ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.05 5月18日 フランス
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第5戦フランスGP
■開催日:2008年5月18日(日)決勝結果
■開催地:フランス/ルマン(4.185km)
■観客数:74,000人
■周回数:28周(117.18km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:26度
■PP:D・ペドロサ(ホンダ/1分32秒647)
■FL:V・ロッシ(ヤマハ/1分34秒215)
REPORT
ヤマハ勢表彰台独占!
【速報】
8周目にトップにたったロッシがその後リードを広げ独走し今季2勝目を飾った。2位にロレンソ、3位にエドワーズが入りヤマハが表彰台を独占した。GP最高峰でのヤマハ表彰台独占は2001年のドイツGP以来。
レースはストーナー(ドゥカティ)の好スタートで開始、ペドロサ(ホンダ)、エドワーズ、ヘイデン(ホンダ)、ロッシが続く展開。ロッシは間もなくストーナーに追いつき、ふたりで抜き差しを繰りかえす。8周目、トップを奪ったロッシはその後少しずつリードを広げる。11周目には34秒215の最速タイムで後続を引き離し2位グループに約2秒の差をつける。2位グループはペドロサ、ストーナー、エドワーズ、バーミューレン(スズキ)で進行。
レースも3分の2を終了した頃、一時雨が降り出してスローダウンを強いられたが、すぐに天気は回復。マシン交換の必要もなくそのまま走り続け、ロッシは真っ先にゴールし歴代2位タイとなるGP通算90勝目を飾った。チェッカー後のスローダウン走行では通算90勝のタイ記録をもつA・ニエトが合流、ロッシを後ろに乗せて1周した。
一方、中盤から着々と順を上げてきたのがロレンソだった。序盤11番手だったロレンソは、8周目ヘイデンら3人を抜いてい6番手に上がると、15周目にバーミューレンをパスして2位グループに仲間入りし、ペドロサ、ストーナー、エドワーズのすぐ後を走る。そして20周目ロレンソはエドワーズを抜き4番手に。今度はストーナーとの駆け引きが注目されるが、次周ストーナーがトラブルで後退し順位をひとつ上げる。さらにこの周ロレンソはペドロサを抜き2番手に上がる驚異的な挽回。そのまま2位をキープし表彰台に登った。
テック3ヤマハ・チームのエドワーズはフロントロウからスタート。ストーナー、ペドロサを追ってトップグループに加わっていく。4周目にロッシに抜かれて4位に下がったあとは、15ラップにわたってストーナーとペドロサのテールにつけていき、そのなかで2番目に速いタイムを記録。20周目に1度5番手に順位を下げたが、前を行くストーナーがトラブルで後退し再び4位。さらに22周目にペドロサをパスし、22周目以降の7周はヤマハのワン・ツー・スリー走行となりチェッカー。エドワーズは今季初表彰台を獲得した。
チームメイトのトーズランドは3周目、9位走行中にドビツィオーゾと絡んで転倒、リタイヤとなった。
【レポート】
フィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシが、第5戦のルマンでGP自己通算90勝目を達成。優勝回数でA・ニエトと並び、G・アゴスチーニに続く2位の記録を打ち立てた。優勝決定後のスローダウン・ラップでは、ニエトが登場して後部座席にロッシを乗せて走るという劇的なシーンも見られた。またその他のヤマハ勢でも、ロッシのチームメイトのJ・ロレンソが怪我の痛みと闘いながら2位獲得、テック3ヤマハのC・エドワーズが3位に入り表彰台を独占した。
金曜日に行われたフリープラクティス第1セッションでロッシは、おもにマシン・セットアップに取り組みながら3番手のタイムを記録。午後からの第2セッションではタイヤを替えてマシンとのコンビネーションを探り、タイムの更新はならなかったものの、ドライ・コンディションで多くのデータを収集した。このデータを生かして、翌日の午前中は決勝用セッティングで好調な走りを見せ、順位も2位に浮上して午後から公式予選に臨んだ。
公式予選前半はセッティングをさらに煮詰めることと、ブリヂストン・タイヤの最終決定に集中。終盤になってから3本の予選タイヤを装着してタイムアタックを開始し、トップを狙って行ったが届かず、D・ペドロサ、エドワーズ、C・ストーナーに続く4位となった。
ロッシのチームメイト、ロレンソは、金曜日と土曜日に転倒するなど苦しんだが、予選ではロッシに続く5位獲得と健闘を見せた。1度目の転倒は金曜日午後のセッション終盤。フロントを滑らせたが幸いスピードが出ていなったため、負傷中の足首を空中に持ち上げて地面との接触を回避した。土曜日午前中に起きた2度目の転倒は激しいもので、担架で運ばれてチームスタッフを心配させることとなったが、検査の結果、怪我が悪化していないことがわかり、午後からの予選に出場することができた。
ロレンソはこの他にも2度のコースアウトを喫しており非常に厳しい状況だったが、ミシュラン・タイヤの性能をしっかりと使い切って5位を獲得した。
そして決勝。125ccクラスは雨で中断、250ccクラスはレイン・コンディションで行われたが、モトGPのスタートまでには天気が回復。気温20度、路面温度26度のドライ・コンディションでレースが行われた。
ロッシはまずまずのスタートでトップグループに続き、1周目を5番手で終了。その後は明らかに好調とわかる見事な走りで、N・ヘイデン、エドワーズ、ペドロサを抜いて2位に浮上。さらに前方のストーナーを徐々に追い詰め、8周目にはトップに立った。
プラクティスでのタイムが示す通り、とくにレース後半でペドロサが手強い存在となるため、ロッシはハイペースをキープして一気に引き離す作戦。そして11周目にはファステストラップとなる1分34秒215を記録して、アドバンテージを約2秒にまで拡大した。この頃までにペドロサはストーナーを抜いて2位に上がってきていたが、すでに遅く、再度追いつくことはなかった。
やがて分厚い雨雲がコース上に垂れこめ、小雨が降り出したため、16周目には白旗が提示されてマシン交換とウエットタイヤの使用が認められたが、ほとんどのライダーがそのまま続行。ロッシも不安定な路面をものともせず、さらにリードを広げていった。
一方のロレンソはウォームアップで11位に留まったことで怪我の調子が心配された。そしてスタートで出遅れて、同じく11位まで順位を下げると不吉な予感さえ漂い始めていた。しかし8周目になると、いつもの果敢な走りが復活。レース序盤で追い続けていたJ・ホプキンスをとらえると、続いてヘイデン、L・カピロッシを同じ周回でパス。
次のターゲットは2秒前方にいるC・バーミューレン。これを15周目にとらえて5位に上がり、いよいよ表彰台の可能性が見えてくる。追撃の手を緩めないロレンソは20周目にエドワーズを、21周目にペドロサを、またマシン・トラブルで後退したストーナーをパスしてついに2位まで浮上した。
トップを快走するロッシはすでに8秒以上のアドバンテージを築いていたが、ロレンソの猛チャージに反応して2秒もタイムを上げ、2006年以来の2戦連続優勝を確実にした。ロッシはこれでランキングトップに浮上。3ポイント差の2位タイでロレンソとペドロサが続いている。
ヤマハの7年ぶりの表彰台独占に貢献したエドワーズは、ランキング5位。エドワーズにとって今季初のこの表彰台は、テック3ヤマハ・チームにとっては2004年以来4年ぶりの快挙。チームのホームコースに詰めかけた75,000人の熱狂的ファンにとっても最高のプレゼントとなった。
エドワーズは予選4位からスタートしてストーナー、ペドロサを追っていく。4ラップ目にロッシに抜かれて4位に後退したあとは、15ラップをかけてストーナーとペドロサに近づいて行った。20ラップ目にはロレンソに先行を許し一時5位に後退したが、ストーナーがトラブルで遅れたため4位、さらに22ラップ目にはペドロサをパスして3位に浮上した。
エドワーズのチームメイト、J・トースランドは、9位走行中の3ラップ目、A・ドビツィオーゾと絡んで転倒し、リタイアした。好スタートから5位まで上がる健闘を見せていたが、徐々に後退して9位となっていた。
次戦は6月1日、ロッシのホームコースのムジェロで行われる。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | V・ロッシ | Fiat Yamaha Team | Yamaha | 44'30.799 |
2 | J・ロレンソ | Fiat Yamaha Team | Yamaha | 4.997 |
3 | C・エドワーズ | Tech3 Yamaha Team | Yamaha | 6.805 |
4 | D・ペドロサ | Repsol Honda Team | Honda | 10.157 |
5 | C・バーミューレン | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 21.762 |
6 | A・ドビツィオーゾ | JiR Team Scot MotoGP | Honda | 22.395 |
7 | L・カピロッシ | Rizla Suzuki MotoGP | Suzuki | 27.806 |
8 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | Honda | 27.995 |
9 | R・ド・ピュニエ | LCR Honda MotoGP | Honda | 29.344 |
10 | 中野真矢 | San Carlo Honda Gresini | Honda | 30.822 |
11 | T・エリアス | Alice Team | Ducati | 35.154 |
12 | A・デ・アンジェリス | San Carlo Honda Gresini | Honda | 36.216 |
13 | S・ギュントーリ | Alice Team | Ducati | 52.038 |
14 | A・ウエスト | Kawasaki Racing Team | Kawasaki | +1'29.307 |
15 | M・メランドリ | Ducati Marlboro Team | Ducati | +1 lap |
LAP CHART
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | V・ロッシ | Yamaha | 97 |
2 | J・ロレンソ | Yamaha | 94 |
3 | D・ペドロサ | Honda | 94 |
4 | C・スト―ナー | Ducati | 56 |
5 | C・エドワーズ | Yamaha | 47 |
6 | L・カピロッシ | Suzuki | 42 |
9 | J・トーズランド | Yamaha | 33 |
CONSTRUCTORS RANKING
順位 | コンストラクター | ポイント |
---|---|---|
1 | Yamaha | 115 |
2 | Honda | 94 |
3 | Ducati | 61 |
4 | Suzuki | 45 |
5 | Kawasaki | 28 |
COMMENT
V・ロッシ選手談(優勝)
「このような形で90勝目を挙げ、ニエトの記録に並べたことは、僕にとっては夢のようなこと。彼が特製レザースーツを着て待っていてくれたからすごいプレッシャーで、どうしても勝たなければならなかったんだ。彼のライディングは健在で、少し練習したらすぐに、僕らと同じように速く走れるようになるだろう!
正直なところ、今日はここまで速く走れるとは思っていなかった。でもジェレミーらスタッフと話し合って、今朝のウォームアップで少しモディファイを行った。その結果、決勝ではYZR-M1+ブリヂストンが終始素晴らしい働きをしてくれたんだ。雨が降り出したときには‘まずい!'と思ったけれど、とにかく落ち着いて、優しく走るように心がけた。リズムがとても良くてマシン交換はしたくなかったので、すぐに止んでくれて本当に良かった。今日はヤマハの3台が表彰台独占という大活躍。とくにあの状態でしっかり走りきり、2位を獲得したロレンソの頑張りを讃えたい。チームのみんなに感謝。ヤマハはこの3ヵ月で素晴らしい仕事をしてくれた。ピットの中の雰囲気もとても良く、今日は思う存分レースを楽しむことができた。このあとはまたテストを行い、ムジェロに向けてさらにマシンを作り込みたい」
D・ブリビオ、フィアット・ヤマハ・チーム監督
「ヤマハにとって、バレンティーノにとって最高の1日になった。バレンティーノは前回の中国よりもさらに強くなっていて、ランキングでもトップに上がることができた。チーム、エンジニア、ブリヂストンのスタッフが一丸となって全力を尽くした結果だ。この調子を、これから始まる忙しい期間ずっと維持できるようにしたい。次のムジェロは我々にとって非常に大事なレースになる。ここでテストをしっかりとやって、また優勝を狙えるように態勢を整えたい」
J・ロレンソ選手談(2位)
「まずトップ3を独占したヤマハに祝福を贈りたい! これでヤマハのマシンの強さをアピールすることができた。今回僕は、予選で何度も転倒して怪我の痛みもあったので、今ここにこうしていることが信じられないくらい! 夕べはずっと、今日の決勝のことばかり心配していたんだ。だって相当厳しい戦いになると思っていたからね。ウォームアップは11位だったから、決勝で6位や7位に入れればすでに夢が叶ったようなものだったんだ。それでも全力で挑んでいかなければならないことはわかっていた。
そしてグリッドでひとりのメカニックが、ライバルたちはポルトガルのときと同じメンバーだっていうことを思い出させてくれたんだ。これを聞いたら俄然、やる気になった。スタートは少し問題があったが、しばらくするとリズムが出てきて、どんどん追い上げていくことができた。おそらく、人生のなかで初めて雨が味方になってくれたんじゃないかな、というのも、みんながしばらくペースを落としたからね。それにしても2位というのは信じられないことで、今は本当に幸せな気分。このあとは怪我を治すことに専念し、次のムジェロでベストの状態に戻れるようにコンディションを整えていきたい」
D・ロマニョーリ、フィアット・ヤマハ・チーム監督
「ホルヘはまたしても素晴らしい仕事をしてくれた。今回の2位は、ヤマハにとってもチームにとっても非常に重要なものとなった。予選で2回も転倒があったので、チームとしての作業は難航したが、そうしたなかでもベストを尽くしてでき得る限りのところまでセッティングをもっていった。ミシュランが用意してくれたタイヤもよく機能した。協力してくれた全員に感謝している。このあとは少し休養をとり、とくにホルヘにはできる限りリラックスして過ごしてもらいたい。そして10日後には万全の状態で戻ってきて欲しい」
C・エドワーズ選手談(3位)
「今週はずっと調子が良かったから、正直決勝日は僕のための1日になると思っていたんだ。フリー走行でもウォームアップでも最速だったし予選は2位。だから期待は高く初優勝を狙えると思っていたんだ。それでも3位に終わった。それだけタフなレースだったというわけだ。
いいスタートはできたが、すぐにストーナーとペドロサに抜かれた。彼らは本当に速く、捉えるのはほとんど不可能。彼らがミスでもしない限りはまったく近づくことができない状況だった。自分のタイムを見れば、まだまだ行けることがわかっていたので、何とか彼らの前へ出たかったのだが・・・。とくに彼らは立ち上がりの加速がよく、そこで仕掛けるのはリスクが高すぎた。つまらないミスはしたくなかったんだ。
そのうちバレンティーノが、まるでカウボーイが銃を撃ちながら向かってくるように追いついてきた。これもとても止められないことはすぐにわかった。その後、ストーナーがトラブルで遅れたので僕がひとつ上がり、さらにペドロサが、雨を心配して1コーナーでちょっとマシンをチェックする間に彼をパス、これで3位に上がった。雨はそんなにひどくなくて、ラップタイムもあまり変わらなかったね。
チームのためにどうしても表彰台が欲しかったし、それを支えてくれた彼らに心からお礼を言いたい。ホームコースで実現することができ、これ以上の喜びはない。またヤマハの1-2-3フィニッシュもとても嬉しい。僕のマシンは、ミシュラン製タイヤとともに素晴らしい走りを見せてくれたので、次回はさらに勝利に近づきたい」
J・トーズランド選手談(リタイヤ)
「小さなミスで、僕だけでなくチームのみんなの努力まで無駄にしてしまって悔しい。スーパーバイクみたいに第2レースがあれば良かったのに! スタートはとても上手くいったので、攻め続けてトップグループについていきたかったのだが、ホプキンスが仕掛けてきたときに、順位を下げてしまった。そのあとドビツィオーゾが第4コーナーでミスをしてはらんだので、僕はインに入ろうとしたが、彼がまた戻ってきて僕のフロントに接触。これはレースで起こるアクシデントに過ぎないが、好調だっただけに非常に悔しかった。でも気持ちはすでに次のムジェロに向かっている。あのコースは少し走ったことがあって、全くの未知ではないので心強い」
H・ポンシャラル、テック3・ヤマハ・チーム監督
「テック3チームにとってもヤマハにとっても最高の1週間になった。我々としては本当に久しぶりの表彰台で、その感覚さえほとんど忘れていたほど。コーリンの仕事ぶりは素晴らしく、彼には心からのお礼を言いたい。昨日の予選ではポールポジション獲得にあと一歩と迫っていたし、開幕以来ずっと予選での好調ぶりには目を見張るほどだ。それでも決勝が厳しい戦いになることはわかっていたし、これだけ多くの手強いライバルがいるなかでの3位獲得は大変なことだ。コーリンは最後まで諦めず、そして繊細かつ速いレースを走り抜いてこの結果をもぎ取ったのだ。
ヤマハにとっても特別な日になった。ヤマハのスタッフたちは、苦しかった2007年のあと、冬の間に莫大な量の仕事をこなしてきたのだ。その結果として、こうして表彰台を独占したことは本当に素晴らしい。
その一方でジェームスが転倒してしまったのは残念で、100%ハッピーというわけにはいかなかった。シーズンのなかでは、当然こうしたいろいろな厳しい状況があるものだ。でも今回の彼も予選までは非常に好調で、決勝も見事なスタートを切って、そしてバトルの中心で頑張っていた。転倒がなければ6位くらいには入れたと確信している。彼は真のチャンピオンだから、決して諦めることはない」
中島雅彦フィアット・ヤマハ・チーム総監督
「フランスのルマンは高速コーナーと180度ターンが連続したブレーキングスタビリティと旋回性が要求される中低速のコースです。24時間耐久レースでその一部が使われることで有名な所ですが、この時期は毎年不安定な読めない天候に悩まされます。今年も例外なく雲が多い天気で、突然の雨と路面温度の変化に翻弄されることになり、レース当日は雨雲が断続的にサーキット上空を通過する予断を許さない状況となりました。レースが後半に入った所で小雨が振り出し、一瞬騒然となりますが、他車がラップタイム落とす中、ロッシ、ロレンソ、エドワーズ選手の3台が1-2-3体制を築き、2001年のドイツGP以来表彰台独占の快挙を達成することが出来ました。
残念ながらトーズランド選手は激しいポジション争いの中、他車との接触により転倒リタイヤとなりましたが、ルマンはヤマハにとって相性の良いサーキットと言われながら過去2年間は辛酸をなめさせられた経緯もあり、2年分の雪辱を果たすことが出来てスタッフ一同喜びもひとしおでした。この結果に驕る事なく、チャンピオンシップ奪還に向け更なる努力を続けていきます。皆様のご声援を宜しくお願い致します」