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アジアロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどアジアロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.04 8月11-13日 インドネシア

RACE DATA

■大会名称:2023アジアロードレース選手権 第4戦インドネシア
■カテゴリ:ASB1000、SS600、AP250
■会場:マンダリカ・サーキット(4.340km)

【レース1】
■開催日:2023年8月12日(土)
■コースコンディション:ドライ

ASB1000クラス
■周回数:10周
■PP: #28 Markus Reiterberger (1:34.619/BMW)
■FL: #28 Markus Reiterberger (1:35.464/BMW)

SS600クラス
■周回数:10周
■PP: #32 Md Helmi Azman (1:37.785/Honda)
■FL: #32 Md Helmi Azman (1:38.275/Honda)

AP250クラス
■周回数:8周
■PP: #46 Herjun Atna Firdaus (1:47.258/Honda)
■FL: #89ワヒュー・ヌゴロホ (1:47.023/Yamaha)

【レース2】
■開催日:2023年8月13日(日)
■コースコンディション:ドライ

SS600クラス
■周回数:8周
■PP: #32 Md Helmi Azman (1:37.785/Honda)
■FL: #22 南本 宗一郎 (1:38.410/Yamaha)

AP250クラス
■周回数:10周
■PP: #46 Herjun Atna Firdaus (1:47.258/Honda)
■FL: #89 ワヒュー・ヌゴロホ (1:47.494/Yamaha)

REPORT

ASB1000

Race 1:カスマが6位、伊藤は8位でフィニッシュ

2018年以来となるインドネシアラウンドが、ジャカルタ近郊にあったセントゥール・インターナショナル・サーキットから舞台を移し、ジャカルタから東へ1,300kmのロンボク島にあるマンダリカ・サーキットで開催された。

そのウィーク、YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEANの#27カスマ・ダニエル・カスマユディンと、怪我のために欠場となった#81ケミン・クボの代役として参戦した#76伊藤勇樹は4度のプラクティスを走行し結果は総合6・8番手。それぞれトップに2秒以上のギャップという状況で迎えた予選は、カスマが修正してタイムを伸ばし3番手・フロントロー。伊藤はプラクティスのタイムを上回ることができずに8番手・3列目から決勝を迎えることとなった。

決勝でカスマは好スタートを切るも序盤のコーナーで遅れてしまうが、同時に上位のライバルたちにもミスもあり、Md Zaqhwan Zaidi(ホンダ)とAzlan Shah Kamaruzaman(BMW)の後方3番手、伊藤は6番手で1周目を終えた。

2周目、カスマの後方には強力なライバル2台が続いていたが、ファステストラップを記録して2番手に接近。ところが3周目にはラインを外して3台に先行を許して一気に6番手へ。その直後にAzlanがコースアウトしたことで5番手とし、さらに4番手としたが、5周目には5番手に後退。後半となる6周目に入った直後は4番手と1秒差だったが、徐々に開いて5番手を単独走行となり、最終ラップにはAzlanに逆転を許し6位でチェッカーとなった。

伊藤は序盤は6番手として、順位を落としたカスマの後方につけ、ポジションをキープしたままレースを進めた。後半に入ると、後方のライバルを抑えるような形で6番手を守ったが、8周目を終えるまでに2台にかわされて8番手とするとそのまま8位でゴールした。

Race 2:レース中のアクシデントによりキャンセル

レースはカスマがスタートで遅れて6番手。その後、挽回して1周目を5番手終え。チームメイトの伊藤は8番手で2周目に入った。

序盤からトップのMarkus Reiterberger(BMW)が大きく逃げる展開。そのためカスマは2位を争う第2グループでレースを進めた。その後、4周目マルチクラッシュが発生。これで赤旗が提示され、同時にレース2はキャンセルとなった。

この結果、カスマは71ポイントでランキング6位。欠場の#81 ケミン・クボは30ポイントでランキング9位。代役参戦が2戦目となった伊藤は、29ポイントでランキン10位につけている。

SS600

Race 1:南本が3位表彰台を獲得

YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEANは今大会、#50アハマド・アフィフ・アムランが怪我により欠場。このため#22南本宗一郎に加えて、昨年のSS600でランキング6位、優勝経験もある#66イブラハム・ノルディン(マレーシア)が代役参戦した。

プラクティスでは、地元のYAMAHA Racing Indonesiaの#99ガラン・ヘンドラ・プラタマが3番手、YAMAHA Thailand Racing Teamの#56ラタポン・ウィライローが5番手と好調。これにイブラハムが7番手、南本は12番手。また鈴鹿4時間耐久ロードレースで優勝した#108アンディ・ムハマッド・ファドリは13番手、そのチームメイトでワイルドカード参戦の#49松岡玲は14番手だった。続く予選ではフリーで苦戦していたはずの南本がヤマハ勢トップ4番手、一方のイブラハムは13番手と出遅れることとなった。

レース1は予定の12周から10周に変更されて行われた。そのスタートで南本は4番手から1つポジションを上げ3番手で1コーナーに進入したが、1周目のうちポジションをダウンして6番手。しかし、南本はトップグループにつけて3周目には5番手に回復すると、1分38秒前半と上位陣を上回るペースで4台のライバルにプレッシャーをかけ、4周目に4番手、5周目に3番手とする。ところが、6周目に後方の#51阿部恵斗(JPN,ONEXOXTKKRRacingTeam)と接触するアクシデントなどで5番手に後退してしまう。

ここで仕切り直した南本。トップ3から約2秒差に離されたが、4番手の阿部の背後から反撃。9周目に阿部をかわして4番手に浮上すると、表彰台を目指しマシンをプッシュしていった。そして最終ラップを4番手で迎えたが、ここで前をいくライバルがパンクで後退。これでポジションを上げた南本は、日本ラウンドのレース1に続き表彰台を獲得した。

南本のチームメイトのイブラハムは10位。YAMAHA Racing Indonesiaの#99 ガランは8位、松岡が11位、ファドリが14位。ラタポンは12位でゴールしている。

Race 2:南本が強力なライバルを制し今季初優勝!

レース1に続き連続表彰台を目指す南本。ウォームアップで好感触を掴んだイブラハム。そしてヤマハライダーたちがそれぞれ目標を掲げて臨んだレース2は、周回数がレース1の10周から8周となって行われた。

好スタートを切ったのは南本。序盤から積極的なレースで1周目を2番手、これにラタポンが7番手、ファドリが11番手、ガランが13番手、イブラハムが14番手で2周目に入った。その2周目、ラタポンは転倒してリタイアとなっている。

トップ争いを繰り広げる南本は3周目、ライバルに先行を許して4番手に後退。それでもトップに0.8秒差と、十分に表彰台を狙える位置をキープした。一方、チームメイトのイブラハムも4つポジションをあげて10番手とし上位進出をうかがう。

レースが中盤に入ったところでトップグループは4台の混戦となったが、6周目に南本が仕掛けて一気にトップを奪取。その直後に2番手とするが、すぐにトップを奪い返しそのままラストラップに入った。毎レース、最終ラップにはドラマが生まれるものだが、南本はライバルたちに付け入る隙を与えることなく、そのまま逃げ切って今季初優勝を達成した。

南本のチームメイトのイブラハムは、午前中のウォームアップでセッティングを改善し、13番グリッドから序盤で10番手とした後も着実にポジションをアップ。初のチーム&マシンながら7位を獲得した。またファドリが9位、地元のガランは最終ラップにリタイア。ラタポンと松岡は2周目でリタイアとなっている。

南本は二つのレースで表彰台を奪ったことから120ポイントで2位と同ポイントのランキング3位に浮上。ラタポンは8位、ガランが10位、ファドリが11位、アフィフは13位、イブラハムは15位となっている。

AP250

Race 1:地元YAMAHA Racing Indonesiaのアルディとワヒューが2・3位

ホームレースとなるYAMAHA Racing Indonesiaから#36ムハマッド・ファエロズィ・トレクォットゥラと#89ワヒュー・ヌゴロホに加え、今年から欧州のYamaha R3 bLU cRU European Championshipに出場して4勝、先日のスーパースポーツ世界選手権300のチェコ大会に参戦しレース2で優勝した#57アルディー・スティア・マヒンドラがワイルドカード参戦。3人体制で今季初の表彰台を目指した。予選ではアルディーが3番手・フロントロー。さらにワヒューが5番手・2列目、ファエロズィが10番手・4列目で決勝へと駒を進めた。

レース1はアルディーが好スタートを決めて序盤でトップに浮上。これにワヒュー、ファエロズィも追随し、1周目をワヒューがトップ、アルディーが2番手、ファエロズィが5番手と3人とも表彰台圏内につけた。さらに2周目、3周目もファエロズィ、ワヒュー、アルディーが2番手を入れ替えながら3台でトップを追撃した。

4周目を終えると、トップの#Herjun Atna Firdaus(ホンダ)をアルディーとファエロズィが2・3番手で追い上げていた。ところがそこにワヒューとRheza Danica Ahrens(ホンダ)が追いつき4台での2位争いを発展すると、Rhezaが3人をかわして2番手に浮上し、これにYAMAHA Racing Indonesiaの3台が続く形となった。

そして最終ラップ、アルディーとワヒューがRhezaをプッシュし、最終コーナーの一つ前でアルディーが、最終コーナーでワヒューがライバルをかわして2・3位でチェッカー。AP250では今シーズン、ヤマハにとって初となる表彰台を獲得した。

Race 2:ワヒューが4位、ファエロズィとアルディはリタイア

レース1、今季初の表彰台をダブルポディウムで達成したYAMAHA Racing Indonesia。このレース2では、ワヒューが2番手、アルディーが4番手、ファエロズィが8番手で1周目を終えた。序盤は激しいポジション争いが展開されたが、2周目の終盤、アルディーが転倒してリタイアとなってしまう。

ワヒューは2周を終えて3番手、ファエロズィも6番手とトップグループをキープ。その後はコーナーごと、周回ごとにポジションを激しく入れ替えながら周回を進めていった。そして5周目を走行中に、今度はファエロズィが転倒しリタイアとなってしまう。

残されたワヒューは6周目を終えて4番手。後半に入ってもトップ5をキープしたまま終盤に入っていった。そしてトップが単独走行となり、表彰台争いはワヒューを含めた4台に絞られ、ラスト2周となったところ3番手、ラストラップには2番手で入った。しかしこの最後の攻防でポジションをダウン、表彰台にあと一歩届かず4位でチェッカーとなった。

ランキングではワヒューが13位から7位にジャンプアップ。ファエロズィは10位から11位にポジションダウン。レース1で優勝したアルディは16位となっている。

UB150

Race 1:ジョンが3位表彰台を獲得

レースは、予選8番手、4S1M YAMAHA PHILIPPINE TEAMの#22ジョン・エメルソン・イングイトが3番手とヤマハトップ。これにチームメイトの#23グピタ・クレスナ・ワドハナがポールポジションから6番手。UMA MMR YAMAHA PHILIPPINE TEAMの#43エイプリル・キング・マスカルドは21番手、#27ジアン・カルロ・マウリシオはスタートでポジションを落として27番手で1周目を終えた。

その後は、ジョンとグピタがトップ10内をキープしたが、エイプリルは20番手、ジアンはトップグループから遅れ、第2集団でのレースとなってしまった。

レースが後半に入ってもジョンとグピタはトップグループの上位でレースを展開。一方のエイプリルはトップグループの後方につけるも、トップから2秒以内と後半での巻き返しに備えた。

そしてラストラップにグピタとジョンが7・8番手、エイプリルは16番手で突入。そして大混戦のままに最終コーナーで勝負。ジョンが混戦の中で3位、グピタは8位、エイプリルは11位、ジアンは24位でチェッカーを受けた。

Race 2:グピタが14位

厳しい暑さの中で始まったレース2。激しいポジションを争いが繰り広げられる1周目、33台がいっせいに第1コーナーへと飛び込んでいった。アクシデントがないまま1周目を終え、グピタが12番手、ジョンが14番手、エイプリルとジアンは26・28番手と大きく出遅れた。

グピタはトップ10のすぐ後方、13番手でレースを続け、前半戦を終えて8番手、さらにラスト2周では3番手とするが、最終ラップは8番手と順位を落とし14位でフィニッシュとなった。

一方、後方からレースを進めたエイプリルは、5周目を終えて一気に挽回し13番手とすると、ラストラップを9番手で迎え、表彰台争いに食い込んだがその後に転倒がありリタイア。また、ジアンも5周目に入ったところでマルチクラッシュに巻き込まれて転倒、リタイアとなっている。

レース1で表彰台に立っているジョンは8番手にポジションをアップしたが、3周目を終えて17番手に後退。その後は表彰台争いから遠ざかり、最後はリタイアとなった。

ASB1000 RESULT Race.1

ASB1000 RIDERS RANKING

SS600 RESULT Race.1

SS600 RESULT Race.2

SS600 RIDERS RANKING

AP250 RESULT Race.1

AP250 RESULT Race.2

AP250 RIDERS RANKING

COMMENT

Race 1

ASB1000
YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEAN

#27 カスマ・ダニエル ・カスマユディン(6位)

「バイク自体はそこまで悪い状況ではありません。ただ、小さな問題がいくつかある状況です。タイヤ、サスペンションセッティングなのか、若干のチャタリングもある状況です。予選までは特に問題はなかったのですが、決勝の中ではこうした状況に陥りました。結果は6位でしたが、トップグループから大きく離されているわけではありません。もう一度、問題点を洗い出して、少しでも良い方向にしてレース2では、トップ3に入って表彰台に立ちたいと思います」

#76 伊藤勇樹選手談(8位)

「走り出しは順調でしたが、新しいサーキットで、データもない中で探り探りな部分もありました。4回目のプラクティではいいところまでいっていたので、予選はそこから若干変更を加えたのですが、それでフィーリングが大きく変わって十分に攻めることができない状況でした。決勝ではそれを少し戻したのですが、それも十分ではなかったようで、レースはトップグループにはついていけない厳しいものになりました。ウォームアップではもう一度セッティングを確認してレース2に臨みますが、いい状態を得られれば、表彰台争いにも食い込めると思います」

SS600
YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEAN

#22 南本宗一郎(3位)

「サーキット自体は好きなタイプで、バイクも最終的にはいい方向にはまってくれました。また予選もライバルについていって出したものだったので、少し心配はありましたが、レースでのフィーリングもとても良かったです。そのレースはスタートが決まったのでホンダ勢の様子を見ながら前に出て行こうと考えていましたが、序盤でラインを外して順位を落としてしまいました。そこからじわじわ順位を上げることができたのですが、今度は阿部選手と接触してまた順位を落としました。でも自分のペースが良いことがわかり、余裕もあったのでプッシュし、最後は前をいくライバルがパンクしたことで、運も味方して表彰台に立つことができました。バイクのフィーリングは良かったのですが、ライバルを抜くタイミングが取れなかったので、レース2に向けてはブレーキングのセッティングを詰めていきたいと思います」

#66 イブラハム・ノルディン(10位)

「予選は13番と、セッティングの判断ミスがありました。新しいチームとバイクということで少しギャンプル的なセッティングにしてしまったのです。しかしレースに向けては変更しましたが、これがいい方向にいって10位まで挽回できました。レース2に向けては、いいスタートをすることが重要です。もしそれができたならば、ペース自体は上位陣と同等で走れているので、一人一人かわしていって、トップグループに入ることでさらに良いポジションを獲得できると信じています。もちろん、常にターゲットは勝利ではありますが。今回の状況を考えればトップ5フィニッシュが目標になります」

Sean Wong Hong Siong監督談

「SS600の南本選手は、レース中にライバルと接触があり順位を落としてしまいした。3位となりましたが、ペースが良かっただけに、優勝だって可能だったので残念です。バイクのセッティングは良い方向あるので、レース2では当然、優勝がターゲットになります。イブラハム選手は金曜日から、今日の予選において、セッティングを大きく変えて臨みましたが、うまくいきませんでした。しかしレースに向けセッティングを戻し良いフィーリングで走れており、グリッドは後方ですが、レース2では今日の順位を上回ってくれると思います。ASB1000では、まずカスマ選手は、序盤にコースアウトでポジションダウン、トップグループから離されました。詳細な問題点は不明ですが、その後は、各コーナーでのグリップレベルに問題があったようですが、セッティング自体に問題があったわけではないと考えています。伊藤選手は経験値のあるライダーでスタートも良かったのですが、乗りやすさの部分でのセッティングが十分ではなかったようです。現状を把握して改善していきたいと思います。ライバルは強力であることはわかっていますが、レース2では完成度を高めたバイクで、再び戦うのみです」

AP250
YAMAHA Racing Indonesia

#57アルディー・スティア・マヒンドラ(2位)

「1周目はHerjun選手についていくことを一番に考えていました。しかしレースをリードして入った1周目の第3コーナーでスライドして順位を落としてしました。でもその後もモチベーションを切らすことなくしっかりと走ることができました。この結果、地元のマンダリカに戻ってき、しかもチームにとって今シーズン初の表彰台を獲得することができて、とても嬉しく思います。レース2は、今日と同様にとても暑い中でのレースになると思います。そしてファーストラップから何が起こるかわかりませんが、ベストを尽くして戦い、優勝を勝ち取りたいと思います」

#89 ワヒュー・ヌゴロホ(3位)

「2020年にAP250にはエントリーしたのですが、その年が1戦だけ終了。今年は2シーズン目になりますが、今回が初の表彰台になります。YIMM、チームクルーなど、サポートしてくれたすべての方に感謝したいと思います。ここまで苦しい戦いだったので、ランキングとしても一歩前進できる結果になったと思います。レースではトップグループについていくことが最優先でした。ミスを待っている状況でしたが、彼らもミスがなくかわすのが非常に難しい状況でした。でも最終ラップの最終コーナーでライバルが小さなミスをしたので、そのタイミングでプッシュしてかわすことができました。レース2もベストをつくして、優勝を目指します」

Race 2

SS600
YAMAHA GEN BLU RACING TEAM ASEAN

#22 南本 宗一郎(優勝)

「本来であれば、最初から前に出て自分のレースにしたかったのですが、序盤はブレーキングの部分はライバルたちが上手なこともあり、抜ききれませんでした。そこから切り替えて前の様子を見つつ、後ろをケアしながら走りました。そこで自分の苦手な部分で頑張るのではなく、得意な部分で勝負しようと頭を整理できたし、ペースが速いことを改めて確認できたので、終盤で前に出て、最後は全開でトップで走り切りたいと思っていたら、その通りの結果になりました。本来は序盤で勝ちたかったのですが、8レース目での勝利ですが長かったですね。自分の中ではベースのセットアップもようやく決まって、ここからという気持ちです。今年は Moto2や今回も含めて、初めてのサーキットが多く、次回の中国も初めてですが、しっかりと攻略します。また、今回の優勝で自信もついたので、いつも通りの走りをしたいと思います」

#66 イブラハム・ノルディン(7位)

「今朝のウォームアップで、小さいものですがサスペンションのセッティングを改善することができ、ペースもさらに良くなり、今大会中の私のベストラップをマークできました。ただ、スタートが後方からのなので厳しい状況であることは変わりませんが、より多くのライバルをパスできるという自信はありした。ところが周回数が10周から8周に変更され、僕にとってはマイナスな状況となりましたが、レースでは予想通り速いラップタイムを刻むことができ、最終的に7位まで挽回してチェッカーを受けました。チームのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。」

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