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ヤマハ発動機株式会社

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2012 鈴鹿8耐 スペシャルサイト トップページへ

LEGENDARY MACHINES

これまでに、鈴鹿8耐を彩ったヤマハのマシンを紹介します。

1998年:YZF750

市販スーパースポーツYZF750SPベースの8耐用ファクトリーマシンの最終型。芳賀紀行とサイモン・クラファー(ニュージーランド)のペアが駆り、予選2位からスタート、中盤マシントラブルに見舞われ210周で6位となった。

X-F、NKマシンとの混走で相互に違ったライン取りが予想されたこの年、ワールドスーパーバイクと世界GP500ccで、それぞれ好調の波に乗る紀行とクラファーのコンビは優勝候補の一角だった。クラファーは予選1回目に転倒して肩の負傷をおしての出走。スタートでエンジンがかからず出遅れるが、痛めた身体を抱えながらも順調に挽回して7位で紀行にバトンタッチ。紀行は11~12秒のハイペースで、前を行くC・エドワーズ(ホンダ)、武田雄一(ホンダ)らをパスして2番手にポジションアップ。さらにトップの宇川徹(ホンダ)を10秒近くまで追い詰め、観客の眼を釘付けにした。しかし紀行が2回目行時の104周目に突如マシントラブルを抱え、ショートカットしてピットイン。コントロールユニットの交換に時間を費やし9番手まで後退。その後は両ライダーの追い上げで徐々に順位を挽回していったが、トップとの1周遅れを取り戻すことは出来ず5番手でゴール。ショートカットのペナルティで減算されて6位となった。

肩の痛みがひどくて限界に近い状態だったというクラファーだったが、この8耐をバネにGP500ccで底力を発揮、2週間後のイギリスでGP初優勝を飾った。またこの年の10月にはヤマハ“R”シリーズ第3弾、スーパーバイクレースでの性能を照準としたYZF-R7がデビュー、翌シーズンへの期待を集めた。

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