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世界耐久選手権 EWC

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど世界耐久選手権に関する情報をお届けします。

Rd.04 6月9日 ドイツ

RACE DATA

■開催日:2018年6月10日
■大会名称:世界耐久選手権オッシャースレーベン8時間耐久レース
■開催地:ドイツ/オッシャースレーベン

REPORT

GMT94 Yamaha、オシャースレーベンで表彰台獲得!

Endurance World Championship第4戦、オシャースレーベンの8時間耐久レースにGMT94 Yamaha Official EWC TeamとYART Yamaha Official EWC Teamが出場。GMT94は3位表彰台と健闘、YARTは途中リタイアに終わっている。

GMT94のD・チェカ、M・ディメリオ、N・カネパは、ポールポジションからスタートを切って順調にペースを上げてゆく。しかし昨年を再現するかのように、ピットストップの間にライトを消し忘れたことによりストップ&ゴーのペナルティ。これで優勝争いからは遠ざかってしまったが、プッシュを止めることはなかった。その後、ペースカーが2度入る間にレースは新たな展開を迎える。1度目にはライバルチームに優勝を確実にするだけのアドバンテージを与え、レース終盤に実施された2度目では、カワサキに3位争いのチャンスがもたらされることとなる。最終ラップの中ほどまで来たところでディメリオが転倒。マシンに損傷があり順位を下げるかに思われたが、ディメリオはすぐさま再スタートを図り、3位をキープしてチェッカーを受けた。

スロバキアリンクのウイナー、YART Yamaha Official EWC Teamは、好調をそのままに今回も勝利を目指していた。タイヤ・チョイスに成功したB・パークス、M・フリッツ、M・ノイキルヒナーは順調に周回を重ねていったが、その後、問題が発生。ラジエターがオーバーヒートし、ウォーター・リークによりフリッツが転倒し、損傷を受けたYZF-R1から火が出てしまった。消火剤が届くまでしばらく待たされたあと、フリッツはマシンをピットまで押して戻り修復作業を行うことが可能だったが、すでに大きく離されてしまったため、チーム・ディレクターの判断によりリタイアとなった。

この結果、GMT94はランキング2位をキープして7月29日には鈴鹿8時間耐久レースを迎える。トップとの差はわずか10ポイント。

RESULT

TEAM RANKING

COMMENT

GMT94 Yamaha Official EWC Team
D・チェカ選手談(3位)

「今日のレースを走り終えて、チームをとても誇りに思っています。全員で全力を尽くしてこの表彰台を獲得したのです。耐久レースではどんなことでも起こり得ますが、今日も本当に多くの出来事に遭遇しました。そしてセーフティー・カーによってライバルたちから離されてしまいました。1度目で優勝チャンスを失い、2度目ではもう一度バトルを強いられることになったのです。最終的には運もあって表彰台を獲得。マイクとニッコロもいい仕事をしてくれましたし、チームもハードワークを続けた結果、このような快挙につながりました。次の鈴鹿も頑張ります」

C・グィオ、マネジャー談

「ミスをおかしてストップ&ゴーのペナルティを受けました。さらには1台目のセーフティーでホンダがピットストップを1回削減、2台目ではカワサキが一気にわれわれに近づきました。これによってマイクがランディ・ドプニエとバトルすることになり、マイクは転倒。これこそがレースというものなのです。彼が先にゴールラインを通過して3位を獲得することができたのは幸いでした。マシンは非常に好調で、ペースも良く、チームの作業も完璧でした。またダンロップ・タイヤもこの暑さのなかでしっかり機能してくれました。大きな進歩だと感じています。マシンに大きなダメージを受けながらもマイクが残りの半周を走り切ってくれたことはラッキー。本当にうれしいです。これから鈴鹿に向けて準備を始め、決してあきらめずに最後まで戦います。デビット、マイク、ニッコロの努力とチーム全員のハードワークに感謝しています」

YART Yamaha Official EWC Team
B・パークス選手談(DNF)

「序盤は好調で、良いポジションにつけていました。しかしそのあと、状況が悪い方向へと変化してしまい、悔しい気持ちでいっぱいです。優勝は無理でも表彰台の可能性は残っていると思っていました。2位を狙えたはずでした。私たちのまったく手の届かないところで問題がおきてしまったので、このような結果に終わったことが残念でなりません。次の鈴鹿では良い仕事をしたいと思います。チームのみんな、マービンとマックスのハードワークに感謝します」

M・カインズ、マネジャー談

「マシンがオーバーヒート。これは2年前と同じような状況でした。マックスの走行中にラジエターから水が漏れ始め、マービンが漏れ出た水に乗って転倒。そしてマシンに火がついてしまったのです。しかもそのコーナーには消火剤が準備されていなかったため、すぐに火を消すことができませんでした。このような不運が続いたあとも、私たちはレース再開を目指していましたが、最終的にはライダーたちの安全を考えてリタイアを決断しました。チームスタッフとライダーたちには心から感謝しています。今日は彼らの努力を結果につなげることができませんでしたが、次の鈴鹿に照準を合わせて準備を始めます」

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