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8耐テスト走行、YARTがトップタイムをマーク

ウィークのプログラムの本格的なスタートに向けて、8月4日(金)の8時30分から1時間半にわたって「8耐テスト走行」が行われた。

天候は曇り、直射日光はないものの、日本の夏特有の蒸し暑いコンディションの中で、この日の幕を開けた。走り出しは、#1F.C.C. TSR Honda France、#73 SDG Honda Racing、#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM、#11 Team Kawasaki Webike Trickstarらライバルが、2分8秒台で先行。

一方で、#7 YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Teamは若干遅れてピットアウト。ニュータイヤをはいたYZF-R1を駆るニッコロ・カネパが、開始10分で先制ジャブとなる2分6秒661のタイムをマークしてライバルたちを抜いてトップに立った。鈴鹿での経験値はもちろん、今シーズンの事前テストで積み上げてきたベースのポテンシャルの高さを証明した。

その後、ライバルたちの2分7秒台に入れてきたが、カネパに変わって2人目に登場したマービン・フリッツが、同じくニュータイヤで開始35分を過ぎたところで2分6秒424をマークしてチームベストを更新しトップをキープした。

そして3人目として登場したカレル・ハニカもニュータイヤで出生。変わってすぐにチームメイトに続く2分6秒917をマーク。3人が6秒台を揃え、この8耐テスト走行をトップタイムで終えた。

チーム関係者は「いくらベストタイムが速くとも、一つのミスですべてが台無しになる。あくまでもマシンはライダーたちが楽に走れるものであり、ライダーも安定した走りを第一に考えている」と語った。そのアベレージは、3人とも2分7-8秒台を安定して刻んでおり、改めてチームとして高いポテンシャルがあることを証明した。

#41 IRF with AZURLANEは、8月2日の事前テストで決勝に向けてのセッティングを行っていたことから、この日は、川名拳豊、澤村元章、遠藤晃慶、それぞれの好みに合わせ、細かくピットインを繰り返しつつ公式予選に向けてのセッティングを実施した。タイムとしては2分15秒台から14秒台をマーク。順位は39番手。

8耐テスト走行

Pos.No.TeamMachineTime
17YART Yamaha Official EWC TEAMYamaha2'06.424
233Team HRC with Japan PostHonda2'07.569
31F.C.C. TSR Honda FranceHonda2'07.708
473SDG Honda RacingHonda2'08.056
595S-PLUSE DREAM RACING -ITECSuzuki2'08.102
69TTSRacing MurayamaUnso HondaDreamHonda2'08.155
711Kawasaki Webike TrickstarKawasaki2'08.328
837BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMBMW2'08.387
917Astemo Honda Dream SI RacingHonda2'08.475
1012Yoshimura SERT MotulSuzuki2'08.514
3941IRF with AZURLANEYamaha2'14.511
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