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全日本ロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本ロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.01 8月9-10日 SUGO

RACE DATA

■大会名称: 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦 
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2020年8月9日(日)・10日(月・祝)
■会場:スポーツランドSUGO(3.7375km)

JSB1000 レース1
■周回数:25周 ■天候:曇り ■コース:ウェット 
■気温:25.0度 ■観客:3,500人
■PP:野左根 航汰(1分36秒032/ヤマハ)
■FL:野左根 航汰(1分36秒304)

JSB1000 レース2
■周回数:24周 ■天候:晴れ ■コース:ドライ 
■気温:34.0度 ■観客:4,800人
■PP:野左根 航汰(1分36秒273/ヤマハ)
■FL:野左根 航汰(1分27秒836)

REPORT

新型コロナウィルスの影響で開幕が大幅に遅れた2020年全日本ロードレースだが、8月9日-10日にスポーツランドSUGOで新シリーズがスタートした。JSB1000クラスでは、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰選手が、8月9日に行われたレース1と、10日のレース2ともにポールトゥウインで2連勝を飾った。

野左根が開幕戦レース1で独走優勝!! 中須賀克行は転倒リタイア

ウエット路面の予選でトップタイムを記録してポールポジションを獲得したのが、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの野左根航汰。野左根はセカンドベストでもトップタイムで、レース1、レース2ともにポールポジションとなった。また、チームメイトで今季10度目のJSB1000クラスチャンピオンを目指す中須賀克行はレース1、レース2ともにセカンドポジョン。YAMALUBE RACING TEAMの前田恵助はレース1で3番グリッド、レース2では4番グリッドとなったことから、レース1ではYAMAHAがフロントローを独占した。

8月9日の予選を終え、同日にレース1がスタート。レース序盤、野左根と中須賀が激しいポジション争いを展開したが、中須賀が2周目の第2コーナー立ち上がりでハイサイド転倒してしまい、そのままリタイアとなってしまう。

トップの野左根は2周目を終えた段階で2位以下に1秒590の差をつけ、その後も攻めの姿勢を崩すことなくペースアップ。5周目にはこのレースのベストラップとなる1分36秒304を記録するなど、後続を引き離して独走。レースでは転倒者が続出したこともあり、野左根と同一ラップだったのはわずか4台だった。また、前田は13周目のハイポイントコーナーで転倒してしまい、リタイアとなった。

野左根がレース1に続いてレース2でも圧勝!!
中須賀は怪我のためにレースをキャンセル

2020年の全日本ロードレース選手権シリーズ開幕戦スポーツランドSUGO。雨のレース1で優勝したYAMAHA FACTORY RACING TEAM野左根航汰が、真夏の太陽が照りつけるレース2でもポールポジションから独走優勝を決めた。また、レース1で転倒して右肩を痛めた中須賀克行は、レース2をキャンセルした。

ウエットコンディションで行われた8月9日(日)のレース1とは正反対に、気温が一気に34度にまで上昇した10日(月・祝)のレース2。当初、レース周は25周だったが、サイティングラップでコース上にオイルが出ていることが判明してスタートディレイ。オイル処理後、改めて24周でレースが争われることになった。

好スタートを切ったのは清成龍一(ホンダ)で、野左根は2番手で第1コーナーをクリア。その後、野左根は2番手をキープしながら、翌2周目の馬の背コーナーでトップに立つ。そして野左根はラップタイムを1分27秒台から28秒台前半に上げると、6周目には2番手以降に2秒、8周目には3秒、10周目には4秒と着実にその差を広げると、レース1と同様に独走優勝を決めた。

また、4番手グリッドから好スタートを切ったYAMALUBE RACING TEAMの前田恵助だったが、レース序盤でシフターの動きが渋くなりタイムを上げられず、11位でゴールとなった。

JSB1000 RESULT Race.1

JSB1000 RESULT Race.2

ST1000 RESULT Race.1

ST600 RESULT Race.1

JSB1000 RIDERS RANKING

ST1000 RIDERS RANKING

ST600 RIDERS RANKING

COMMENT

レース1
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
野左根航汰選手談(優勝)

「率直に嬉しいです。中須賀選手との1周目のポジション争いは本当にしびれました。路面がウエットからドライに変化し始めていて難しくなりそうだったので、絶対に前に出て自分の走行ラインをキープしなければと思っていました。中須賀選手の転倒後は、後続を引き離そうと思いましが、なかなかうまくいかず、ペースを1分36秒台にまで上げたら少し差が開いたので、このペースを維持することにしました。
もう少し雨が降ると想定していたので、濡れている部分を探して走行していました。タイヤの使い方が本当に難しく、それが転倒者が多かった理由だと思います。明日のレースはドライになりそうですが、ドライでもマシンがまとまっているので、しっかりと結果に結びつけたいです。

中須賀克行選手談(リタイア)

「バースデーレースを飾ることができなかったばかりか、リタイアとなっていきなり窮地に立たされてしまいました。昨年も使い続けましたが、出場するレースは全部勝ちます。そうしなければチャンピオンには届きませんから。しっかりと気持ちを切り替えていきます」

吉川和多留監督談

「事前テストから、中須賀選手は常に抑え気味で準備を進め、野左根選手は若い勢いで仕上げてきたと言う感じです。もちろん2人ともいい状態に仕上がっていて、それが予選での1-2になりました。レースでは、路面状態がウエットからドライへと変化し始める難しい状況で、2人とも譲れない状態でのバトル中で、中須賀選手が転倒してしまったのが残念でなりません。しかし、その後に野左根選手が素晴らしいレース内容で優勝でき、一つ上のステージに上がれたと思っています」

YAMALUBE RACING TEAM
前田 恵助選手談(リタイア)

「本当にもったいないことをしてしまいました。課題のスタートはうまくいきましたが、第1コーナーで突っ込みすぎてポジションを落としてしまいました。しかし、その後にいいペースで追い上げることができて、これを守って行こうと思った瞬間に転倒してしまいました。自分で思っている以上に慎重にならなければならなかったと言うことです。明日は4番グリッドからのスタートになりますが、しっかりとイメージトレーニングをしてレースに臨みます。今日は転倒してしまいましたが、いつもより強い気持ちで走れているので、明日につなげたいです」

難波恭司監督談

「もったいないの一言に尽きます。難しいコースコンディションだったので、とにかく集中するようにアドバイスしました。予選で3番手タイムを記録できる集中力があるのだから、しっかり集中していけばチャンスはあると思っていました。今シーズンは今大会が開幕戦で、みんなリズムが乱れていて、これが転倒者の多さにつながっていると思います。明日、レース2があるので、しっかりと気持ちを引き締めて挽回を目指しています」

レース2
YAMAHA FACTORY RACING TEAM
野左根航汰選手談(優勝)

「昨日までが雨で、今日、いきなり晴天で気温と路面温度が上がって、ペースが掴めず朝のフリー走行で転倒してしまいました。でも、この転倒で気持ちも落ち着いたし、ドライでのフィーリングを掴むことができました。レースでは、馬の背コーナーでトップに立てて、これがポイントでした。ソフトコンパウンドのタイヤを選択していて、摩耗を少しでも減らすためには自分のペースで走ることが重要だったからです。レース後半ではさすがにラップタイムは落ちましたが、レース序盤から中盤では1分27〜28秒台で走れたので、予定通りでした。多くの声援の中で連勝できて、本当に嬉しいですし、これからも優勝を狙ってがんばります」

吉川和多留監督談

「中須賀選手のレースキャンセルは、ファンのみなさんにとっても、我々にとっても、とても残念な結果となってしまいました。野左根選手とも、レース2では、中須賀選手が不在だとちょっとリズムが違うねなどと話をしていました。ただ、偉大な先輩がいない中、野左根選手は昨日とはまったく違うコースコンディションの中、素晴らしい内容で連勝してくれました。中須賀選手が戻ってくれば、2人がお互いを高め合いながら好勝負をしてくれると思います。野左根選手の連勝で今シーズンの幕が上がりましたが、今年もチャンピオンを目指してチーム一丸となって戦っていきます。ファンの皆さんをはじめ、我々のレース活動をサポートしていただいている皆さまの期待に応えられるようがんばりますので応援をお願いします」

YAMALUBE RACING TEAM
前田恵介選手談(11位)

「スタートはうまくいきましたが、すぐにシフターの動きが渋くなり、マシンをうまくコントロールできなくなりました。朝のフリー走行ではマシンセッティングがいい方向であることを確認できていたし、スタートもうまく決めることができていただけに残念です。すぐに次戦・岡山の事前テストがあるので、しっかりと準備を進めて本戦に臨みます」

難波恭司監督談

「この時期のレース開幕は、当然ですが過去に経験がなく、しっかりと準備を進めたはずが、いざレースを戦うと準備ができていなかった部分が発覚するなど、難しい開幕戦となりました。そうした中で、レース1ではフロントローにマシンを並べることができ、前田選手をはじめチームスタッフも自信につながったと思っています。レース2のリザルトに関しては、前田選手自身がいちばん理解していると思いますが、現状を改善しながらしっかりと準備を進めて、次戦の岡山国際に臨みます。
雨の予選では前田選手の成長を見ることができましたが、これからも前田選手をしっかりとサポートできるよう、チーム一丸となってレースに臨みます。応援していただいたファンの皆さん、そして関係者の皆さまに、さらに良いご報告ができるよう今後もがんばります」

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