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YAMAHA TEAMS

#15IWATA RACING FAMILY

  • クラスEWC
  • タイヤダンロップ
#15 IWATA RACING FAMILY

磐田レーシングファミリー(IRF)は、1970年代、ヤマハ開発部内の有志が集まり結成されたロードレースクラブ。ヤマハ発動機およびグループ会社の社員で構成され、各部門の垣根を越えた多くのサポートで成り立っている社員チームだ。主な活動は、鈴鹿サーキットやモビリティリゾートもてぎで行われる地方選手権への出場だが、鈴鹿8耐はその中でも最も重要な活動と位置づけている。

その鈴鹿8耐には1978年の第1回大会から参加しており、2002年にはXフォーミュラークラス優勝/総合9位という成績も収めているが、IRFは成績の追求だけでなく様々な目的を持って参戦している。

まずは、世界選手権という最高の舞台で、従業員たちが自社製品である「YZF-R1」を使って真剣に挑戦し、遊び、感動するというヤマハの従業員らしい姿勢を日本、世界中のお客さまに見てもらうこと。メンバーを中心に様々な部門が連携して鈴鹿8耐に向けたオリジナルパーツを製作し、ピットワークのトレーニングを行い、レース戦略を練り上げて本番を迎える。このプロセスを通じてモノづくりの楽しさ、難しさを経験しながら、市販車開発にも生かせる技術やアイディアを取得し、同時に人財育成の場としているのだ。さらに多くの従業員を巻き込み全員で8耐を戦うことで、社内に感動を提供する機会にもなっている。

さらに2022〜2024年の3大会は、レースや二輪車と縁の少ない人々と、ヤマハ発動機やモータースポーツとの接点を作るため、株式会社Yostarが運営するスマートフォン向けアプリゲーム「アズールレーン」とコラボレーションし、「IRF with AZURLANE」として参戦。ファン層を広げてきたが、創立70周年の今年は原点に立ち戻り、純粋にレースに向き合いながら、モノづくりや運営・戦略を楽しみつつ、社内活性を図る#15 IWATA RACING FAMILYとして出場する。

ライダーは車両実験部の3名が担当。今年で3回目の出場と経験を蓄え、車体セッティングを担当しながらライダーとしてチームを牽引する遠藤晃慶選手。高居京平選手は2回目の出場となり、昨年の経験から走行はもちろん、さまざまな面でチームを支えるキーマンに成長した。そして3人目が鈴鹿8耐初出場となる服部亮我選手。今年から1,000ccにステップアップしたばかりでR1の経験も少ないが、20代ということから、30代前半の遠藤&高居選手とともにIRFの次を担う人材として、チームに若さを吹き込む。

レースでの目標は昨年達成したノントラブル・完走による206周を上回る208周での完走。モノづくりのプロとして、感動創造のプロとして、未来の二輪車に思いを馳せながら鈴鹿8耐を戦う。


Riders

遠藤 晃慶

遠藤 晃慶

  • 生年月日1991年12月24日
高居 京平

高居 京平

  • 生年月日1995年1月20日
服部 亮我

服部 亮我

  • 生年月日1991年12月24日

YZF-R1

#15 IWATA RACING FAMILY
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