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スーパーバイク世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどSBKクラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 2月20-22日 オーストラリア

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権 第1戦オーストラリア
■開催地:オーストラリア/フィリップアイランド(4.445 km)

WorldSBK レース1
■開催日:2026年2月21日(土)
■周回数:22周 (97,790 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度
■路面温度:42度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分28秒244)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分29秒168)

WorldSBK スーパーポールレース
■開催日:2026年2月22日(日)
■周回数:10周(44,450 km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:26度
■路面温度:27度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分28秒244)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分28秒688)

WorldSBK レース2
■開催日:2026年2月22日(日)
■周回数:22周 (97,790 km)
■コースコンディション:ウエット
■気温:21度
■路面温度:21度
■PP:N・ブレガ(Ducati/1分28秒244)
■FL:N・ブレガ(Ducati/1分40秒406)

REPORT

WorldSBK 2月21日(土)
ロカテッリ選手は13位フィニッシュ、ビエルゲ選手、ヤマハデビュー戦に手応え

2026年シーズン開幕戦がオーストラリアはフィリップ・アイランド・サーキットで行われた。そのレース1ではPata Maxus Yamaha WorldSBK Official Teamのアンドレア・ロカテッリ選手が13位でゴール。今シーズンから新たにチームに加入したチャビ・ビエルゲ選手は8番手を走行中、ハイサイドによる転倒でリタイアした。

ビエルゲ選手は午前中に行われたフリープラクティス第3セッションで好調をアピールし、スーパーポールでは9番手につけてグリッド3列目を確保した。レース1では好スタートから序盤で7番手に浮上。ポイント獲得を目指して順調に走行を続けていたが、17ラップ目の第3コーナー立ち上がりで転倒し、リタイアとなった。

チームメイトのロカテッリ選手はウイーク初日からタイヤやマシン・セッティングに苦戦。この日のスーパーポールは15番手にとどまり、レース1も厳しい展開を強いられた。我慢の走りで13位と不本意な結果に終わったが、貴重なデータを収集し、レース2での好成績獲得を目指す。

GYTR GRT Yamahaの2名は不運のリタイア

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Teamのレミー・ガードナー選手とステファノ・マンジ選手は、レース1でともにリタイアに終わった。

ガードナー選手はスーパーポールで1分29秒435の好タイムを記録するも、グリッド3列目を僅差で逃して14番手。レース1では好スタートを決めてオープニングラップでポジションアップ。その後もハイペースを維持し、トップ10を目指して周回を重ねていった。しかし後半に入るとグリップ低下により苦戦し、残り2ラップでリタイアとなった。

今シーズンからチームに加わったマンジ選手は、スーパーポールで1分30秒380を記録して18番手。レース1では少しずつ順位を上げていたが、残り13ラップでリタイアした。

WorldSBK 2月22日(日)
ロカテッリ選手がレース2で5位、ビエルゲ選手はリタイア

Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official TeamのA・ロカテッリ選手が、激しい雨の中で行われたレース2で5位獲得と健闘した。前日まで厳しい展開を強いられていたロカテッリ選手に希望の光が差した。

先だって行われたスーパーポール・レースは前日同様のドライ・コンディション。ロカテッリ選手は14番手に留まり、グリッド・ポジションを上げることはできなかった。レース2は打って変わってフルウエットとなり、グリッド5番手から飛び出したロカテッリ選手がオープニングラップで8番手に浮上。その後も好ペースをキープし、レース中盤は6番手争いを展開した。終盤を迎え、他車のリタイアもあり5番手に上がると、D・ペトルッチ選手の追撃を振り切り5位を獲得した。

チームメイトのビエルゲ選手は、スーパーポール・レースのスタート前にマシン・トラブルが発生したため走行を取りやめた。レース2はグリッド4列目からスタートし、12番手につけていたが、13ラップ目で転倒してリタイアとなった。

ガードナー選手、マンジ選手ともにポイント獲得

GYTR GRT Yamaha WorldSBK TeamのR・ガードナー選手とS・マンジ選手は、レース2でそれぞれ14位と15位を獲得し、貴重なポイントを持ち帰った。

ガードナー選手は午前中にわれたウォームアップ・セッションで20番手。スーパーポール・レースでは序盤で12位に上がり、終始熾烈なバトルを展開していたが、最終ラップで転倒して16位にとどまった。ウエットレースが宣言されたレース2では好スタートを切り、順調に走行。終盤はグリップ不足により思うようにペースが上がらなくなったが、懸命に走り切り14位でチェッカーを受けた。

マンジ選手はウォームアップ・セッションで15番手につけ、スーパーポール・レースでは終盤に順位を上げて13位と健闘した。レース2ではWorldSBKで初めてのウエットに苦戦するも、着実に周回を重ねて15位に入り、シリーズ初ポイントを獲得した。

WSBK RESULT Race.1

WSBK RESULT Superpole Race

WSBK RESULT Race.2

RIDERS RANKING WSBK

CONSTRUCTORS RANKING WSBK

COMMENT

WorldSBK 2月21日(土)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

A・ロカテッリ選手(13位)

「間違いなく、今までで最も難しいレースのひとつでした... なぜかはわかりませんが、チームも私も非常に苦戦しています。コースの何か所かで思うようにフィーリングがつかめなかったため、セッティングの最終的なチョイスはおそらく最善のものではなかったと思います。ここからさらに学び、方向性を理解し、フィーリングを取り戻さなければなりません。またオプション・スペックのリアタイヤを試してみるかもしれません。まだ2レース残っているので、何かをつかんで最後までプッシュし続けます」

X・ビエルゲ選手(DNF)

「期待したような結果ではありませんが、とても良い準備ができたと思っています。今朝のフリープラクティス第3セッションは昨日より良くなっており、すでに目標のひとつが達成されました。決勝用タイヤ、予選用タイヤともにフィーリングが素晴らしく、ラップタイムも上々でした。スーパーポールでは目標だったグリッド3列目を獲得でき、非常にうれしく思っています。決勝では好スタートを決めてバトルに加わることができました。ラップを重ねるごとにタイヤに苦戦するようになりましたが、なんとかポジションをキープしようと懸命に頑張りました。しかし残り5ラップか4ラップの第3コーナーの立ち上がりでハイサイドを起こしてしまいました。チームは明日の2レースに備えて状況を確認してくれています。もう一度トライします」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(DNF)

「昨日はかなり苦戦しましたが、今日のスーパーポールはとても好調で、マシンがよく走ってくれてトップ10にコンマ数秒差まで近づくことができました。決勝では最初の10ラップは順調で、セッティングが驚くほど向上していました。しかし最後の数ラップはリアグリップが低下してリタイアを余儀なくされてしまいました。明日までに問題を解決し、母国オーストラリアのファンに好成績をプレゼントできるよう頑張ります」

S・マンジ選手(DNF)

「予選タイヤのフィーリングがつかめず、思うようにペースを上げられませんでした。決勝ではトライし続けるために大幅なセッティング変更を行いましたが、残念ながらあまり良いところがなく、結局それが原因でリタイアすることになってしまいました。最初のレースをリタイアすることになり残念ですが、明日また頑張ります」

WorldSBK 2月22日(日)
Pata Maxus Yamaha WorldSBK Official Team

A・ロカテッリ選手(14位/5位)

「開幕戦は楽な展開ではありませんでした。順位も私にとっては十分ではなく、本来ならもっと上を目指せたはずです。速さを追求することを目標にこの地にやって来ましたが、さまざまな理由で達成できず、全力で頑張ったにもかかわらず自信もスピードも十分ではありませんでした。これからもハードワークが求められますが、ポジティブな気持ちを持ち続けたいと思っています。幸い今日はウエットになり、少なくとも5位を獲得できました。これが今回の唯一の収穫というわけです。多くのポイントを失ってしまったことは間違いありませんが、チャンピオンシップはまだ始まったばかりなので前向きに頑張っていきます。このあとは、昨年表彰台に上ったポルティマオと優勝したアッセンが続きます。前を見て、懸命に取り組み、本来の力を取り戻したいと思います」

X・ビエルゲ選手(DNF/DNF)

「どんなに難しい状況だとしても、私たちはポジティブな考え方を持ち続けなければなりません。開幕戦に向けて取り組んできた仕事はとてもうまくいっていましたし、スピードも出ていました。私のライディングスタイルとR1の強みを最大限に活かせるセッティングも見つかっていたのです。決勝では残念ながら、期待通りの結果は得られませんでしたが、先ほども話した通り、ポジティブに受けとめたいと思っています。しかも、昨日は時速250キロからクラッシュしたにもかかわらず無事だったのですから、この幸運を喜ぶべきでしょう。レース2のウエット・コンディションは自信を持って走りたかったのですが、リアの感触が良くありませんでした。ペースは悪くなかったので、前へ行こうと数台パスしたところ、第2コーナーの出口でリアから転倒してしまいました。このようなミスになり、チームには申し訳ない気持ちでいっぱいです。ポルティマオで行われる2日間のテストを通じて良いフィーリングを取り戻し、正しい方向へ進んでいるという確かな手応えをつかみたいと思います」

P・デニング(チーム代表)

「フィリップアイランドは去年も非常に大変なレースだったのですが、今年はそれ以上です!チャビ(ビエルゲ)は早々にリズムとフィーリングをつかみ、予選の走りも素晴らしかったので、大きな期待を持って決勝に臨みました。しかしレース1では大きなアクシデントがあり、スーパーポール・レースは組み上げたばかりのマシンに技術的問題が出て欠場し、レース2はリアグリップ不足に苦しんで、またしても転倒してしまいました。それでも、ここまでのすべてがチームの未来に希望を与えてくれます。彼は2度の転倒のあとも元気です。私たちの期待に応え、実力を披露してくれるのを楽しみにしています。
ロカはすでにR1を熟知し、どのサーキットでも速く走ることができますが、今回だけは別でした。2021年にチームに加入して以来、最も難しい戦いを強いられました。それでもレース2では序盤から積極的にプッシュし、15番グリッドから5位まで挽回し、決して衰えることのない意欲を見せてくれました。全体的には期待に沿うものではなく、R1の実力を発揮しきれなかったことにフラストレーションを感じています。ヤマハと協力して今回の問題を解決し、3月のポルティマオ・テストの前に本来のポテンシャルを取り戻さなければなりません」

GYTR GRT Yamaha WorldSBK Team

R・ガードナー選手(16位/13位)

「正直なところ非常にタフな週末でしたが、そのなかにも評価できるところがありました。全体的に改善され、怪我にもかかわらず走り切ることができました。これはとても重要なことです。両レースを完走し、貴重なデータを収集できたことをうれしく思います。このあとヨーロッパに戻り、第2戦ポルトガル大会の前には同じサーキットでテストもあります。さらにスピードを追求し、気持ちを立て直し、より強くなって戦いに臨みます」

S・マンジ選手(13位/14位)

「朝から天候が激しく変化し、まさにクレイジーな日曜日になってしまいました。幸いウォームアップ・セッションで何周かドライを走り、スーパーポール・レースもドライ・コンディションになりました。そのなかで昨日に比べて大幅にフィーリングが向上し、バトルをエンジョイすることもできました。しかしレース2は非常に難しい展開になりました。ヘレス・テストでウエットを経験していたので自信を持って臨みましたが、まったくフィーリングがつかめず思うような走りができませんでした。改善を目指してハードワークを続け、ヨーロッパに戻れば前進できると信じています」

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