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レース情報

全日本ロードレース選手権 JSB1000

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。

Rd.06 9月14日 オートポリス

RACE DATA

■大会名称:2014全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦 AUTOPOLIS SUPER 2 and 4 RACE 2014
■カテゴリ:JSB1000
■開催日:2014年9月14日(日)
■会場:オートポリスサーキット(4.674km)
■周回数:14周
■天候:晴れ 気温:22度 ■コース:ドライ
■PP:中須賀 克行(1分48秒280/Yamaha)
■FL:中須賀 克行(1分49秒393)

REPORT

中須賀&YZF-R1今季2勝目! ランキングトップに浮上!!

JSB1000クラスは、今回のオートポリスラウンドからシーズン後半戦がスタート。ランキングでは追う立場で迎えたヤマハ・YSP・レーシング・チームの中須賀克行は、ここから巻き返しを狙っていた。

レースは、波乱の幕開けとなった。オープニングラップの最終コーナーで2台が接触するアクシデントが発生。マシンが炎上しレースは仕切り直しとなる。

18周から14周に短縮されて再スタートを切った決勝。ポールポジションの中須賀は、3番手で1コーナーをクリア。序盤は柳川明(カワサキ)の背後につけタイヤをマネジメントして行く。トップグループは6台で形成されていたが、10周目の1コーナーで中須賀は柳川をかわしトップに立つと一気にスパートをかける。その直後に渡辺一樹(カワサキ)、そしてポイントで追っている高橋巧(ホンダ)が転倒し脱落。トップグループは4台に絞られる。

中須賀は13周目にこのレースのファステストラップをマークし、2番手以下を引き離していく。これで勝負あったかと思われたが、ラストラップには背後に津田が迫ってくる。中須賀は、勝負どころをしっかり抑え津田に付け入る隙を与えない。最終コーナーで津田が勝負に出るも、これを抑えきりトップでゴール。冷静にレースをコントロールし、今シーズン2勝目を挙げた中須賀はランキングトップに浮上、3年連続5度目のタイトル獲得に向けて前進した。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 中須賀 克行 ヤマハ・YSP・レーシング・チーム Yamaha 25'43.108
2 津田 拓也 ヨシムラスズキシェルアドバンス Suzuki +0.282
3 柳川 明 TeamGREEN Kawasaki +1.181
4 山口 辰也 TOHORacing with MORIWAKI Honda +1.457
5 加賀山 就臣 Team KAGAYAMA Suzuki +6.564
6 生形 秀之 エスパルスMFDレーシング Suzuki +17.205
7 野左根 航汰 NTSチームノリックヤマハ Yamaha +24.560
8 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING・YAMAHA Yamaha +24.669
9 中冨 伸一 HiTMAN RC甲子園ヤマハ Yamaha +24.892
10 高橋 巧 MuSASHi RTハルクプロ Honda +41.845
11 酒井 大作 Flex D.R.E. Motorrad39 BMW +47.815
12 吉田 光弘 Honda熊本レーシング Honada +51.608
13 小島 一浩 Honda熊本レーシング Honada +56.257
14 寺本 幸司 Team Tras 135HP BMW +56.525
15 徳留 和樹 KUKO DSwithBIKE Honada +1'04.817
16 北折 淳 Honda緑陽会熊本レーシング Honada +1'16.340
17 大橋 靖洋 HondaブルーヘルメットMSC熊本 Honada +1'28.851
18 樋口 耕太 H.L.O RACING Suzuki +1'29.919
19 大樂 竜也 T-FLEXwithDeakCraft KTM +1'33.489
20 森 健祐 HondaブルーヘルメットMSC熊本 Honada +1'49.608
21 高津 信行 (有)中田商店+うかれ亭 Honada +1'50.075
22 田中 公司 グリーンス・パーク田中RT Kawasaki -1Lap

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 中須賀 克行 Yamaha 109
2 高橋 巧 Honda 105
3 津田 拓也 Suzuki 94
4 柳川 明 Kawasaki 70
5 渡辺 一樹 Kawasaki 69
6 加賀山 就臣 Suzuki 68
8 野左根 航汰 Yamaha 54
9 藤田 拓哉 Yamaha 51
10 中冨 伸一 Yamaha 37

COMMENT

中須賀克行選手談(優勝)

「予選で自己ベストを更新してポールポジションを獲得することができましたし、レースウイークを通じて主導権を握ることができたと思います。今回は、地元九州ということでヤマハファンの皆さんの声援も多く、とても気合いが入りました。波乱のスタートでしたが、レースは柳川選手の後ろでタイヤを温存し、冷静に戦えたと思います。路面温度が高かったのかタイヤのグリップが落ちるのが早かったのですが、コントロール性がよかったので問題なかったですね。残り2戦3レース、真っ向勝負でタイトルを獲りに行きます」

 島田和広監督談(YSP菊陽)

「アクシデントもあり、一時はどんなレースになるかと思いましたが、レース終盤にトップに立つと、すばらしい走りでリードしてくれました。冷静に走っているのが分かりましたし、ピットで安心して見ていることができました。一緒に表彰台の中央に上がらせていただき、トロフィーももらうことができて感無量です。この調子でチャンピオンに向けて突き進んで欲しいですね。九州から応援しています」

吉川和多留チームディレクター談

「序盤から落ち着いてレースをこなしてくれました。スパートをかけるタイミングもよかったですね。チームもメカニカルな部分でやるべきことをやり、今あるパッケージの中ではパーフェクトと言ってもいいぐらいのレースができたと思います。次回は相性のいい岡山国際ですので、最終戦鈴鹿までしっかり勝負できるようチーム一丸となって臨みます」

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