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MotoGP/Moto2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPとMoto2に関する情報をお届けします。

Rd.01 3月1日 タイ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第1戦タイGP
■開催地:ブリラム/タイ(4.554km)

MotoGP 2026年2月28日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:30度/路面温度:40度
■スプリント 気温:28度/路面温度:46度
■周回数:13周(59.202km)
■PP:M・ベッツェッキ(1分28秒652/アプリリア)
■FL:M・マルケス(1分29秒922/ドゥカティ)

MotoGP 2026年3月1日(日)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:35度/路面温度:55度
■周回数:26周(118.404km)
■PP:M・ベッツェッキ(1分28秒652/アプリリア)
■FL:M・ベッツェッキ(1分30秒487/アプリリア)

Moto2 2026年2月28日(土)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:33度 ■路面温度:53度
■PP:S・アギウス(1分34秒576/カレックス)

Moto2 2026年3月1日(日)
■コースコンディション:ドライ
■予選 気温:34度 ■路面温度:54度
■周回数:7周(31.878km)
■PP:S・アギウス(1分34秒576/カレックス)
■FL:M・ゴンザレス(1分35秒379/カレックス)

REPORT

MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGP、猛暑のなか懸命のプッシュ

2026年シーズンが開幕し、Monster Energy Yamaha MotoGPのF・クアルタラロ選手とA・リンス選手は決勝レースでそれぞれ14位と15位でフィニッシュした。

クアルタラロ選手は16番グリッドからスタートし、オープニングラップでひとつポジションアップ。その後は思うようにペースが上がらず、F・モルビデリ選手(ドゥカティ)とE・バスティアニーニ選手(KTM)に追い上げられて10ラップ目には17番手に後退した。終盤で3台がリタイアしたことから14位に上がりチェッカーを受けた。

リンス選手は18番グリッドからスタート後、クアルタラロ選手に続く16番手でオープニングラップを終了。Prima Pramac Yamaha MotoGPのJ・ミラー選手らと何度か順位を入れ替えながら後半は19番手まで後退していたが、前方のリタイアもあり15位でゴールした。

この結果、クアルタラロ選手は2ポイントを獲得してランキング16位、リンス選手は1ポイント獲得でランキング17位。Monster Energy Yamaha MotoGPは合計3ポイントでチーム・ランキング9位、ヤマハは合計2ポイントでコンストラクターズ・ランキング5位となっている。

Prima Pramac Yamaha MotoGP、厳しい状況のなか完走果たす

Prima Pramac Yamaha MotoGPのJ・ミラー選手とT・ラズガットリオグル選手は、暑さとタイヤの消耗に苦みながらも最後まで懸命に走り切った。ラズガットリオグル選手はMotoGPデビュー戦を21番グリッドからスタートして17位、ミラー選手は1列前の18番グリッドからポジションをキープしてゴールした。いずれも期待通りの結果は得られなかったが、今回収集したデータの分析とニューマシンの開発に意欲を見せている。

Moto2
ゲバラ選手、開幕戦で2位獲得、フェランデス選手もポイント獲得の大健闘

2026年シーズンがタイのチャーン・インターナショナル・サーキットで開幕。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2から参戦するI・ゲバラ選手が予選2位、決勝2位と幸先良いスタートを切った。今年からチームに加入したA・フェランデス選手も15位でフィニッシュし、デビュー戦で1ポイント獲得と活躍した。

Moto2決勝は転倒が相次ぎ、2度にわたり赤旗が提示される波瀾の展開となった。最初のレースは3ラップ目に中断され、予定周回数の3分の2に達していなかったためやり直し。3ラップ目時点の順位でグリッドに並び、全11ラップに減算して再スタートが切られた。ところがオープニングラップの第3コーナーで再びアクシデントがあり2度目の中断。3度目となるスタートは2度目と同様のグリッドから、全7ラップで競われることとなった。

予選2位を獲得していたゲバラ選手は最初のスタートのあと3番手を走行。これによりレース2とレース3を3番グリッドからスタートした。いずれも絶好の飛び出しで上位争いに加わり、レース3では多くの周回でトップをキープ。終盤でM・ゴンザレス選手と熾烈な首位争いを展開し、最終的に0.099秒差の2位でゴールした。

チームメイトでルーキーのフェルナンデス選手は予選26番手。最初のレースは最後列からのスタートだったが、その後着実に順位を上げていたことが功を奏し、レース3では13番グリッドにつけた。さらに好スタートを決めてオープニングラップで11位に浮上。数台とバトルを繰り広げ、最終的にトップから9.776秒差の15位でチェッカーを受けた。

この結果、ゲバラ選手は合計20ポイントでランキング2位、フェルナンデス選手は合計1ポイントでランキング15位。BLU CRU Pramac Yamaha Moto2は合計21ポイントでチーム・ランキング2位につけている。

MotoGP QUALIFYING RESULT

MotoGP SPRINT RESULT

MotoGP RACE RESULT

MotoGP LAP CHART

Moto2 QUALIFYING RESULT

Moto2 RACE RESULT

MotoGP RIDERS RANKING

MotoGP CONSTRUCTORS RANKING

Moto2 RIDERS RANKING

COMMENT

MotoGP
Monster Energy Yamaha MotoGP

F・クアルタラロ選手(14位)

「厳しいレースでしたが、ほぼ予想していた通りになりました。次のブラジルではマシンのフィーリングが良くなることを期待しています」

A・リンス選手(15位)

「タイヤ・マネジメントが難しく、非常にタフなレースでした。毎ラップ100%の力を注ぎました。開幕前のテストと今回のレースウイークを経て、ここチャーン・インターナショナル・サーキットでいくつか収穫もありました。これからも前進し続け、プロジェクトを成長させていきます。ブラジルが楽しみです」

M・メレガリ(チーム・ディレクター)

「予想通り、非常に厳しいレースになりました。高温多湿のなかの26ラップはまさに耐久テストであり、私たちの新たなプロジェクトにとって重要な節目ともなりました。プロジェクトはまだ始まったばかりですが、周回を重ねるごとにマシンへの理解が深まり、さまざまな側面を学んでいます。このタイプのサーキットと高温時に割り当てられるタイヤ構造に、私たちはいつも苦戦してきました。現時点で言えることは、今回収集したデータをすべて分析し、次のレースに役立てたいということだけです」

Prima Pramac Yamaha MotoGP

T・ラズガットリオグル選手選手(17位)

「私にとって初のMotoGPフルレースなので、もちろんもっと良い結果を望んでいました。しかしこのような暑さのなかでの26ラップは体力的に非常に厳しく、長く苦しいレースになりした。周回が進むうちにリアグリップに明らかな問題出てきたのですが、これを何かのせいにするつもりはありません。私自身がもっと学ばなければなりませんし、ヤマハがマシン改良を目指して全力で取り組んでいることもよく知っています。レース全体を通してグリップが非常に限られていました。ヤマハ勢はみな同じ状況だったようで4台が接近して走ることになりました。今は次のレースに気持ちを集中しています。私は必ずベストを尽くしますし、チームも同様です」

J・ミラー選手(18位)

「期待した展開ではありませんでした。マシン自体のフィーリングは悪くなく、体力にも不安はありませんでしたが、スタート直後からリアタイヤの問題に気づいていました。最大限うまくコントロールしようと早めのシフトチェンジでスムースさを維持し、コーナー出口でマシンを起こすタイミングに備えるようにしていたのですが、周回が進むにつれて、ますます難しくなっていきました。最後はタイヤの中央部が摩耗し、ストレートではスロットル4分の1ほどしか開けられず非常に厳しい状況でした。V4マシンで初めてのフルレースは思い通りにはいきませんでしたが、4台すべて完走し、多くのデータを得られたことが重要です。これをベースにして組み立てていきます。第2戦ブラジルGPに向けて、まだまだ改善の余地が残っています」

G・ボルゾイ(チーム・ディレクター)

「日曜日のフルレースが厳しい展開になることは初めからわかっていました。開幕前のテストで苦戦し、今日の決勝でまた同じ状況になりました。それでも昨日のスプリントではかなり良いリズムをキープできていたので、その強みを今後さらに伸ばしていきたいと思っています。今日の最大の問題は気温の高さでした。これは誰にとっても同様ですが、私たちはより多く影響を受けたように見えました。ここが私たちのスタート地点です。次のレースに向けて改良を目指します」

Moto2
BLU CRU Pramac Yamaha Moto2

I・ゲバラ選手(2位)

「今日はヤマハの社長がサーキットを訪れ、間近で応援してくださいました。そのような特別な日に、表彰台に上れたことを非常にうれしく思います。最後の最後まで勝利を目指して戦い続けましたが、最終的に転倒のリスクを負うよ2位でフィニッシュすることを優先しました。BLU CRUやYamaha、チームのサポートを身に染みて感じることができました。彼らはみな驚くほどのハードワークに取り組み、素晴らしい仕事をしてくれました。とても気持ちよく乗れたので、自分のポテンシャルを最大限に発揮することができました。シーズンはまだ始まったばかりです。次のブラジルでは、ここ数カ月間の仕事の成果をひとつに集約するため全力を尽くします」

A・フェランディス選手(15位)

「本当にうれしいです。ウイークを通じ、決勝に向けたベース構築に懸命に取り組んできました。その結果として、デビュー戦で世界選手権初ポイントを獲得できたことを誇りに思います。レースは大混乱でしたが、私自身は好スタートを切って序盤でポジションを上げ、その位置をキープすることに集中しました。周囲のライダーたちからできるだけ多く学ぼうと注意深く観察しながら走るうちにトップ10にも近づくことができました。新たな挑戦の始まりを15位でフィニッシュしたことは評価できる結果だと思います。これからも努力と学習を続けていきます」

A・デ・アンジェリス(チーム・マネジャー)

「イサン(ゲバラ)にとって非常に素晴らしい結果になりました。昨シーズン終盤に見せたポジティブなサインがすべて裏付けられ、冬の間に確固たるものとなりました。最終コーナーまで勝利を目指して戦い、2位を獲得して貴重なポイントを持ち帰りました。このことは彼がマシンに好感触を持ち、巧みなコントロールで最大限のパフォーマンスを引き出したことを証明しています。
デビュー戦で1ポイントを獲得したアルベルト(フェランデス)も本当に素晴らしかったです。赤旗提示とリスタートが何度も繰り返されたレースは決して簡単ではなかったはずです。彼は学びが早い聡明なライダーです。今日の初レースは大きな励みになりました」

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