全日本ロードレース選手権
ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本ロードレース選手権に関する情報をお届けします。
Rd.02 4月25-26日 SUGO・宮城
RACE DATA
■大会名称:全日本ロードレース選手権 第2戦スーパーバイクレース in SUGO
■開催日:2026年4月25日(土)・26日(日)
■会場:スポーツランドSUGO(3,621km)
■観客数:25日:3,600人/26日:4,900人
■開催日:2026年4月25日(土)
JSB1000 レース1
■周回数:18周 ■天候:晴れ ■コース: ドライ
■PP:水野 涼(1分25秒336/ドゥカティ)
■FL:中須賀 克行(1分25秒674/ヤマハ)
ST600 レース1
■周回数:16周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:長尾 健吾(1分29秒390/ヤマハ)
■FL:高橋 匠(1分29秒449/ヤマハ)
■開催日:2026年4月26日(日)
JSB1000 レース2
■周回数:22周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:水野 涼(1分25秒575/ドゥカティ)
■FL:水野 涼(1分25秒465/ドゥカティ)
ST1000
■周回数:18周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:國峰 啄磨(1分27秒300/ホンダ)
■FL:羽田 太河(1分27秒743/ホンダ)
ST600 レース2
■周回数:20周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■PP:伊達 悠太(1分29秒592/ホンダ)
■FL:長尾 健吾(1分29秒957/ヤマハ)
REPORT
JSB1000 レース1
レース中に予選タイムに匹敵する最速タイムを記録!!
中須賀が緊迫のトップ争いの後に単独2位でゴール
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行が、レース中に予選タイムに匹敵する1分25秒674のファステストラップを記録してトップの水野涼(ドゥカティ)を追い詰めるが、結果、単独の2位でチェッカー。中須賀は今シーズンの開幕戦もてぎではオープニングラップで転倒していただけに、しっかりと走り切って2位。この後のレース2に向けて手応えを掴むレース内容となった。
4月25日(土)に行われた予選で1分25秒573を記録して2番手タイムとなった中須賀。その当日の午後のレース1では好スタートを切るが、第1コーナーまでのポジション争いで長島哲太(ホンダ)に先行されて2番手に。
レースはすぐに長島、中須賀、野左根航汰(ホンダ)、水野の4人が後続を引き離してトップグループを形成し、4周目に中須賀は水野に先行を許し3番手とするが、距離を広げられることなく背後をピタリとマークする。そして5周目に水野が長島をパスしてトップに立つと、すぐに中須賀も反応して水野選手に続いた。
この後、水野と中須賀は長島、野左根を引き離してマッチレースを展開。7周目に中須賀は1分25秒726のファステストラップを記録し、さらにレース中盤の11周目には自身のファステストラップを更新する1分25秒674をマークしてトップの水野を追い詰めて行く。しかし、「ギアがニュートラルに入ってしまいペースを乱した」とレース後にその原因を語ったが、12周目のラップタイムは1分27秒249に落ちてしまい、トップの水野とのタイム差は、0.282秒から1.392秒に広がってしまった。
18周のレースを終え、中須賀は単独2位でチェッカー。しかしレース終盤ではトップ水野と同等のラップタイムで周回を続けており、翌日のレース2に向けて手応えを掴むレース内容となった。
JSB1000 レース2
ファステストラップを連発した中須賀克行
トップに届かぬも、2レース連続で2位
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀が、前日のレース1に続いてレース2でも好走し、2位表彰台に立った。レース1よりも4周長い22周レースを走り切った中須賀は、開口一番、「勝てなかったのは悔しいけれど、本当に全力を出し切った」と語った。
オープニングラップでの激しいポジション争いから、中須賀は長島哲太(ホンダ)に次ぐ2番手で1周目を終えた。
その後、4周目に中須賀は水野涼(ホンダ)に先行を許し3番手に。その水野は5周目に長島をパスしてトップに立つが、シケインで長島が水野をかわすと、同時に中須賀も水野を抜いて2番手に浮上する。
8周目には再び水野がトップに立ち、10周目には中須賀が長島を抜いて2番手に上がる。その10周目に、トップ水野がファステストラップを記録すると、翌11周目には中須賀がファステストラップを更新。さらに中須賀は13周目にもファステストラップを記録してトップ水野を追い詰めて行った。
しかし、18周目に水野がファステストラップを記録すると、中須賀の追撃もこここまで。中須賀選手はレース1に水野に次ぐ2位でチェッカーを受けたが、開幕戦ののポイントを挽回する2戦連続での表彰台を獲得。次回の5月30-31日に大分県のオートポリスで開催される地元九州での第3戦に臨む。
ST1000
井手翔太が9番手から激しい追い上げで4位入賞
4月24日(金)の走行でトラブルがあり、25日(土)の公式予選では9番手となった「AKENO SPEED RC KOSHIEN」の井手翔太。
26日(日)に行われた18周の決勝レースではオープニングラップで6番手までポジションを上げるが、周回が進むと羽田太河と國峰啄磨(共にホンダ)のトップ2、荒川晃大と亀井雄大(共にホンダ)の3位争い、そして井手は、村瀬健琉(スズキ)、名越哲平(ホンダ)、和田留佳(アプリリア)、彌榮郡(カワサキ)らと5位争いを展開する。
一時、9番手にまでポジションを下げた井手だったが、その後、着実にポジションを回復。13周目のシケインでは名越をパスすると5位グループのトップに立った。
その後、最終ラップの馬の背コーナーで3位争いをしていた亀井が転倒。これで井手はポジションをアップし4位でチェッカーを受けた。
JSB1000 RESULT Race.1
JSB1000 RESULT Race.2
ST1000 RESULT Race.1
ST600 RESULT Race.1
ST600 RESULT Race.2
JSB1000 RIDERS RANKING
ST1000 RIDERS RANKING
ST600 RIDERS RANKING
COMMENT
JSB1000 レース1
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行選手(2位)
「開幕戦のもてぎ大会ではオープニングラップで転倒しているので、今大会はレースをしっかりと走り切ること、そしていいレース内容にすることを心がけました。ただ、レース中ギアがニュートラルに入ってしまい、トップ争いの中で水野選手との距離が広がったのは、このためです。それでも今大会での水野選手は完璧だったので、明日はもっとプレッシャーをかけていきたいし、自分もしっかりと粘って優勝を目指します」
吉川和多留監督
「今日は、路面温度は上がっていましたが、冷たい強風によってタイヤのグリップのフィーリングが刻々と変わるという難しい環境でした。そしてレース中にギアがニュートラルに入るということもありましたが、しっかりと走り切って、優勝こそできませんでしたが2位表彰台に立てたので、中須賀選手もチームスタッフも、ここから巻き返すという手応えを掴めたと思います。今日のレースで得られたデータを解析して、明日のレースでは改めて勝負できるマシンに仕上げて中須賀選手を送り出します」
JSB1000 レース2
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
中須賀克行選手(2位)
「今日のレースは、本当に全力を出し切りました。レース序盤から、ビッグバイクのJSB1000ではあり得ないような激しいバトルが続き、冷静さを保つのが難しいほどでした。そしてレース2でも水野選手の速さを警戒していて、レース1のような楽なレースはさせないと常に射程内に捉えてプッシュしましたが、今回の水野選手は本当に速かったですね。ただ、このまま独走させるわけにはいかないので、しっかりと準備を進めて、次戦以降で優勝できるように頑張ります。応援、ありがとうございました」
吉川和多留監督
「短い時間ではありましたが、レース1でのデータを基に詰められるところは詰めて、レース2に臨みました。コンデイションは前日よりも暖かくなって、周回数も4周増え、中須賀選手自身、レース中に色々なことに対応しながらのレースで、彼の持つ引き出しもフル稼働させていました。ただ、今回は、中須賀選手が言うように水野選手が速く、ミスもありませんでした。間違いなく強敵ですが、今大会の2レースでは、開幕戦を転倒で終えたという現実を吹っ切るのに十分な内容で、我々も改めて集中して、優勝を目指して邁進します。応援していただているファンの皆さま、スポンサーの皆さまには、優勝のご報告ができずに残念ですが、これからもチーム一丸で戦いますので、引き続き応援をお願いします」


















