MotoGP/Moto2
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。
Rd.02 3月22日 ブラジル
RACE DATA
■大会名称:MotoGP第2戦ブラジルGP
■開催地:ゴイアス/ブラジル(3.835km)
MotoGP 3月21日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:28度/路面温度:42度
■スプリント 気温:30度/路面温度:44度
■周回数:15周(57.525km)
■PP:F・ディ・ジャンアントニオ(1分17秒410/ドゥカティ)
■FL:M・マルケス(1分18秒139/ドゥカティ)
MotoGP 3月22日(日)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:31度/路面温度:51度
■周回数:23周(88.205km)
■PP:F・ディ・ジャンアントニオ(1分28秒652/ドゥカティ)
■FL:M・ベッツェッキ(1分18秒654/アプリリア)
Moto2 3月22日(日)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:25度 ■路面温度:36度
■決勝 気温:30度 ■路面温度:51度
■周回数:26周(99.71km)
■PP:D・ホルガド(1分20秒711/カレックス)
■FL:D・ホルガド(1分21秒920/カレックス)
REPORT
MotoGP
リンス選手とクアルタラロ選手は14位と16位
第2戦ブラジルGP決勝は、コースコンディションの悪化の影響で23ラップに短縮され行われた。Monster Energy Yamaha MotoGPのA・リンス選手とF・クアルタラロ選手は十分なフィーリングをつかめないまま、それぞれ14位と16位でゴールした。
リンス選手は17番グリッドから好スタートを切ってオープニングラップでポジションアップ。レース中盤には一時11位まで浮上していたが、終盤で勢いを失い徐々に後退し、トップから22.699秒差の14位で終えた。
クアルタラロ選手はQ2で4番手を獲得し、グリッド2列目からスタート。しかしオープニングラップで良い位置がとれずに10番手まで後退し、その後もリアグリップ不足に苦戦して思うようにペースが上がらなかった。中盤以降はさらにポジションを下げて16位にとどまり、ポイント獲得はならなかった。トップとの差は26. 403秒だった。
この結果、クアルタラロ選手は合計6ポイントでランキング15位、リンス選手は合計3ポイントでランキング18位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計9ポイントでチーム・ランキング9位。ヤマハは合計8ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。
ラズガットリオグル選手17位、ミラー選手は転倒リタイア
Prima Pramac Yamaha MotoGPは苦戦を強いられ、T・ラズガットリオグル選手が17位、J・ミラー選手は転倒リタイアとなった。
ラズガットリオグル選手は12番グリッドから順調にスタートし、序盤はポジションをキープした。しかし周回が進むにつれてトラクションやグリップに苦戦するようになり、徐々に順位を下げて最終的に17位でゴールした。
ミラー選手は自己通算200回目のMotoGPレースを早々にリタイアすることとなった。ウイーク初日は好調だったが、最終日の決勝では2ラップ目に転倒して再スタートすることはできなかった。
Moto2
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2、懸命の挽回で6位獲得
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2のI・ゲバラ選手は13番グリッドから挽回して6位を獲得。チームメイトでルーキーのA・フェランデス選手は中団の大混戦のなかで奮闘し、最終的に7つポジションを上げて17位でチェッカーを受けた。
ゲバラ選手は13番グリッドからスタート後、最初のコーナーで一旦後退したものの、そのあとは何度もオーバーテイクを成功させて見る見るうちにポジションを上げていった。レース中盤はD・アロンソ選手、T・アルボリーノ選手と熾烈なバトルを展開し、14ラップ目には2台を抑えて5位に浮上。終盤でアロンソ選手との一騎打ちとなり、わずかに届かず6位でチェッカーを受けた。トップとの差は8.778秒だった。
フェランデス選手は予選24番手。グリッド8列目から絶好の飛び出しを見せ、オープニングラップで中段グループに加わった。レース中盤までに一時16位まで上がったあとF・サラック選手に先行されて17位となり、トップから24.717秒差でゴールした。
この結果、ゲバラ選手は合計20ポイントでランキング4位、フェランデス選手は合計0.5ポイントでランキング19位。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2は合計20.5ポイントでチーム・ランキング4位となっている。
MotoGP QUALIFYING RESULT
MotoGP SPRINT RESULT
MotoGP RACE RESULT
MotoGP LAP CHART

Moto2 QUALIFYING RESULT
Moto2 RACE RESULT
MotoGP RIDERS RANKING
MotoGP CONSTRUCTORS RANKING
Moto2 RIDERS RANKING
COMMENT
MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGP
A・リンス選手(14位)
「周回数短縮の知らせが届いたのは、私たちがグリッドに並んだあとでした。誰も予想していなかったことだと思いますが、レース・ディレクションはライダーの安全を考慮して良い判断をしてくれました。今日はかなりグリップレベルが低く感じられ、それはおそらく前に行われたMoto2レースでたくさんのラバーが出ていたせいだと思います。レース自体は全体的に順調でした。自分たちにできることはすべて実行し、最終的に2ポイントを獲得できました。最高とは言えませんが、好スタートを切り、いいオーバーテイクやバトルもありました」
F・クアルタラロ選手(16位)
「スタートが昨日ほどうまくいきませんでした。そのあともかなり苦戦しました。リアグリップに問題があったのです。スタートの数分前に周回数の減算を知らされましたが、今日はいずれにしてもリアはソフトでいくと決めていました。今日は何かがかみ合っていませんでしたが、これを引きずらず、次のレースに集中していきたいと思います。このコースはとても気に入りました」
M・メレガリ(チーム・ディレクター)
「難しい戦いでした。コースコンディションの悪化によりレースが短縮されましたが、そのことを知らされたのはグリッドに並んでいるときでした。リアにソフト・コンパウンドを選んだチームはわずかだったので、自信を深めることができました。短いレースでより効果を発揮すると考えたからです。ところがファビオ(クアルタラロ)は昨日のような素晴らしいスタートができず、しかもリアグリップ不足にも悩まされたのです。なぜこのようなことになってしまったのか、データを確認して分析しなければなりません。アレックス(リンス)のほうは逆に好スタートを決め、好位置を確保しました。しかし中盤以降、集団につかまるとペースが上がらなくなり、順位も下げてしまいました。今日の結果は満足できるものではなく、昨日のことを考えれば非常に残念です。それでもアップダウンは学習プロセスの一部だと考えており、このニューマシンでの出場はまだ2戦目に過ぎないのです。チームはウイークを通じて懸命に努力を続け、今後につながる貴重なデータを収集しました。今は次回オースティンに気持ちを向けています」
Prima Pramac Yamaha MotoGP
T・ラズガットリオグル選手選手(17位)
「昨日よりは少し良くなりましたが、リアグリップは依然として大きな問題です。私は今、おもにヤマハ勢に注目しています。彼らが一番の参考になりますし、他メーカーと比べると、とくに加速でのグリップ不足は明らかです。今日私が最も苦労したのはスロットルを開けるときでした。スピンがひどく、マシンは加速してくれません。ファビオに後ろを走っていると、ブレーキングやコーナーではついて行けたり差を縮められたりすることがあったのですが、加速になると彼のほうに明らかなアドバンテージがありました。また、今日の決勝のなかでは第1コーナーでミスをしてはらみ、そのあとは基準になるライダーがいなくなってしまったため単独走行になりました。当然、この結果には満足していませんが、学んだこともあります。エンジンブレーキのフィーリングがわかってきて、ブレーキングで乗りやすくなりました。今は次のテキサスに目を向けています。私にとっては初めてのコースになりますが、とても楽しみにしており、一歩一歩前進していきたいと思っています」
J・ミラー選手(DNF)
「願っていたようなレースにはなりませんでした。スタートで電子制御系のトラブルがあり、クラッチを離した途端に回転が落ちてストールしそうになってしまったので、何とかリカバーしようとするうちに第1コーナー進入では最後尾まで後退してしまいました。そこからはポジションを挽回するため懸命にプッシュし、オーバーテイクのチャンスを狙っていました。フランキー(モルビデリ)とエネア(バスティアニーニ)がはらんだときに、ついて行こうとしたのですが、第2コーナー進入で昨日と同じ挙動があり、マシンがロックして転倒してしまいました。マシンのフィーリングは少しずつ良くなっており、前との差も縮まってきていただけに残念です。私もチームももっと頑張らなければなりません」
G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)
「かなり複雑な週末になりました。金曜日のウエット・コンディションでは非常に好調で、とくにトプラック(ラズガットリオグル)はプラクティスで3番手を獲得して直接Q2に進むという見事なパフォーマンスを見せてくれました。彼は難しいコンディションでしっかりマシンをコントロールしており、能力の高さを改めて確認できました。しかし残念ながら、ライダーの能力だけでは十分ではありません。そして現時点で私たちはまだ、彼が求めているものをすべて提供できているわけではありません。それでも今日は何か所か変更を試み、ウォームアップでは改善も見られました。結果には十分に反映できていませんが、良い方向へと進んでいます。課題は1日や2日で解決できるものではありませんが、いくつかの部分では理解が深まってきているので、それをベースにして前進していきたいと思っています。
ジャック(ミラー)も多大な努力をしてくれていますが、それが結果に現れておらず残念です。彼にとってもチームにとっても非常に難しいレースウイークでした。私たちが適切な条件を用意することができさえすれば、彼は必ず好成績をつかみとってくれると確信しています。ヤマハ全体を見渡せば、このプロジェクトに可能性があることをライダーたちが証明してくれています。長い旅路であることはわかっています。それでも正しい方向へ進んでいるという兆しが見えはじめています」
Moto2
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2
I・ゲバラ選手(6位)
「予選の結果が決勝に大きく影響してしまいました。スタートでもっと順位を上げたかったのですが、それもうまくいきませんでした。このコースはオーバーテイクがとても難しいので、グリッド5列目からの挽回は厳しい状況でした。また最大限までプッシュするにはグリップが十分ではなかったため、できる範囲のなかで懸命に努力しました。もっと上位を確信していたので本当に残念です。次のオースティンでまた全力をぶつけます」
A・フェランディス選手(17位)
「非常に難しいレースでした。初めからフロント・タイヤに苦戦させられたのですが、それでも何とか克服していい仕事ができたと思います。こうした難しい条件のなかでも一歩一歩改善を目指して、さまざまなことを試しています。今日はまだ2回目のレースですが、多くのことを少しずつ学んでいます。次回がどうなるか楽しみです。オースティンに向けて準備は万端です!」
A・デ・アンジェリス(チーム・マネジャー)
「イサン(ゲバラ)の走りに満足しています。彼は多くのポジションを挽回し、好タイムを記録し、マシンへの自信を示して素晴らしい仕事をしたと思います。Q2の結果が響いてしまいましたが、それでもチャンピオンシップに重要なポイントを獲得してくれました。アルベルト(フェランデス)は引き続き経験を積み、貴重なデータを収集し、とても順調にマシンに順応しています。今回は初めてフロント・タイヤに苦戦しましたが、今日のような難しいコンディションに備えるには各セッションの管理がいかに重要かということが改めてわかりました。この貴重な情報を携えて、私たちはこれからオースティンへ向かいます。同様に難しいコースですが、ベストを尽くし、さらに前進を目指します」






















