全日本ロードレース選手権 GP125
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP125に関する情報をお届けします。
Rd.04 8月30日 SUGO
RACE DATA
■大会名称:2009全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦SUGO大会
■カテゴリ:GP125クラス ■開催日:2009年8月30日(日)
■会場:スポーツランドSUGO(3.7375km)
■観客:12,800人(2日間合計) ■天候:曇り ■コース:ドライ ■周回数:15周
■PP:長島哲太(Honda/1分45秒375)
■FL:徳留真紀(Yamaha/1分35秒452)
REPORT
徳留真紀が全日本初優勝!
ベテラン徳留真紀(チーム テック・2)が全日本初優勝を遂げた。予選では6番手と奮わなかった徳留だが、決勝レースでは序盤からセカンドグループに加わり上位進出を狙う。そして8周目の第1コーナーでは、徳留とのバトルの中で長島哲太(ホンダ)がオーバーランしてポジションダウン。これで徳留は3番手に上がり、2番手の尾野弘樹(ホンダ)とともにトップ菊池寛幸(ホンダ)を追う。ところがその菊池が11周目のバックストレートでマシントラブルのためにスローダウン。これでトップは尾野と徳留の一騎打ちとなった。
レース終盤に入り雨が降り始めると、尾野も徳留も無理ができない状態が続く。そして最終ラップの最終コーナーは尾野が制するが、そこからの登り10%勾配で勝負に出た徳留が、0.097秒差で尾野を下し、徳留が38歳にして全日本初優勝を遂げた。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 徳留 真紀 | チーム テック・2 | Yamaha | 24'21.013 |
2 | 尾野 弘樹 | BATTLE FACTORY | Honda | 24'21.110 |
3 | 浦本 修充 | TEAM IRONBARONS | Honda | 24'28.047 |
4 | 岩田 裕臣 | DyDoミウレーシングチーム | Honda | 24'33.240 |
5 | 大久保 光 | 18 GARAGE RACING TEAM | Honda | 24'33.345 |
6 | 山本 剛大 | Team NOBBY | Honda | 24'33.469 |
7 | 矢作 雄馬 | 桶川塾&ENDURANCE | Honda | 24'33.679 |
8 | 柳沢 祐一 | 18 GARAGE RACING TEAM | Honda | 24'41.014 |
9 | 藤井 謙汰 | TSR | Honda | 24'41.418 |
10 | 長島 哲太 | Team Projectμ | Honda | 24'41.479 |
11 | 大金 佑輝 | ENDURANCE & 桶川塾 | Honda | 24'41.541 |
12 | 仲城 英幸 | Projectμ7C HARC | Honda | 24'41.910 |
13 | 中本 翔 | GARAGE RACING TEAM | Honda | 24'47.474 |
14 | 森 俊也 | racing sayama | Honda | 24'47.525 |
15 | 日浦 徹 | Team NOBBY | Honda | 24'48.779 |
17 | 宇井 陽一 | 立花レーシング with Spruce | Yamaha | 24'52.074 |
32 | 篠崎 佐助 | チーム テック・2 | Yamaha | 22'59.012 (-1 Lap) |
33 | 阿部 健二 | Yamaha KENT Racing | Yamaha | 25'04.652(-1 Lap) |
35 | 山田 誓己 | 伊藤レーシングGMDスズカ | Yamaha | 21'58.917(-2 Lap) |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 徳留 真紀 | Yamaha | 54 |
2 | 尾野 弘樹 | Honda | 45 |
3 | 菊池 寛幸 | Honda | 35 |
4 | 浦本 修充 | Honda | 28 |
5 | 山田 亮太 | Honda | 26 |
6 | 篠崎 佐助 | Yamaha | 24 |
13 | 山田 誓己 | Yamaha | 10 |
20 | 宇井 陽一 | Yamaha | 5 |
COMMENT
徳留真紀選手談(優勝)
「全日本の約3カ月のインターバルの間に、マシンも僕も減量して、コーナリング特性に優れるヤマハマシンに、ストレートでのスピードを武器に加えることができた。ただ、足まわりもタイヤも硬めにセットしていたので、雨が降って来てからは無理ができなくなった。何度か尾野選手を抜く機会はあったのだけれど、いちばん安全な形でパスすることができた。ウイニングランでは、本当にうれしさが込み上げてきた」