ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。
Rd.14 10月1日 カタール
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第14戦カタールGP
■開催日:2005年9月30日(金)予選結果
■開催地:カタール/ロサイル(1周5.380km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:34度 ■路面温度:48度
■PP:L・カピロッシ(ドゥカティ/1分56秒917)
REPORT
ロッシ3位、エドワーズ4位から勝利を目指す
ゴロワーズ・ヤマハ・チームのV・ロッシとC・エドワーズは、それぞれ予選3位と4位。ロッシにとっては5レースぶりのフロントロウ。ポールポジションはL・カピロッシ(ドゥカティ)。エドワーズはロッシに0.087秒差の4位でシーズン第4戦フランスGPでの2位に続く好位置を獲得した。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | L・カピロッシ | Ducati Marlboro Team | Ducati | 1'56.917 |
2 | S・ジベルナウ | Movistar Honda MotoGP | Honda | 1'56.994 |
3 | V・ロッシ | Gauloises Yamaha Team | Yamaha | 1'57.360 |
4 | C・エドワーズ | Gauloises Yamaha Team | Yamaha | 1'57.447 |
5 | M・メランドリ | Movistar Honda MotoGP | Honda | 1'57.468 |
6 | C・チェカ | Ducati Marlboro Team | Ducati | 1'57.481 |
7 | 中野 真矢 | Kawasaki Racing Team | Kawasaki | 1'57.697 |
8 | N・ヘイデン | Repsol Honda Team | Honda | 1'57.872 |
9 | T・エリアス | Fortuna Yamaha Team | Yamaha | 1'57.902 |
10 | 玉田 誠 | Konica Minolta Honda | Honda | 1'58.317 |
11 | K・ロバーツ | Team Suzuki MotoGP | Suzuki | 1'58.329 |
12 | J・ホプキンス | Team Suzuki MotoGP | Suzuki | 1'58.527 |
13 | M・ビアッジ | RepsolHonda Team | Honda | 1'58.622 |
14 | A・バロス | Camel Honda | Honda | 1'59.084 |
15 | R・ロルフォ | D’Antin MotoGP Pramac | Ducati | 1'59.392 |
16 | R・チャウス | Fortuna Yamaha Team | Yamaha | 1'59.482 |
17 | S・バーン | Camel Honda | Honda | 2'00.097 |
18 | J・エリソン | Blata WCM | Blata | 2'00.909 |
19 | F・バッタイーニ | Blata WCM | Blata | 2'01.678 |
COMMENT
V・ロッシ選手談(予選3位/1分57秒360)
「100%の状態ではないが、フロントロウが取れたのでOK。グリップは去年よりずっと良くなっていて、ほとんど普通のコースと変わりない。これなら限界までプッシュすることができるので、明日は楽しいショーをお見せできると思う。バイクもこのところの数戦に比べてかなり改善された。フロント、リアともにグリップが得られるようになっている。あともう少し細かい調整が必要だけどね。チャンピオンがもう決まっているので、プレッシャーを感じることなく走ることができるけど、いつも勝ちたい気持ちに変わりはないから明日も頑張るよ」
C・エドワーズ選手談(予選4位/1分57秒447)
「すべて順調! どうすれば良くなるかはっきり見えていて、ただその通りにすればいいだけ、という感じなんだ。このところグリップの問題に悩まされてきたが、今回はそれもないのでとても楽しいよ! 午前中にレースタイヤの選択を含めすべてをやり終えていたので、午後はタイムアタックに専念した。レースタイヤを履いたのは最初の5周くらいで、あとはずっと予選タイヤでアタックしたよ。今回は勝利を狙っていく。チームのみんながとても頑張ってくれているので、その恩返しがしたいからね」
D・ブリビオ、ゴロワーズ・ヤマハ.チーム監督談
「二人がともに上位を獲得し、ようやく通常の状態に戻った感じ。もてぎ、セパンと苦労したが、ここではすべてがうまくいっている。セッティングは初めから問題なかったのでタイヤテストに時間を割くことができて、レースの準備が整った。それでもバレンティーノはまだパーフェクトの状態ではないと思うが、フロントロウが取れたので、コーリンともども上位争いを見せてくれるだろう」
T・エリアス選手談(予選9位/1分57秒902)
「きのうの2位を維持したかったのに、残念だ。いつものことだけれど、予選タイヤを履いたときにあまりうまくいかないんだ。明日の作戦は、とにかくスタートを成功させること。マレーシアの失敗を取り返すためにも、僕より前にいる8人とバトルをして好成績を狙うよ」
R・チャウス選手談(予選16位/1分59秒482)
「去年はここで好タイムを出したのだが、今回はかなり厳しかった。でもこの二日で大きな前進はないものの少しずつ良くなってきてはいる。正しい方向に進んでいるという実感はあるんだ。明日のウォームアップでベストセッティングを見つけたい」