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レース情報



世界耐久選手権 EWC

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど世界耐久選手権に関する情報をお届けします。

Rd.01 6月12-13日 フランス

RACE DATA

■開催日:2021年6月12-13日
■大会名称:世界耐久選手権 ル・マン24時間耐久レース

■開催地:フランス/ブガッティ・サーキット

REPORT

YARTがトップ争いの中でマシントラブルが発生しリタイア

YART Yamaha EWC Official Teamはル・マン24時間耐久レースの10時間目、2番手走行中にメカニカル・トラブルが発生してリタイアとなった。なお、前半戦の善戦により14ポイントを獲得している。

3人の活躍により予選でポールポジションを獲得したYARTだったが、スタートライダーを務めたK・ハニカはスタートで出遅れて15番手に後退。直後の第1コーナーでWojcik Racing Teamにアクシデントがありレースは中断となった。再開後にはリズムを取り戻したハニカがハイペースで挽回し、10分後にはトップ10、さらに5分でトップ5に浮上し、そのまま表彰台争いへ向けてプッシュしていった。

ファステストラップを記録する好調ぶりを維持して3番手に浮上すると、Tati Team Beringer Racing Kawasakiをとらえて2番手。さらに2.7秒差を一気に詰め、第1スティント終盤でついにトップに立った。

ハニカからバトンを受け取ったM・フリッツは、YOSHIMURA SERT MOTULのすぐ後ろでコースインし、そのままポジションを維持してスティントを終了。第3走者のN・カネパへとつなぐ際には素早いピット作業もあり再びリードを奪い返したが、その後は気温上昇によりリアタイヤのグリップが低下し、思うようにペースが上がらなくなったため2番手に下げて淡々と周回を重ねることとなった。

スタートから4時間が経過し、2回目の走行をスタートしたハニカはSERTの後ろにつけて首位を窺う。そしてG・ブラックとの熾烈なバトルの末に、これを制してトップに浮上した。しかしライバルよりも1ラップ早くピットに戻ったことで再び2番手に後退し、その後はポジションをキープして順調に走行。8時間が経過した時点で9ポイントを獲得した。

ところが10時間目、勝利への挑戦は突然、終わりを迎える。フリッツがピットに戻るやチームはエンジンの修復にかかり、1時間以内で組み直したものの、ダメージが大きかったためそのままリタイアとなった。

完走はならなかったもののYARTは14ポイントを獲得し、次回7月17日にポルトガルはエストリルで行われる第2戦に思いをつなげた。

RESULT

TEAM RANKING

COMMENT

YART Yamaha EWC Official Team(DNF)

K・ハネカ選手談

「このような結果になったことは受け入れがたく、非常に残念です。問題が発生するまではフィーリングは悪くありませんでした。気温が上がってリア・グリップが低下したため決してパーフェクトな状態ではなかったものの、トップから大きく離されることなくポジションを維持することができていたのです。ヤマハの強みを生かし、夜になってから本当のアタックを開始するつもりでいたのですが、途中でリタイアとなったため真のポテンシャルを見せられないまま終わってしまいました。チームのみんなに申し訳なく思いますが、次こそは好成績を獲得できると確信しています」

M・フリッツ選手談

「何と言っていいのかわかりませんが、今日のレースはまるでネバーエンディングストーリーのようです。昨年は4位を獲得し、今年はプラクティスから好調で、予選ではポールポジションを獲得することができました。タイヤとマシンは夜間走行で好調だったので、これが私たちの最大の強みだとわかっていました。日中はやや苦戦するところもあったのですが、それでも問題が発生するまでは1ラップでコンマ5秒から1秒近くSERTとの差を詰め、夜間走行を前に良い位置をキープできていました。カレル、ニッコロ、そして私も、ここまでいい仕事ができました。チームの仕事ぶりも本当に素晴らしく、とてもたくさんの成果を手にすることができました。今大会で多くのポイントを失ったので、タイトル争いは難しいかもしれませんが、次のエストリルでは全力を尽くし、少しでも挽回を図りたいと思います」

N・カネパ選手談

「こんなに早くレースを離れることになってしまい、非常に悔しいです。スピードは十分で、ミスもなく、力強い走りができていたのに、それを結果につなげることができませんでした。レースはプラン通りに進んでいたのですが、予想以上に気温が上がり苦戦することになってしまったのです。それでも、ライバルとの差はほんのわずかでした。レースはまだ前半で夜になれば彼らよりコンマ5秒速く走れることがわかっていたのですが、残念ながら今日の私たちにはどうすることもできませんでした。いいレースができたので後悔はありません。ただ次のエストリルに照準を合わせていくだけです。短いシーズンのなかで24時間レースで負けてしまったのですから、チャンピオンシップは厳しくなりましたが、ひとつひとつのレースで勝利を狙うだけです」

M・カインツ、チーム・マネジャー談

「コンディションに少し苦戦していたので、レースをコントロールしながらスズキ・チームについて行こうと考えていました。気温が下がってから強みを発揮できることがわかっていて、実際にウォームアップでもそれを証明していました。ところが突然のトラブルによって、夜間走行での速さをお見せできないままリタイアとなってしまいました。次のエストリルには万全の状態で入り、優勝を狙います」

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