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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.17 9月17日 アイルランド

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権第17戦アイルランドGP
■カテゴリ:MX1クラス
■開催日:2005年9月17日(土)
■開催地:アイルランド/デザートマーティン
■周回数:第1ヒート=22周、第2ヒート=22周
■天候:曇り ■気温:15度
■観客数:8,000人

REPORT

YZ450FMのエバーツ優勝!
ヤマハコンストラクターズタイトルを決定!

2週間前のオランダGPで世界選手権タイトルを決めているヤマハのS・エバーツが、両ヒート優勝で今季8度目の総合優勝を飾った。これでヤマハは2005年のコンストラックターズタイトルを決定。エバーツは、今季全17戦34ヒート中の14ヒートを制し、総合優勝8回を記録。一方、ヨルゲンセンはナムールで第1ヒートを制し、ヤマハのコンストラクター部門タイトル獲得に貢献した。

寒さと強風に見舞われた今大会、エバーツはB・タウンリー(KTM)とJ・コピンズ(ホンダ)と好バトルを展開。エバーツは、第1ヒート序盤で先行するコピンズを抜いてトップに浮上。残り3分の1のところで後方からタウンリーが迫ってきたが、これを抑え最初にチェッカーを受けた。第2ヒートでもエバーツは巧みな走りで、追いすがるタウンリーに8秒の差をつけてトップでチェッカーを受けた。

またエバーツのチームメイトのB・ヨルゲンセンは、金曜日の練習走行で激しく転倒した影響で思うような走りができない状況。ヨルゲンセンは、第1ヒートで転倒もあり13位でゴール。この第1ヒートの転倒で肋骨にダメージを負うが、第2ヒートに果敢に挑戦、スタートで出遅れたものの、10位でチェッカーを受け、結局総合10位となった。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 S・エバーツ BEL Yamaha 39'13.384
2 B・タウンリー NZL KTM 0.897
3 J・コピンズ NZL Honda 18.587
4 T・レオク EST Kawasaki 26.394
5 M・ピション FRA Honda 30.909
6 S・ラモン BEL KTM 39.379
7 K・ストライボス BEL Suzuki 42.652
8 J・バラガン ESP KTM 58.354
9 J・ノーブル GBR Honda 58.524
10 K・デディッカー BEL Honda 1'36.829
11 A・ピローネン FIN TM 1'40.056
12 D・セイバース BEL Suzuki 1'41.796
13 B・ヨルゲンセン DNK Yamaha 1'42.890
14 K・グンターセン NOR KTM -1 Laps
15 M・プリエム BEL Yamaha -1 Laps
16 T・ディベルダー BEL Suzuki -1 Laps
17 N・ブラッドショー RSA Suzuki -1 Laps
18 L・フレイバーグ LVA Suzuki -1 Laps
19 M・バール GBR Yamaha -1 Laps
20 G・クロカード IRL Yamaha -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 S・エバーツ BEL Yamaha 39' 59.247
2 B・タウンリー NZL KTM 21.015
3 S・ラモン BEL KTM 39.814
4 J・コピンズ NZL Honda 40.370
5 K・ストライボス BEL Suzuki 45.994
6 J・バラガン ESP KTM 50.080
7 M・ピション FRA Honda 1'6.716
8 T・レオク EST Kawasaki 1'8.615
9 M・プリエム BEL Yamaha 1'18.043
10 B・ヨルゲンセン DNK Yamaha 1' 19.435
11 P・ルレ FRA Honda 1' 39.383
12 熱田 孝高 JPN Suzuki -1 Laps
13 J・ノーブル GBR Honda -1 Laps
14 D・セイバース BEL Suzuki -1 Laps
15 M・コバライネン FIN Aprilia -1 Laps
16 N・ブラッドショー RSA Suzuki -1 Laps
17 A.ゲラジニンカス LIT Honda -1 Laps
18 L・フレイバーグ LVA Suzuki -1 Laps
19 M・バール GBR Yamaha -1 Laps
20 B・マッケンジンー GBR Kawasaki -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 S・エバーツ Yamaha 721
2 J・コピンズ Honda 652
3 B・タウンリー KTM 589
4 S・ラモン KTM 500
5 M・ピション Honda 476
6 J・スメッツ Suzuki 385
13 B・ヨルゲンセン Yamaha 281
17 M・プリエム Yamaha 161
20 L・セギ Yamaha 133
26 C・フェデリッチ Yamaha 39

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Yamaha 374
2 Honda 362
3 KTM 345
4 Suzuki 281
5 Kawasaki 152
6 TM 107
7 Husqvarna 27

COMMENT

S・エバーツ選手談(優勝/優勝:総合優勝)

「今日はコース状況がかなり良かったし、良い週末を過ごせたよ。トリッキーだったけど、僕はラフなコースのほうが好きなんだ。第2ヒートでは、より難しい路面状況になったけれど、自分の最高の走りができた。最初、僕はリズムを考えて走っていたが、先行していたタウンリーが少しペースダウンしたようだったので、アタックの時だと判断したんだ。彼を抜いた直後は、4~5周の間、懸命にプッシュしてこのヒートを獲れた。今年は、いくつかのミスもあり厳しい一年だったが終盤は、自分の調子も良くて、精神的に支えともなった」

B・ヨルゲンセン選手談(13位/10位:総合10位)

「きのうの走行で激しく転倒し首を圧迫したんだ。それが影響して、第1ヒート終了後にすごく痛みを感じた。しかも、第1ヒートでは肋骨を強打。この状況を配慮すれば第1ヒートの13位は上出来。第2ヒートではスタートがあまり良くなくて、17番手からの追い上げ。ともかく着実なペースで走りきった。今年は大きな転倒が何度かあり、かなりタフな1年だった。来年は素晴らしいシーズンにしたい」

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