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MotoGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.16 10月23日 オーストラリア

 

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第16戦オーストラリアGP
■開催日:2016年10月21日(金)フリー走行、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:フィリップ・アイランド/オーストラリア

CIRCUIT DATA

■開設:1956年
■コース長:4.445km
■サーキットレコードラップ:1分28秒108(2013年:M・マルケス)
■サーキットベストラップ:1分27秒899(2013年:J・ロレンソ)
■2015年の優勝者:M・マルケス(ホンダ)

REPORT

Movistar Yamaha MotoGP、南半球へ

MotoGPパドックは日本のツインリンクもてぎからオーストラリアはビクトリア州のフィリップ・アイランドへ移動。3週連続の過酷なスケジュールに追われながら、Movistar Yamaha MotoGPも南を目指す。

日本GP終了後、休む間もなく次戦のオーストラリアGPの準備を始めたMovistar Yamaha MotoGP。

フィリップ・アイランドを最も得意とするライダーのひとりV・ロッシは、その豊富な経験を生かして今年も表彰台獲得を狙う。2000年に3位を獲得したあと2001年から2005年まで5年連続優勝。その後の5年間も、2006年、2007年、2010年に3位、2008年と2009年に2位を獲得して毎年欠かさず表彰台に上っている。さらには2013年に3位で表彰台に復帰、2014年には9年ぶりの優勝を果たし、同時にチームメイトのロレンソ、Monster Yamaha Tech 3のB・スミスとともにヤマハの1-2-3を達成した。

ロレンソもまた、フィリップ・アイランドでは何度も表彰台に上っている。2010年と2012年に2位、2013年には優勝を果たし、続く2014年と2015年は再び2位を獲得。今年も好調の流れを止めることなく表彰台争いを展開し、チャンピオンシップではランキング2位浮上を目指す。

フィリップ・アイランドが恒久的施設として建設されたのは1956年だが、1931年にはすでに、ここでモーターサイクル・レースが開催されていた。以来、1968年までグランプリの舞台となってきたが、大規模な改修工事を行うことになり中断。そして1989年と1990年に再開されると、1997年からはグランプリ・コースのひとつとして定着した。7つの左コーナーと5つの右コーナーを含む流れるような高速コースは非常に評判が高く、海に面した見事な景色と珍しい野生生物たちが、パドックの面々と大勢のレース・ファン迎えてくれる。

COMMENT

V・ロッシ選手談

「もてぎではノーポイントに終わってしまったけれど、僕らの力を見せることはできたと思っている。フィリップ・アイランドは素晴らしいコースで、大好きな場所なので、ここでもまた速く、力強く走れるよう頑張らないとね。ミシュランタイヤでのテスト走行は済んでいるけれど、今年は残念ながら、あまり良くない状態でこのレースを迎えることになってしまった。少なくとも記録の上では最悪のシーズンだ。ここは気温が低いと危険なので、好天に恵まれることを期待しているよ」

J・ロレンソ選手談

「もてぎは本当に残念だったけれど、タイヤチョイスを間違えてしまったにもかかわらず、なんとか優勝争いを展開することができたことは良かったと思う。僕とバレンティーノが転倒したことでマルクがタイトルを獲得することになったわけだが、実際のところ、彼が最も安定していたんだ。僕らはいつだってチャンピオンを目指しているんだけれど、これからはランキング2位のために戦わなければならない。タイトル争いが終了してしまった今は少し気分が変わってしまうけれど、とにかく素晴らしいレースを、そして優勝を目指して全力を尽くすだけ。それが残り3レースの目標だ」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「もてぎから直接、フィリップ・アイランドへと向かう。前回はノーポイントに終わってしまったが、厳しい状況のなかでも非常に強く、優勝争いができることを証明することができた。この経験をモチベーションに変え、これからさらに上を目指していきたい。今年の初旬、オフシーズンテストの一環としてここでミシュランタイヤを試しているので、そのときのデータを活用できるだろう。海に近いため強風と寒さが気になるところだが、悪天候がレース内容に影響することがないよう願っている。好成績獲得に気持ちを集中したい」

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