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YART、鈴鹿での初表彰台を目指し戦いの舞台、日本に到着!

YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team(以下、YART)がいよいよ、8月4〜6日に開催される2023 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会に向けて来日。この決勝でカレル・ハニカ、ニッコロ・カネパ、マービン・フリッツは、ヤマハ発動機の純正エンジンオイル「YAMALUBE」の最高峰となる「RS4GP」の新ボトルデザインに合わせた特別なカラーリングのYZF-R1とともに、ヤマハトップチームとして2004年以来目指してきた、鈴鹿8耐での表彰台の獲得に挑む。

YARTは今シーズン、第2戦スパで、世界耐久選手権(以下、EWC)のタイトルを初めて獲得した2009年のル・マン以来となる24時間レースでの優勝を達成。開幕戦では2位としており、ここまで118ポイントを獲得し、ランキングでは2位のF.C.C. TSR Honda France に1ポイント差のトップに浮上し、同時にこの勝利で大きな自信を得ることとなった。

さらに7月の合同テストでもYARTは素晴らしいパフォーマンスを見せており、2分06秒813のベストタイムを記録してタイムシートでは総合4番手。さらにテスト初日に経験したウェットと、2日目のドライの両方で素晴らしいレースペースを示した。

この鈴鹿8耐でYARTは、タイトルを獲得した2009年の4位フィニッシュをはじめ、何度も表彰台に近づいてきた。特に昨年は残り1時間まで3番手を走行するも転倒で表彰台の登壇を逃したが、見事な戦いを見せて7位でフィニッシュしている。

そして熾烈なタイトル争いの中で迎える鈴鹿8耐では、EWCのレギュラーチームとともに、鈴鹿をよく知る全日本選手権参戦ライダーらを擁する鈴鹿8耐限定チームが多数参戦。さらに高速・低速セクションが混在する難しいサーキットと、超高温多湿の厳しいコンディションなど、さまざまな障害があるが、YARTはEWCのタイトル獲得に向け、強い決意を持って初の表彰台を目指す準備を整えている。

YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team

カレル・ハニカ選手談

「1か月前にここでのテストでは、ペースは良く、バイクの感触も素晴らしかったのですが、いくつかの点の修正に取り組んできました。大会中はいつものように蒸し暑いコンディションで大変になると思いますが、私たちはできる限りの準備をしてきましたし、状況は誰にとっても同じであり、すべてを正しく行うことに集中することが大切になってくることでしょう。8時間もあれば、何かが起こる可能性もあるので、集中力を維持して最善を尽くすことが一番なのです」

ニッコロ・カネパ選手談

「最善の準備をしてきて、今は本番を目の前にして興奮しています。サーキットはとても要求が高く、常に厳しい戦いを強いられます。さらに、天候は高温多湿で、常に雨が降る心配にさらされ、非常に難しい戦いが待っていることでしょう。それでもテストは非常にうまくいきましたし、スパで優勝してからここに来ているので、とてもモチベーションは高く、私たちの競争力も非常に高いと感じています。表彰台を獲得するために全力を尽くします」

マービン・フリッツ選手談

「いよいよ鈴鹿でのレースウィークがスタートします。スパで勝ってから長い時間が経ったように感じますが、レースが待ちきれません。鈴鹿は非常に暑い時期ですが、1ヵ月前にここでテストは好調で、ウェットでの走行もできましたが、天気がどうなるか分からないので、これはとても大きな収穫でした。私たちは、すでに準備ができており、自信もありますが、レースに集中しミスをしない必要があります。表彰台の獲得が目的ですが、最も重要なことはチャンピオンシップに向けてできるだけ多くのポイントを獲得することです」

マンディ・カインズ監督談

「2004年に鈴鹿8耐に初出場して以来、表彰台に立つことを夢見てきました。4位が数回あったものの、昨年は僅差で逃したので、今年はなんとしても表彰台に立つつもりです。ここ鈴鹿に出場するファクトリーチームがライバルになるので、厳しい戦いになりますが、私たちはこれまで以上に集中しており、素晴らしい事前テストができ、ウェットとドライの両方で良いセットアップを見つけることもできたので、自信を持っています。私たちの目標は、できるだけ多くのポイントを確保することですが、計画通りに走り、ミスをしなければ、素晴らしいことを成し遂げるチャンスがあると核心しています」

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