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ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 5月19日 フランス

 

RACE DATA

■大会名称:第5戦フランスGP
■開催日:2019年5月17日(金)フリー走行、18日(土)予選、19日(日)決勝
■開催地:ル・マン/フランス

CIRCUIT DATA

■開設:1965年
■コース長:4.185km
■サーキットレコードラップ:1分31秒185(2018年:J・ザルコ)
■サーキットベストラップ:1分32秒309(2017年:M・ビニャーレス)
■2018年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Monster Energy MotoGPがフランスGPへ

スペインのヘレス・サーキットでマシン・テストを終えたMonster Energy MotoGPのV・ロッシとM・ビニャーレスは、今週末、ル・マン・ブガッティ・グランプリ・サーキットで行われる第5戦に出場するためフランスへ向かう。

ロッシは第4戦終了時点でランキング4位となっているが、トップとの差がわずか9ポイントという接戦。ヤマハのマシンの機敏な特性がコースにマッチしていることから、今季3度目となる表彰台獲得が目標となる。ここル・マンでは多くの好成績を残しており、最高峰クラスにおいては優勝3回(2002年、2005年、2008年)、2位6回(2003年、2010年、2012年、2014年、2015年、2016年)、3位4回(2000年、2001年、2011年、2018年)を獲得している。

一方のビニャーレスはスペインGPでの表彰台獲得で自信を深め、フランスでもその再現を狙おうというところ。ル・マンでは2017年にYZR-M1で激しいバトルを制して優勝。その前年も3位を獲得している。ランキングでは前回の活躍により、12位から6位へとジャンプアップしてトップとの差は40ポイント。ヘレス・テストも順調にこなしており、さらなるポジションアップを目指す。

ブガッティ・グランプリ・サーキットは1965年、ル・マンの町から数キロのところに建設された。1960年代の終盤に初めてグランプリが開催されて以来、30年以上にわたり使用されてきたが、1995年には安全性を考慮して改修工事が行われ、2000年から再びGPサーキットとして復活。5つの左コーナーと9つの右コーナーから成る全長4.2kmのコースではハードなブレーキングとハードな加速が求められ、リアエンドのトラクションが重要な鍵となる。2017年にはビニャーレスとロッシがヤマハ500勝目を賭けて激しいバトルを演じた場所でもある。

モルビデリが3戦連続のトップ10を目指す
クアルタラロはホームGPに期待

第4戦スペインGPでは予選で1-2を記録し、歴史的快挙を成し遂げたPETRONAS Yamaha Sepang Racing Team。最高峰クラスでトップライダーたちと互角に戦えることを証明したF・モルビデリとF・クアルタラロは、グランプリ翌日にヘレス・サーキットで行われたテストでも最速ペースを披露した。

モルビデリはMotoGPで自身初となる2戦連続のトップ10入りを果たしている。スペインGP決勝ではグリッド2位から7位を獲得してトップ・サテライトとなり、その後、同サーキットで行われたマシン・テストでも3位のタイムを記録した。フランスのル・マンには良い思い出が多くあり、Moto2チャンピオンを獲得した2017年には、ここで優勝を飾っている。

一方のクアルタラロもヘレス・サーキットでコースレコードを記録するなど絶好調。スペインGP決勝ではトラブルのためリタイアを余儀なくされたが、ホームレースとなる今回は母国ファンの前で好成績獲得を実現したいところ。ル・マンでは2015年にMoto3でポールポジションを獲得、2014年にはFIM CEVで優勝を果たしている。

第5戦フランスGP決勝は5月19日、現地時間14:00にスタート。全27ラップで競われる。

COMMENT

Monster Energy MotoGP
V・ロッシ選手談

「ヘレスでのテストがとても順調だったので、フランスでもまたいくつかのトライができると思います。ル・マンは大好きなコースですし、ヤマハのマシンはいつもここで素晴らしい走りをしてくれます。目標は良い週末にすることなので、初日からハイペースで走れるよう、フリープラクティス第1セッションからしっかり仕事に取り組みます。昨年は決勝用のセッティングが決まって好調でした。その経験をアドバンテージにできるでしょう。フル・ポテンシャルを発揮するためにもウイークを通して好天に恵まれることを願っています。チームとともにベストを尽くし、また表彰台に上りたいと思っています」

M・ビニャーレス選手談

「ヘレスでの3位獲得が大きな自信になり、今はとてもポジティブな気持ちになっています。ル・マンは大好きなコースで何度か良い成績もおさめているので、もう一度ここで表彰台の真ん中に立つことが目標です。そのためにも天気が少しでも味方してくれることを期待しています。というのも、もしそうでなかったとしたら、ここは非常に難しいコースになってしまうからです。COTAではウエットでもいい走りができたので、ル・マンでどうなるか興味もありますが...」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「スペインGPのあと、フランスでの活躍を目標に忙しく作業に取り組んできました。ヘレス・テストのなかでいくつか細かい改良を行っており、それがここル・マンでも機能するかどうかを確認することが課題のひとつです。ヤマハのマシンと相性の良いコースであることはこれまでの成績が証明してくれているので、今年も全力を尽くしてフル・ポテンシャルを引き出し、最高のポジションを目指したいと思います。マーベリックもバレンティーノも好調を維持しています。ウイーク中のすべてのセッションで力を発揮し、トップ争いを展開してくれると信じています」

PETRONAS Yamaha Sepang Racing Team
F・モルビデリ選手談

「非常に良い状態でル・マンを迎えることができます。前回のヘレスではいい走りができましたし、そのあとの月曜日に行われたテストでさらにマシンが改良され、ここから数戦にわたって助けになるであろう改善策を見つけることができました。ル・マンとヘレスは特徴が異なるので、状況を見ながら引き続き作業に取り組むつもりです。ここまで4戦を終えて、トップ・サテライトを競い合うなど、おおよそ希望通りのポジションに来ていると思います。でも今はもっと上を目指したい気持ちになっているのです。スペインGPのあと、表彰台獲得の夢が、より現実的なものになったと感じています。課題はいろいろありますが、ひとつひとつに取り組みながら前進を目指します」

F・クアルタラロ選手談

「スペインGPは残念な結果ではありましたが、それ以上に多くの成果を記憶に残すことができました。ポールポジションを獲得し、表彰台を競い合い、翌月曜日のマシン・テストでは今後のためにいろいろなことを試しながらも最速タイムを記録したのです。このように好調な状態を維持したままフランスGPを迎えられることをうれしく思います。ル・マンには大勢のファンが来てくれるはずで、私にとっては彼らの存在が大きなモチベーションになるでしょう。同時にストレスやプレッシャーもあると思いますが、やはり、ファンに支えられながらレースができるのは素晴らしいことに違いありません。Yamaha YZR-M1はル・マンで何度も活躍していますから、このコースに合っているのだと思います。私も好成績獲得を目指すために、いつものようにベストを尽くします。とても楽しみです」

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