2013 鈴鹿8耐で、鈴鹿サーキットGPスクエアに展示されるヤマハマシンを紹介します。
市販スポーツモデルFZ750をベースに開発された耐久仕様のTT-F1ファクトリーマシン。前年モデルを細部まで見直し、中低速域のパワー特性を高めるEXUP(可変排気バルブ)、勝敗に影響する迅速なタイヤ交換を可能にする片持ちスイングアームの採用などが特徴。'87年の鈴鹿8時間耐久レースでは、展示車両を操ったマーチン・ウイマー/ケビン・マギー組が劇的な逆転優勝をみせ、ジョン・コシンスキー/カル・レイボーン組も3位入賞を果たした。
● エンジン型式: 水冷, 4ストローク, DOHC, 5バルブ, 並列4気筒, 749cm3
● トランスミッション: 6速
● 最高出力: 95.6kW(130PS)以上
● アルミ・デルタボックス・フレーム