2013 鈴鹿8耐で、鈴鹿サーキットGPスクエアに展示されるヤマハマシンを紹介します。
市販スポーツモデルFZ750をベースに開発された耐久レース仕様のTT-F1ファクトリーマシン。DOHC5バルブ・並列4気筒エンジンの特徴は、ホイールベース短縮のために前傾45度から35度に変更されたシリンダー傾斜角とF.A.I.(フレッシュ・エア・インテーク)の採用で、専用設計のアルミデルタボックスフレームに搭載された。1985年の鈴鹿8時間耐久レースではケニー・ロバーツ/平忠彦のペアが終盤マシントラブルによってリタイヤしたものの、圧倒的なパフォーマンスで観衆を魅了した。
● エンジン型式: 水冷, 4ストローク, DOHC, 5バルブ, 並列4気筒, 749cm3
● トランスミッション: 6速
● 最高出力: 95.6kW(130PS)以上
● アルミ・デルタボックス・フレーム