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レース情報

全日本ロードレース選手権 JSB1000

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。

Rd.07 10月21日 鈴鹿

RACE DATA

■大会名称:2007全日本ロードレース選手権第7戦 最終戦MFJグランプリ
■カテゴリ:JSB1000クラス
■開催日:2007年10月21日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821km) ■観客: 18,000人
■天候:快晴 ■温度:19.2度 ■コース:ドライ
■周回数:第1レース15周/第2レース14周
■参加台数:31台 ■出走台数:29台 ■完走台数:24台
■PP:中須賀克行(ヤマハ/2分07秒412)
■FL・第1レース:清成龍一(ホンダ/2分08秒349)
■FL・第2レース:清成龍一(2分07秒755)

REPORT

第1レースで中須賀&YZF-R1、3位表彰台獲得

今レースは、10年ぶりの2レース制で開催。第1レースは、スタート直後から中須賀と清成龍一(ホンダ)がし烈なトップバトルを展開。レース中盤から安田毅史(ホンダ)がこの戦いに加わるが、レース終盤でスパートをかけた清成が優勝を遂げ、中須賀は安田に次ぐ3位でチェッカーとなった。

第2レースでは、中須賀は好スタートを切るが、なかなかラップタイムが上がらず、ホールショットを奪った清成、そして安田に先行を許してしまう。さらに中須賀は、7周目に酒井大作(スズキ)に、10周目に亀谷長純(ホンダ)にも抜かれて5位でチェッカー。この結果、ランキング4位でシーズンを終了した。なお、レースは清成が連勝し、第2レースで9位に入った渡辺篤(スズキ)がチャンピオンとなった。

RESULT Race.1

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 清成 龍一 TEAM HRC Honda 32'16.243
2 安田 毅史 急募.com HARC-PRO. Honda 32'18.922
3 中須賀 克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 32'18.940
4 酒井 大作 ヨシムラスズキWithJOMO Suzuki 32'27.520
5 亀谷 長純 Team 桜井ホンダ Honda 32'30.194
6 渡辺 篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 32'37.432
7 伊藤 真一 KEIHINKoharaR.T. Honda 32'43.522
8 辻村 猛 F.C.C.TSR Honda 32'44.463
9 森脇 尚護 モリワキMOTULレーシング Honda 32'49.297
10 大崎 誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 32'58.168
11 徳留 和樹 ホンダドリーム無限RT Honda 33'04.167
12 波多野 祐樹 Moto Map SUPPLY Suzuki 33'10.345
13 今野 由寛 Deotex PANTHERA Suzuki 33'10.405
14 津田 一磨 Team桜井ホンダ Honda 33'23.464
15 鈴木 慎吾 MOTO WIN RACING1 Honda 33'26.303
16 民辻 啓 ヤッパ レーシングサプライ Suzuki 33'40.936
17 奥田 貴哉 チームOSG&モトスポーツ Honda 33'53.300
18 本田 晃司 マルマエサプライウッドストック Suzuki 34'01.607
19 東村 伊佐三 BEET LUMIX Racing Kawasaki 34'02.232
20 山中 正之 Tele'ウルフマンヨシハルMCR Honda 34'04.012

RESULT Race.2

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 清成 龍一 TEAM HRC Honda 30'01.619
2 安田 毅史 急募.com HARC-PRO. Honda 30'10.102
3 酒井 大作 ヨシムラスズキWithJOMO Suzuki 30'13.696
4 亀谷 長純 Team 桜井ホンダ Honda 30'16.298
5 中須賀 克行 YSP&PRESTOレーシング Yamaha 30'21.623
6 伊藤 真一 KEIHINKoharaR.T. Honda 30'27.064
7 徳留 和樹 ホンダドリーム無限RT Honda 30'27.183
8 大崎 誠之 SP忠男レーシングチーム Yamaha 30'27.584
9 渡辺 篤 ヨシムラスズキwithJOMO Suzuki 30'31.388
10 森脇 尚護 モリワキMOTULレーシング Honda 30'38.537
11 辻村 猛 F.C.C.TSR Honda 30'42.610
12 横江 竜司 RT仙台森くま&秘湯峩々温泉 Yamaha 30'45.861
13 津田 一磨 Team桜井ホンダ Honda 30'49.022
14 今野 由寛 Deotex PANTHERA Suzuki 31'02.500
15 鈴木 慎吾 MOTO WIN RACING1 Honda 31'05.896
16 奥田 貴哉 チームOSG&モトスポーツ Honda 31'34.562
17 民辻 啓 ヤッパ レーシングサプライ Suzuki 31'34.725
18 本田 晃司 マルマエサプライウッドストック Suzuki 31'34.840
19 東村 伊佐三 BEET LUMIX Racing Kawasaki 31'35.024
20 山中 正之 Tele'ウルフマンヨシハルMCR Honda 31'35.314

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 渡辺 篤 Suzuki 152
2 安田 毅史 Honda 143
3 酒井 大作 Suzuki 139
4 中須賀 克行 Yamaha 118
5 亀谷 長純 Honda 103
6 徳留 和樹 Honda 101
8 阿部 典史 Yamaha 97
10 大崎 誠之 Yamaha 79
23 横江 竜司 Yamaha 24

COMMENT

中須賀克行選手談(4位)

「8耐では2分07秒7が出ているので、予選は07秒台を狙っていましたが、まさか07秒4までいくとは、自分でもビックリしました。第1レースでは、スリップを使うなど、タイヤ温存を心がけ、それで3位に入ることができました。第2レースは、スタートから清成選手が逃げてしまったので、結果的にタイヤを酷使する形となり、順位を上げられませんでした」

水谷清孝テクニカルディレクター談(YSP&PRESTOレーシング)

「持てる力はすべて出し切りました。中須賀選手はこの1年で十分に成長したし、それはラップタイム等でも確認できます。この1年のデータを見直して、来年に向けて準備を進めたい。そして来年は、勝ち続けたいです」

石川博樹監督談(YSP刈谷店長)

「個人的にモトクロスをやっていて、ロードレースはこれまで見る機会がなかったのですが、ロードはモトクロスとは違い、きめ細かい準備が必要なことを知りました。中須賀選手は第1レースで3位となり、30人の応援団も盛り上がりました。レースを見ていると、ライダー、チームとも間違いなくチャンピオンを獲得できる力を持っていることが分かりました。来年は、ぜひともチャンピオン目指して頑張って欲しいです」

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