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アジアロードレース選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどアジアロードレース選手権に関する情報をお届けします。

Rd.01 3月6-8日 マレーシア

RACE DATA

■大会名称:2020アジアロードレース選手権第1戦マレーシア
■カテゴリ:ASB1000、SS600、AP250
■会場:セパン・インターナショナル・サーキット(5.548km)

【レース1】
■開催日:2020年3月7日(土)
■コースコンディション:ドライ&ウエット

ASB1000クラス
■周回数:12周
■PP: #28 Markus Reiterberger (2:04.762 /BMW)
■FL: #76 Yuki Ito (2:20.001 / Yamaha)

SS600クラス
■周回数:10周
■PP: #77 Md Adam Md Norrodin (2:09.402/Yamaha)
■FL: #66 Azlan Shah Kamaruzaman (2:09.955 / Yamaha)

AP250クラス
■周回数:8周
■PP: #108 Andy Muhammad Fadly (2:26.647/ Kawasaki)
■FL: #19 Md Idlan Haqimi Raduan (2:26.202 / Honda)

【レース2】
■開催日:2020年3月8日(日)
■コースコンディション:ドライ

ASB1000クラス
■周回数:12周
■PP: #28 Markus Reiterberger (2:04.762 /BMW)
■FL: #28 Markus Reiterberger (2:06.027/BMW)

SS600クラス
■周回数:8周
■PP: #77 Md Adam Md Norrodin (2'09.402 / Yamaha)
■FL: #32 Md Helmi Azman (2:10.758 / Honda)

AP250クラス
■周回数:8周
■PP: #108 Andy Muhammad Fadly (2'26.647/ Kawasaki)
■FL: #37 Aiki Iyoshi (2'25.601/ Kawasaki)

REPORT

3月6〜8日、開幕戦のマレーシア大会がセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、最高峰のASB1000は、レース1でYAMAHA RACING TEAM ASEANの#76伊藤勇樹が初優勝したほか、YAMAHA Thailand Racing Teamの#24アピワット・ウォンタナノンと#500アヌパブ・サームーンが2・3位とし表彰台を独占した。またレース2では、ウォンタナノン選手が連続で2位表彰台、#23ブロック・パークスが最終ラップの大逆転で今季初の3位と、昨年逃したチャンピオン獲得に向けヤマハライダーが好スタートを切った。

ASB1000

Race 1:伊藤がASB1000で初優勝! YZF-R1Mが表彰台を独占!

2020アジアロードレース選手権が3月6日に開幕。YAMAHA RACING TEAM ASEANからは、昨年と同様#23ブロック・パークスと#76伊藤勇樹が、ライダーチャンピオンを目指し2020年型YZF-R1Mで参戦。またYAMAHA Thailand Racing Teamからは、#24アピワット・ウォンタナノンと#500アヌパブ・サームーンが、同じく2020年型YZF-R1Mでエントリーした。

2日間の公式テストとプラクティスでマシンを仕上げてきた4人は、ウィーク2日目、7日の午前中に行われた予選に臨み、ウォンタナノンが2番手、パークスが3番手、伊藤が4番手、サームーンが6番手という好位置からレース1を迎えた。ところが、SS600終了直後、雷とともに豪雨となりレースはディレイ。その後、天候は回復し小雨の降るウエットコンディションでレースが行われることとなった。

この突然のコンディション変化に適応したがヤマハの4人だった。中もで伊藤は、好スタートから一気にポールポジションの#28Markus Reiterberger(BMW)の後方2番手に浮上すると、すぐにこれをかわしトップへ。さらに、3番手以下にはパークス、ウォンタナノン、サームーンが続き、それぞれが序盤にReiterbergerをかわし上位4人がヤマハという状況を作ったが、この中で際立った速さを見せたのが伊藤だった。

ハイペースで周回を重ねると、3周目に入ったところで2番手のパークスに約3秒差、5周目には5秒差にまでギャップを拡大。さらに後半に入ってもウエットコンディションの中で最速ペースをキープした伊藤は10周目を終え、パークスに約7.6秒差をつけ初優勝に向け独走体制を築くと、そのまま危なげなくチェッカー。オープニングレースを圧勝するとともに、ASB1000初優勝を達成した。

一方2番手争いは5周を終えパークスとウォンタナノンに絞られ、コンマ数秒という僅差で周回を重ねていく。この中でパークスがポジションを守ってきたが、ラスト2周で転倒しリタイアとなってしまう。これでウォンタナノンとサームーンがポジションを上げチェッカーとなり、ヤマハ表彰台独占、伊藤は初優勝、サームーンは初表彰台と記念すべきオープニングレースとなった。

Race 2:パークスが逆転で3位表彰台、伊藤は6位、ウォンタナノンは2レース連続2位

レース1のウエットからドライで行われたレース2はライバルが息を吹き返し、各メーカーが入り乱れての激しい戦いとなった。その中で#24ウォンタナノンが2位、#23パークスが3位表彰台とヤマハライダー&YZF-R1Mが躍動し、ライバルにその力を見せつけることとなった。

スタートは、Reiterbergerがホールショット。パークス、ウォンタナノンが2・3番手、サームーンもこれに続いたが、伊藤は出遅れ7番手。その後、パークスとウォンタナノンの順位が入れ替わったがヤマハ勢は上位で2周目に入った。

しかし、公式テスト、プラクティス、予選と速さを見せてきたReiterbergerが序盤から大きく先行。これを追うヤマハの3台はバトルとなり、同時に5番手以下がヤマハ3台に接近し、2〜8番手までが約3秒差のグループとなる。その中で#87 Lorenzo Demetrio Zanetti(Ducati)や#25 Azlan Shah Kamaruzaman(BMW)が攻勢に出てヤマハ勢に食い込み、パークスと伊藤は6・7番手にポジションダウン。さらにウォンタナノンやサームーンも同様に先行を許してしまう。そしてサームーンが転倒でリタイアとなったが、ウォンタナノンはライバルのペースについていきZanettiをかわし、2番手まで順位を上げたKamaruzamanに食らいついた。

残り3ラップ、Kamaruzamanとアピワットが2位を争い、パークスは5番手、伊藤は7番手で4位争いとなったが、11周目にKamaruzamanが転倒。これでアピワットは単独2番手となり、パークスは4番手で最終ラップに突入する。この中でウォンタナノンは後方とのリードをうまく使って危なげなく2位でチェッカーを受け、2レース連続で2位表彰台。パークスはZanettiを激しくプッシュし最終コーナで勝負しかわせなかったものの、続くストレートで相手のスローダウンもありチェッカー直前でかわして3位表彰台を獲得。伊藤は順位を上げられなかったものの6位でフィニッシュとなった。こうして2・3・6位にヤマハライダーが入り、ウエット同様、ドライでも十分な速さと強さがあることを証明した。

SS600

Race 1:アフィフ・アムランがSS600初の表彰台を獲得!

昨年のランキング上位が抜けたSS600だが、今シーズンも開幕から激しいレースが繰り広げられることとなった。

まず好スタートを切ったのが4番グリッドの#50 アハマド・アフィフ・アムランだ。スタート直後の1コーナーへのアプローチで3番手に浮上すると、さらにポジションをあげトップで1周目を終える。一方2番グリッドからスタートしたYAMAHA Thailand Racing Team#56ラタポン・ウィライローはスタートをきっかけに後退し、1周目を5番手で終える。

レースは序盤で大きく動き、#77Muhamad Adam Mohd Norrodin(ヤマハ)を先頭に、#32 Md Helmi Azman(ホンダ)がトップグループを形成すると、ポジションを落とたアフィフ・アムランは4番手となり、#20Azroy Hakeem Anuar(ホンダ)とセカンドグループを作って3位争いを展開。その後方ではウィライローが#66Md Ibrahim Md Norrodin(ヤマハ)と5位争いを進めることとなったが、後半に入るとレースは大きく動いていった。

まずトップのNorrodinが7周目に転倒。これで2番手の#32Azmanを、アフィフ・アムランらの第2グループが追い上げ徐々に接近。Azmanを先頭に3人のトップグループとなった。この中で最初に動いたのがアフィフ・アムラン、ラスト2周に入った1コーナーで2番手とすると、ラストラップの1コーナーで再びライバルをかわしトップに浮上。ところが逆転を許して2番手となり、勝負の最終コーナーへ突入するが、チェッカーまでのストレートでもライバルを捉えきれず優勝には届かなかったものの、ARRCで初の表彰台となる2位を獲得した。

またアフィフ・アムランのチームメイトである、#321マッキンリー・カイル・パズは1周目を13番手で終えたが、上位陣の脱落もありシングルフィニッシュとなる9位でチェッカーを受けた。また後半に入り6番手に後退していたラタポンは転倒リタイア。SS600初レースとなった#36 ムハマッド・ファエロズィも1周目に転倒しリタイアとなった。

Race 2:ラタポンがレース1を挽回する4位入賞

スタート直後の第1コーナーで#56ラタポンとヤマハユーザーの#22南本宗一郎が接触して転倒。その直後に#55アフィフ・アムランが単独で転倒し、さらにもう一台も転倒して赤旗が提示され再レースとなった。ラタポンは自身に大きな怪我はなく、マシンも軽傷だったことからレースに出場できたが、アフィフは転倒が大きく、マシンも大破したことから欠場となってしまった。

その再レースでは、ラタポンがホールショットを決めると、そのままポジションを守り1周目をトップで通過するが、2周目には最終コーナーでラインを外したことも響き5番手に順位を落としてしまう。その後はトップグループに食らいつくが少しずつ離され、3台による第2グループで5位争いを展開。後方から追ってくる2人のライバルを抑えて5番手を守ったまま最終ラップに入ると、そこでもポジションを守りきり、かつトップグループの一人が転倒したことで4位でフィニッシュした。

また、#321カイル・パズは10番手で1周目を終えると、その後は9番手、8番手とポジションをあげ、最終ラップに上位が転倒したことで、レース1を上回る7位でチェッカー。ファエロズィは序盤9番手につけたが順位を落として11位となった。

AP250

Race 1:ヌゴロホが初のAP250で4位入賞!

2020年の開幕戦は、Yamaha Racing Indonesiaの#96 アンギ・スティアワンが5番グリッドから、#89 ワヒュー・ヌゴロホが6番グリッドからレースをスタート。ほぼ同様のポジションで1コーナーに入るが、スティアワンが7番手、ヌゴロホが9番手で1周目を終えた。2周目に入るとライバル4台がハイペースでトップグループを形成したことから、2人は5位を争う7台での第2グループでバトルを展開。それぞれの順位を入れ替えながら周回を重ねることになるが、ヌゴロホが第2グループの先頭5番手をキープ。後半に入ると、徐々にグループ内でのバトルが激化していったが、それでもヌゴロホは5番手を守り続けた。

そしてヌゴロホが5番手、スティアワンが8番手でラストラップに突入すると、トップグループの1台がトラブルでスローダウンしたことから4位を争うことに。皆がモチベーションを上げ、バトルも激しさを増していったが、この中でヌゴロホが競り勝ち、AP250初レースで4位入賞を達成。一方のスティアワンはラストラップで順位を落としてしまい11位でのチェッカーとなった。

Race 2:ヌゴロホが連続4位、アンギも6位で両ライダーが入賞

強力なライバルを前に厳しい戦いを強いられているヤマハライダーだが、レース2でもヌゴロホ、アンギ両ライダーは、第2グループでバトルを展開し、ヌゴロホが連続4位、アンギも6位と両ライダーが入賞を果たした。

スタートではワヒュー選手が1コーナーを6番手でクリア。しかし1周目からトップ4台が逃げる展開となり、その後方にアンギが5番手、ワヒューが6番手で続くと、2周目に入り4番手のライバルが転倒したため、2人は6台による4位争いを進めることとなった。

この中で2人はバトルを展開しながら周回を重ねたが、ワヒューは4番手でラストラップへ入ると、後方のライバルを抑え切り2レース連続となる4位を獲得。アンギは一時第2グループの後方に順位を落としたが、最終ラップで挽回し5番手で最終コーナーを立ち上がったもののストレートでかわされ6位でチェッカーとなった。

ASB1000 RESULT Race.1

ASB1000 RESULT Race.2

ASB1000 RIDERS RANKING

SS600 RESULT Race.1

SS600 RESULT Race.2

SS600 RIDERS RANKING

AP250 RESULT Race.1

AP250 RESULT Race.2

AP250 RIDERS RANKING

COMMENT

Race1

YAMAHA RACING TEAM ASEAN
#76伊藤勇樹(ASB1000:優勝)

「昨年からYZF-R1Mでのライディング確立を優先して取り組んできました。このウィークの中でそれをうまく出せるようになっており、ウエットにもうまく対応できたと思います。さらにチームがコンディション変化に完璧に対応してくれたことも、このような結果を導き出せた要因です。突然の雨となり、戦略は先行逃げ切りを選択。スタートも決まり予定通りトップに立ってからは、全力の中で慎重なコントロールを心がけてペースを作っていき、後方との差もできた後半は後方とのタイム差を見ながらペースをコントロールしました。本当にうれしい初優勝ですが、まだシーズンははじまったばかり。この結果に気を緩めることなくレース2でもしっかり成績が残せるようにがんばります」

#23ブロック・パークス(ASB1000:DNF)

「まず、伊藤選手はとにかく速かったですね。僕はスタートで少しミスして順位を落としてしまいましたが、すぐに2人のライダーをかわして2番手に上がりました。そこからは安定したペースをキープすることに専念していたのですが、とにかくリアグリップが希薄で終始スライドしていた状態でした。そしてラスト2周に入ったところでミスして転倒。20ポイントを失ってしまいました。これは非常に残念ですが、チームメイトの伊藤選手にはおめでとうと言いたいですね。明日はもっと強くなってレースに臨みます。なぜならライバルたちが強力だからです。勝利を目標にレース2はしっかりポイントを取り戻します」

Sean Wong Hong Siong チームマネージャー

「YAMAHA RACING TEAM ASEANがワンツーを獲得できる可能性があった中で、パークス選手が転倒しリタイアとなったことは非常に残念です。ただライダーとチームは突然のコンディションの変化に動じることなく適切な対応をしてくれました。特に伊藤選手のパフォーマンスはすばらしく独走での優勝は見事でした。パークス選手は2番手を危なげなく走行していましたが、残り1.5周あたりでリアがスライドして転倒リタイアとなりました。レース2はドライかウエットかはわかりませんが、今度は2人で表彰台に立てるようチーム一丸となってがんばります」

YAMAHA Thailand Racing Team
#24 アピワット・ウォンタナノン(ASB1000:2位)

「2020年初のレースでこうして表彰台に立つことができうれしく思います。しかしここまでは非常に大変でした。なぜなら新しいマシンとなりたくさんのテストをこなしていくことが必要だったからです。そして予選に入ってまとまったという感じでしたが、レースは突然の雨で非常に難しいものとなりました。レースはとにかく序盤からプッシュし、懸命にブロック選手についていくことに集中しました。残り2周のところで僕もプッシュしていきましたが、パークス選手がミスして2位を獲得できたのです。ライバルたちが強力なことはよくわかっていますが、レース2では優勝を目標に全力を尽くすのみです」

#500 アヌパブ・サームーン(ASB1000:3位)

「ARRCに復帰し、しかもASB 1000初レースで表彰台を獲得できたことを非常にうれしく思います。公式テストとプラクティスの3日間という時間で、新しいマシン、新しいタイヤに慣れ、セッティングを仕上げていかねばならなかったので大変でしたが、十分な成果を得ることができました。レース1はウエットとなりましたが、ここでもチームがすばらしいマシンを用意してくれ、非常に難しいレースではありませんが、表彰台に立つことができたのです。レース2がドライになれば、さらに難しいレースになると思いますが、トップライダーから多くの学びながら、常に上位を狙っていきます」

Theerapong Opaskornkul, Senior General Manager of Sales & Marketing Support

「今シーズンから2020年型YZF-R1Mとなり、チームとライダーは公式テスト、プラクティスと懸命にセッティングを続けてきました。アピワット選手はだいぶまとまってきましたが、ASB1000初参戦となるアヌパブ選手はもう少し時間が必要な状況でした。そんななかでウエットコンディションとなりましたが、特にアヌパブ選手については幸運だったかもしれません。実際に上位でレースができ、表彰台に立つことができたのですから。一方のアピワット選手はパークス選手とのバトルとなり、最終的にはパークス選手の転倒により2位となりましたが、序盤からプッシュを続けるチャレンジングなレースを見せてくれました。この結果は2020シーズンにおいて非常に大きな結果です。レース2ではそれぞれさらにマシンを仕上げ、好成績を狙っていきます」

YAMAHA GEN BLU Racing Team
#50 アハマド・アフィフ・アムラン(SS600:3位)

「SS600で初の表彰台ということで、うれしいの一言につきます。そして、これまで支えてくれたチームスタッフに感謝の気持ちでいっぱいです。昨年に引き続き、このウィークはマレーシアの#77 Muhamad Adam Mohd Norrodin選手が非常に速く、彼とどう戦っていくかがポイントでしたがやはり速かったですね。ただ、今回は彼が転倒し優勝のチャンスがあっただけに悔しさもあります。明日も継続して表彰台が目標ですが、チャンスがあれば優勝を狙っていきます」

Sean Wong Hong Siongチームマネージャー

「アフィフ選手がSS600初の表彰台獲得! 昨シーズンを終えてから彼は、筋力トレーニング、有酸素トレーニングなどを身体を徹底的に鍛えており、その努力による成果がはっきりと現れた結果。とにかくにうれしい気持ちでいっぱいです。でもまだシーズンは開幕したばかり、これに満足することなく我々は表彰台を獲得し続けていくのみです。レース2も表彰台がターゲットになりますが、一番の目標は優勝です。アフィフ選手が優勝できるようチームを懸命にサポートを続けます」

Race 2

YAMAHA RACING TEAM ASEAN
#23ブロック・パークス(ASB1000:3位)

「昨日は転倒がありましたが、自分なりにいろいろと考えてみると、ウィーク中に3度のクラッシュがあり十分に安定していなかったということに気づきました。レース2は序盤から激しいバトルになりましたが、ライバルたちが転倒する運もあったし、最後の最後に逆転することもできて表彰台を獲得することができました。正直にいえば、ウィークを通していくつかの問題があり十分な強さはありませんでした。それは新しいパッケージに慣れていないこと、そして繰り返しになりますが複数回の転倒で安定感を欠いていたのです。だからこそ今日3位に入れたことは非常に重要だと感じています」

#76伊藤勇樹(ASB1000:6位)

「レース直前、昨日と同様に天候が崩れそうな状況だったためタイヤを予定のものから変更して臨みました。ところが大きな変化がなかったためタイヤのフィーリングが合わずペースを掴めませんでした。実際、中盤以降に2番手グループに追いついたのですが、抜くことはできず、ついていくのがやっとの苦しい展開でした。6位という順位には満足できませんが、長いシーズンにおいては重要なポイントになったと思います。またドライでのレースでライバルたちの力を把握できましたが、彼らと戦っていくには現状よりさらにレベルの高い走りが必要です。ライダー、チームそれぞれが歩みを止めることなく、それぞれができることを続け進化していきたいと思います」

Sean Wong Hong Siongチームマネージャー

「今日はドライでのレースとなり、パークス選手が3位表彰台、伊藤選手は6位。完璧な結果ではありませんが、パークス選手は挽回の一歩となり、伊藤選手も今後につながるリザルトを残せたと思います。また今大会を通じてライバルの状況を把握することができました。決して楽観できる状況ではありませんが、我々チームもまたライバルに脅威となり得る存在であることを示すことができました。セパンではもう一度レースが行われますが、次は両レースで勝てるよう現状に満足せず、これからも常に進化を続けられるようチーム全員が高い意識で戦っていきます」

YAMAHA Thailand Racing Team
#24 アピワット・ウォンタナノン(ASB1000:2位)

「テストから予選までのライバルのタイムから、ドライは非常に難しいレースなるだろうと感じていました。そのためとにかく彼についていこうと考えていましたが、想像以上に速く逃げられてしまったのです。2番手争いも厳しい戦いでした。レース中盤にはドゥカティのライダーにかわされ、これは抜き返しましたが、今度はBMWのライダーにかわされてしまったのです。しかし彼はラスト2周で転倒したため2位を獲得。ラッキーな部分もありましたが、チャンピオンシップにおいては非常に貴重なポイントを獲得できました。また、レース中盤になるとタイヤが消耗する状況があり、まだ完璧なセッティングにはなっていませんが、一歩一歩前進させていくことで、必ずライバルたちと戦えるだろうし、優勝もできると信じています」

Theerapong Opaskornkul, Senior General Manager of Sales & Marketing Support

「アピワット選手はこの開幕戦ですばらしい結果を残してくれました。これは現在のASB1000クラスにおいて、アピワット選手がトップライダーであることを証明する結果です。今大会でアピワット選手は非常に安定した走りを見せてくれましたが、これはチームクルーたちの努力の賜物でもあり、チームにとっても大きな自信になりました。それでもまだ十分ではありません。これからも引き続き改善に努め、アヌパブ選手も含めしっかりと戦えるマシンを作り、提供していきたいと思います」

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