ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.16 10月23日 トルコ
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第16戦トルコGP
■開催日:2005年10月21日(金)フリー、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:トルコ/イスタンブール
CIRCUIT DATA
■開設:2005年
■コース長:5.378km
REPORT
V・ロッシ選手談 ー “新たな土地へ”
「オーストラリアから帰ってきたばかりだから、みんなとても疲れてしまっているんだけれど、行ったことのない国へ行けるのはわくわくするし、初めてのサーキットにも興味がある。F1のテレビでこのコースを見たことがある。楽しそうなコースに見えたけれど、金曜日の朝、実際に走ってみるまでは何とも言えないね。出場者全員にとって新たなチャレンジだから、誰もが上位にくる可能性を持っているということ。どうなるか楽しみ。
フィリップアイランドのレースはすごく満足できた。というのも、シーズン前のテストがうまくいっていなかったのに、今回は素早くセッティングが整ったからだ。次のトルコGPでもできるだけ早くセッティングを詰めることが重要になってくるので、これは良い傾向だと思っている。カピロッシの欠場は非常に残念。彼は友達であり素晴らしいライバルだからね。フィリップアイランドももし走っていれば、もっと激しいバトルになっただろう。バレンシアには戻ってきてくれることを望んでいる」
C・エドワーズ選手談 ー “ランキング2位を狙って”
「フィリップアイランドは初日から問題があり残念な結果。土曜日にはその多くを解決することができたが、依然として表彰台を狙うところまでは行けなかった。イスタンブールではすべてが順調に運ぶことを願うばかり。このマシンでの初シーズン。それでもいくつかのサーキットでは素早くセッティングを完成させることができた。このことは大いに自信になっているんだ。ランキングではまだ2位獲得の可能性が残っている。N・ヘイデン、M・メランドリ、M・ビアッジが競い合っているわけだが、僕も依然としてその候補のなかに入っていて、しかもポイント差はほんのわずかだ。残りは2戦。ランキング2位が現実的な目標だというのはうれしいこと。チームにとっても名誉なことだと思う」