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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月6日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:2008スーパースポーツ世界選手権第3戦スペイン大会
■開催日:2008年4月6日(日)
■開催地:スペイン/バレンシア(1周4.005km)
■周回数:23周(92.115km)×1
■コースコンディション:ドライ
■気温:25度
■PP:A・ピット(ホンダ/1分36秒773)
■FL:B・パークス(ヤマハ/1分37秒590)

REPORT

YZF-R6のフォレが2位表彰台を獲得

ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チームのF・フォレが2位を獲得。チームメイトのB・パークスは4位を獲得してランキング2位に上がった。

フォレット、パークスともにマシン・セッティングにはまだ課題が残っておりグリップ不足を感じていたが、そのなかでも最大限の力を引き出し、冬季テストで好タイムを出していたライバルたちが次々に脱落するなか好位置につけた。

スーパーバイク・クラスで発生したクラッシュの処理を行ったため、スーパースポーツは40分遅れてスタート。フォレのテールには終始、C・ジョーンズがぴったりとつけていた。一方のパークスは表彰台獲得に向けて順調に走行、ファステストラップも記録していたが、後半になってフロントのグリップが落ちてペースを下げた。

第3戦終了時点でパークスがトータル38ポイント獲得のランキング2位。フォレは33ポイントで3位で追っている。

ロレンツィーニ・バイ・レオニ・ヤマハのM・ロッコリは、グリッド7番目からスタートした直後に18位まで後退。その後、着実に挽回して一時は5位争いに加わったものの、フロントのグリップ不足もあり7位でゴールした。ヤマハ・スペインのD・サロームは16位とポイント圏外に留まった。

RESULT

順位 ライダー 国 籍 マシン タイム
1J・ラスコーツESPHonda37'58.607
2F・フォレFRAYamaha+0'1.125
3C・ジョーンズGBRHonda+0'1.530
4B・パークスAUSYamaha+0'10.514
5G・ナネッリITAHonda+0'17.492
6J・リーGBRHonda+0'17.602
7M・ロッコリITAYamaha+0'19.636
8A・ロドリゲスESPKawasaki+0'19.694
9C・ウォーカーGBRKawasaki+0'25.230
10M・アイチンソンAUSTriumph+0'25.702
11藤原克昭JPNKawasaki+0'32.370
12G・ヴィッジエッロITAHonda+0'33.370
13M・ラグリブFRAHonda+0'34.706
14V・カリオFINHonda+0'39.956
15M・プライアPORHonda+0'40.227
16D・サロームESPYamaha+0'40.357

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1J・ラスコーツHonda54
2B・パークスYamaha38
3F・フォレYamaha33
4J・ブルックスHonda33
5C・ジョーンズHonda32
6A・ピットHonda25
11M・ロッコリYamaha16
19D・サロームYamaha8

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1Honda70
2Yamaha58
3Triumph20
4Kawasaki17
5Suzuki10

COMMENT

F・フォレ選手談(2位)

「体調はかなり良くなっていた。ただ、カタールでのノーポイントもあったし、今回はどうしても転倒できないという思いがあって少し緊張していたんだ。スタートはあまりうまくいかなかったが、そのあとコーナーで何台か抜いて、気がついたら5位か6位くらいまで上がっていた。走りは順調で、クレイグ・ジョーンズが激しく攻めてきたが抑え込むことができた。チャンピオンシップのポイントも獲ることができて良かったが、今日は優勝を狙えるような状況ではなかった」

B・パークス選手談(4位)

「4位は悪くない成績だが、今日はどうもうまくいかなかった。フロントタイヤの選択をミスして、レース中盤あたりからグリップしなかったことが大きく影響した。なんとか表彰台を狙いたかったが、リアのほうもセットアップが完璧ではなかったため、あれ以上ペースを上げることができなかった。それで2位、3位のグループについていくことができずに4位に留まったというわけだ。僕のと同じフロントタイヤをチョイスしたライダーの多くが、同じように落ちていった。理由はよくわかった。それでもチャンピオンシップでは2位につけているので、これからも自信を持って臨んでいきたい」

W・ズィーレンベルグ(ヤマハ・ワールドスーパースポーツ・チーム監督)談

「今日は多くのライダー兆候もないまま転倒した。こういうときはまず転倒しないということがとても重要だ。多くのものを失う可能性もあったが、他のライダーたちが転倒するなかで我々は生き残って、その分、多くを獲得できたのだ。ふたりは目標通り、前半はよく状況を見て、我慢して走ってくれた。ランキング2位と3位はとても良い状態だ」

M・ロッコリ選手談(7位)

「スタートは最悪だったが、そのあと素早く順位を挽回することができた。レースの半分くらいが過ぎたところでフロントタイヤがだめになってペースが落ち、そのあとはもうどうすることもできなかった」

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