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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.15 10月16日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第15戦オーストラリアGP
■開催日:2005年10月15日(土)予選結果
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド(1周4.448km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:17度 ■路面温度:23度
■PP:N・ヘイデン(ホンダ/1分29秒337)

REPORT

ゴロワーズ・ヤマハの二人はトップ5スタート

ゴロワーズ・ヤマハ・チームのV・ロッシとC・エドワーズは、ともに昨年までのポール記録を上回るタイムを記録。ロッシは2年前に自らが記録したラップレコードをコンマ6秒更新して予選2位を獲得。エドワーズは前日までのタイムを約2秒も縮めて予選5位につけた。

セッションの大部分でC・チェカ(ドゥカティ)とトップ争いを展開したロッシ。最後の数分間でポールポジション獲得をかけたタイムアタックを行ったが、そのラップで他車にふさがれてしまい断念。一旦ピットに戻ってタイヤを履き替え、再度アタックしたが、タイム更新はならず2位に留まった。ポールポジションはN・ヘイデン(ホンダ)。エドワーズは周回を重ねるごとに調子を上げ、自己最高記録で5位となった。

フォルトゥナ・ヤマハ・チームのT・エリアスとR・チャウスはそれぞれ予選7位と15位。エリアスは左手首を負傷する前の、本来の調子をようやく取り戻した様子。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 N・ヘイデン Repsol Honda Team Honda 1'29.337
2 V・ロッシ Gauloises Yamaha Team Yamaha 1'29.443
3 S・ジベルナウ Movistar Honda MotoGP Honda 1'29.729
4 C・チェカ Ducati Marlboro Team Ducati 1'29.775
5 C・エドワーズ Gauloises Yamaha Team Yamaha 1'29.943
6 M・ビアッジ RepsolHonda Team Honda 1'30.070
7 T・エリアス Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'30.094
8 M・メランドリ Movistar Honda MotoGP Honda 1'30.322
9 玉田 誠 Konica Minolta Honda Honda 1'30.624
10 中野 真矢 Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'30.628
11 J・ホプキンス Team Suzuki MotoGP Suzuki 1'30.667
12 A・バロス Camel Honda Honda 1'30.757
13 O・ジャック Kawasaki Racing Team Kawasaki 1'31.079
14 C・バーミューレン Camel Honda Honda 1'31.654
15 R・チャウス Fortuna Yamaha Team Yamaha 1'31.728
16 R・ロルフォ D’Antin MotoGP Pramac Ducati 1'33.495
17 J・エリソン Blata WCM Blata 1'33.673

COMMENT

V・ロッシ選手談(予選2位/1分29秒443)

「チームが全力で頑張ってくれたおかげでマシンは絶好調。だからポール獲得の自信があったんだ。ところが最高のチャンスのときに最終コーナーでふさがれた。抜こうとしたが抜けなかったので、その周回はあきらめ、タイヤを履き替えてもう一度アタックすることにしたんだ。ベストを尽くしたしタイムも良かったが、ニッキーはもっと速かった。でもマシンがとてもうまく仕上がっているし、フロントローにつけたのだから悪くない。明日は、とくにタイヤに関して厳しい戦いになるだろう。好天が続くことを祈る」

C・エドワーズ選手談(予選5位/1分29秒943)

「金曜日のことを考えれば今日の結果は素晴らしいと言ってもいいだろう。きのうの時点では大変なことになってしまいそうだったけれど、でも今は明日が楽しみになってきた。皆が頑張ってくれて問題の大部分が解決した。まだ課題は残っているが、明日のウォームアップで今日と同じように前進できれば、決勝は必ずうまくいくだろう。今回のレースは僕にとって非常に大切なもの。家族や友人、ファンのみんなに素晴らしいショーをお見せしたいと思っている」

D・ブリビオ、ゴロワーズ・ヤマハ・チーム監督談

「コースがとても混んでいた感じがする。誰もがバレンティーノについていきたいと思っているから、彼の周りではそうなるのだろう。ファステストラップを狙って走っていたときに履いていたタイヤがおそらくベストだったが、チャウスに前をふさがれてしまってあきらめざるを得なかった。ポールポジションは逃したが、強さを見せつけることができたし、決勝ペースでの走りも素晴らしい状態だ。一方、コーリンも昨日までとは全く違いいい走りができた。我々はすでにライダーとチームのチャンピオンを獲得しているので、メーカータイトルも揃えたい」

T・エリアス選手談(予選7位/1分30秒094)

「満足している。いい仕事ができたからね。あとは決勝に集中するだけだ。このところ、特に序盤のフルタンクのときに厳しい戦いが続いていたが、これが解決できたと思うので、明日が楽しみ。これまでで最高の予選順位にとても喜んでいる。決勝では好スタートを決め、第2グループに食い込みたい。トップグループはまだ遠い感じだからね」

R・チャウス選手談(予選15位/1分31秒728)

「調子は悪くないし少しずつ前進している。明日は全力を尽くしできるだけ多くのポイント、少しでも上のポジションを狙う」

H・ポンシャラル、フォルトゥナ・ヤマハ・チーム監督談

「今のところはうまくいっている。ライダーは二人とも好調だ。天候にも恵まれたし、風も強くない。これはフィリップアイランドではとても珍しいことだ。トニはとくに素晴らしかった。7位、3列目は今季最高のポジションだ。またルーベンの働きにも感謝している。ウイークを通じて本当にがんばってくれたんだ。前のライダーとの距離も縮まってきたので、明日は集団に入ってバトルを見せてほしいと思っている」

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