速コーナーでバランスを崩して2台は接触してしまう。両者、奇跡的に転倒を免れて1位と2位でチェッカーを受け、バルダッサーリはWSSPデビュー戦で勝利を飾った。
バルダッサーリのチームメイトのP・セバスチャンは14位、GMT94 Yamaha WorldSSP Supported TeamのJ・クルーセルは2ラップ目に転倒して遅れ、19位でゴールしている。
レース2:バルダッサーリとエガーターが1位と2位を交互に獲得
レース1では激しい首位争いの末に優勝を果たしたバルダッサーリ。レース2でも同様の成績を目指していったが、序盤でD・エガーターがトップを奪取。バルダッサーリがこれに続き、エンクーも加わってまたも3台による首位争いとなった。
その後、少しずつペースが上がるなかでヤマハの2台がリードを拡大。5ラップ目には最終コーナーでバルダッサーリが一旦前に出たが、次の第1コーナーではまた逆転されてしまった。
そのまま2番手につけて最終ラップを迎えたバルダッサーリは、第3セクターで小さなミスがあったもののストレート・エンドでトップに浮上。しかしエガーターが豊富な経験を活かして最終コーナーで抜き返し、0.030秒差で首位を守ってチェッカーを受けた。
レース1で転倒したGMT94 YamahaのJ・クルーセルは、レース2に雪辱を期すべく、絶好のスタートから着実に順位を上げて5位を獲得。チームメイトのA・ベルドアは16位で終えている。
エーゲルターとバルダッサーリはともに合計45ポイントを獲得し、ランキングトップに並んでいる。
WSBK RESULT Race.1
WSBK RESULT Superpole Race
WSBK RESULT Race.2
WSSP RESULT Race.1
WSSP RESULT Race.2
RIDERS RANKING WSBK
RIDERS RANKING WSSP
CONSTRUCTORS RANKING WSBK
CONSTRUCTORS RANKING WSSP
COMMENT
WorldSBK レース1
Pata Yamaha with Brixx WorldSBK
T・ラズガットリオグル選手談(3位)
「私にとっては決して楽なレースではありませんでしたが、ポールポジションを獲得していたのでベストを尽くして頑張りました。このコースは本来、ヤマハのマシンとの相性はあまり良くありませんが、序盤の数ラップでハードに攻めて優勝を狙っていきました。でも終盤になるとフロントタイヤのグリップが大幅にダウンし、フロントがスライドするようになって順位を下げてしまいました。もちろん、もっと上を狙っていましたが、3位も決して悪くはありません。チャンピオンシップはまだ始まったばかりですからね。今日はしっかりポイントを獲れたので、明日はもう一度、好成績獲得を目指していきます。私たちは日に日に進化しており、フロントグリップの性能向上を目指してセッティング作業に取り組んでいきます」
A・ロカテッリ選手談(5位)
「シーズン開幕戦で5位を獲得できたのは良かったと思います。でもスタートで大きく順位を下げてしまったことは少し残念です。ここでの遅れを取り戻そうと懸命に頑張りましたが、上位との差を縮めるまでには至りませんでした。このコースが私たちには簡単でないことがわかってきており、明日までにもっと改善が必要です。マシン・セッティングを向上させて上位に近づき、明日こそは表彰台獲得のチャンスを窺っていきたいと思います。今日のデータが豊富にあるので、それを活かせるよう取り組んでいきます」
P・デニング(チーム代表)談
「アラゴンは私たちにとって、おそらく最も難しいコースです。ここでトプラック(ラズガットリオグル)がポールポジションと表彰台を獲得できたのですから、シーズン開幕戦としてはとても良かったと思います。彼は非常に好調で、優勝争いにも絡んでいきましたが、フロントタイヤの消耗に苦戦させられました。そのため明日に向けての目標は、コーナー進入のフィーリングを向上して、彼にタイヤを労わる余裕を持たせることです。ロカ(ロカテッリ)については、非常に順調なスタートと言っていいと思います。予選ではグリッド2列目獲得の大健闘を見せ、決勝はやや出遅れて上位から離されたものの、最大限の力を出し切って5位でゴールしてくれました。私たちとしてはこれ以上に望むことはありません。今日は非常に素晴らしいレースが展開されました。明日は最後までその一員として走り切れるよう頑張ります」
GYTR GRT YAMAHA WorldSBK Team
G・ガーロフ選手談(9位)
「今日の予選結果にはがっかりです。オフシーズン中はずっとトップ5をキープしていたので、今日もグリッド2列目までに入れると思っていました。3列目になってしまったことで序盤は厳しい戦いになりましたが、マシンのフィーリングが良く、終盤でペースが上がって最終的にはトップ10入りを達成できました。もちろん、もっと上げていきたかったのですが、チームのためにもトップ・サテライトを獲得できたことをうれしく思います。明日に向けて確かな作戦も見つかったので、どんどんプッシュしていきます」
野左根航太選手談(18位)
「フリープラクティス第3セッションと予選で、予想外に順位が上がらず悔しい思いをしました。それでもレース1は運良く好スタートを切って大勢パスすることができたので、そのあとはポジション・キープを目標にペースの安定を心掛けました。残念ながらポイント圏には届きませんでしたが、良いところもいくつかあったので、明日はさらに改善し、より一層のパフォーマンス向上を目指していきます」
WorldSBK レース2
Pata Yamaha with Brixx WorldSBK
T・ラズガットリオグル選手談(3位)
「昨年のこの大会は、それほど良くはなかったと思います。基本的にヤマハにとっては難しいコースなので、今回の3つの表彰台はうれしい結果です。ウイークを通じて好調で、決勝中もさらに前進を目指していました。そしてジョニー(レイ)と何度も競り合いましたが、最後はタイヤ・グリップが大幅に落ち込んでついて行けなくなってしまいました。3位は悪くありませんし、表彰台に上れたので良かったと思います。スーパーポール・レースでもマイケル(リナルディ)、ジョニーとバトルをエンジョイできました。そして表彰台とポイントを勝ち取るために、最終コーナーで何としてもマイケルをとらえる必要がありました。これがレースであり、私たちはスーパーストック600に出場していた2015年にも何度も同じような戦いをしていたのです。レース2では2位走行中の彼がタイヤをプッシュしすぎてグリップが落ちてきているのを見ていました。そこでチャンスが巡って来たことを確信しました。私自身は終盤に備えてタイヤの温存に努めていたのです。彼をパスし、ジョニーも追って行きましたが届きませんでした。誰もがベストを尽くし、私は表彰台獲得を目指していたので満足しています。毎レースでベスト・セッティングを追求し、素晴らしいマシンを作り上げてくれたチームのみんなに感謝しています」
A・ロカテッリ選手談(19位)
「レース2ではトップグループについて行こうとして2ラップ目で激しくプッシュし、第9コーナーで転倒してしまいました。再スタートしましたが大きく離されてしまっていたので、ポジションアップの代わりにセッティングについてテストをしたり、チームのためのデータ収集に努めました。開幕戦を本来なら5位で終えることができたはずでしたが、そのチャンスは逃してしまいました。次回からはもっとプッシュしていき、リスクを冒してもトップグループに加わっていきたいと思っています。スーパーポール・レースでは終盤でトプラック(ラズガットリオグル)とジョナサン(レイ)に近づくことができたので満足できました。これを励みにレース2に臨んだのですが、残念ながら転倒してしまったというわけです。気持ちを切り替えて、次のアッセンで前進できるようハードワークを続けます」
P・デニング(チーム代表)談
「アラゴンでの開幕戦は、私たちにとってはいつも難しいレースになります。しかし今回は、チームとふたりのライダーが本当によく頑張ってくれました。今日は昨日よりさらに良くなり、トプラックがジョナサンとの差を縮めました。そして最大限に順位を上げるために全力を尽くし、世界チャンピオンたる所以をはっきりと示したのです。ロカもスーパーポール・レースではいい走りを見せ、ジョナサン、トプラックに1.5秒差まで近づきました。レース2ではトップグループに加わろうという熱意を明らかにしていましたが、ハードプッシュは時にミスにつながります。残念な結果にはなりましたが、彼にとっては手ごたえを感じられるいいスタートになったはずです。次のアッセンはタイプの異なるコースです。昨年よりも少ないポイント差で第2戦を迎えることができるので、ここからさらに勢いをつけていきたいと思います」
GYTR GRT YAMAHA WorldSBK Team
G・ガーロフ選手談(9位)
「今日は全員が調子を上げていたため難しい展開になりました。私も好調だったのですが、昨日のような終盤でのアドバンテージを活かすことができなかったのです。ライバルたちとの戦いのなかでは、ときに強みを発揮しきれないことがあります。スーパーポール・レースでは前を走るライダーたちがうまく守っていて、9位を勝ち取ることができませんでした。次のアッセンはエンジョイできるコースですし、ヤマハのマシンにも合っているので楽しみにしています」
野左根航太選手談(DNF)
「スーパーポール・レースではバトルをエンジョイし、できるだけ多くのポイント獲得を目指していきました。レース2ではスタートが決まって何台もパスできたので、その時点で15位以内に入る自信を持つことができました。そしてベストを尽くしていったのですが、終盤で転倒してしまい、ポイント獲得のチャンスを逃してしまいました。チームのみんなに申し訳なく思っています。アッセンではもっと、いい走りを見せられるよう頑張ります」
WorldSSP:レース1
Evan Bros Yamaha World SSP Supported Team
L・バルダッサーリ選手談(優勝/2位)
「テストを順調に終えて期待が高まっていましたが、このようなことは予想していませんでした。Evan BrosのR6はフィーリングが素晴らしく、ここアラゴンでも高いパフォーマンス発揮してくれました。エガーター選手とはいいバトルができました。私は好スタートを切り、彼がハードプッシュして逃げ切ろうとしていることに気づいていました。でもいくつかのセッティング変更を行って、より気持ちよく走れるようになっていたので、彼について行くことができたのです。土曜日のことがあったので、最終コーナーでは慎重に行きすぎたかもしれません。ドミニクの見事なパスで抜かれてしまいました。とても勝ちたかったのですが、最終コーナー立ち上がりでミスをして離されてしまいました。それでも、とても良い形でシーズンをスタートさせることができたと思っています。私を信頼してくれたすべての人に感謝します。そしてこれからも引き続き頑張っていきます」
Ten Kate Racing Yamaha
D・エガーター選手談(2位/優勝)
「シーズン初優勝を成し遂げ、表彰台に戻ってくることができて、またとてもうれしいです。昨日は最終コーナーで接触してしまいましたが、大事に至らず幸運でした。今日は序盤からハードにプッシュして早々に後続を引き離したかったのですが、バルダッサーリ選手がずっと追ってくるので、ミスをしないように気持ちを集中しました。彼に抜かれたとき、彼の得意な場所はわかっていました。でもペース自体はそれほど速くなかったので、すぐまた前に出ることにしたのです。最終ラップでもう一度、仕掛けてきたときには'もう止めてほしい!'と思いましたが、しっかり対応することができ、最終コーナーで勝負を決めることができました。 オフシーズンの間に仕事に励み、今年もまた素晴らしいマシンを用意してくれたTen Kate Racing Yamahaのみんなに感謝します。次のアッセンはチームのホーム・レースになるのでとても楽しみです。また必ずトップ争いをお見せします」