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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.11 9月9日 ドイツ

RACE DATA

■大会名称:2007スーパースポーツ世界選手権第11戦ドイツ大会
■開催日:2007年9月9日(日)
■開催地:ドイツ/ユーロスピードウェイ(1周4.265km)
■観客数:49,500人
■周回数:23周
■天候:晴れ ■気温:18度
■PP:S・シャルペンティエ(ホンダ/1分41秒366)
■FL:K・ソフオグル(ホンダ/1分41秒946)

REPORT

パークス勝利でランキング3位に浮上!

ヤマハ・WSS・チームのB・パークスが、前回に続いて優勝を成し遂げた。チームメイトのT・ヒルも5位獲得と健闘した。

パークスは好スタートを切り、K・ソフオグル(ホンダ)に続く2番手。2台はそのまま後続を引き離しながら、優勝争いを展開する。互いに何度も順位を入れ替える接近戦は21周目まで続き、ここで首位を奪ったパークスがそのままトップをキープして決着した。3位のM・ラグリブ(ホンダ)には23秒もの大差をつけての圧倒的な強さ。今季2度目の優勝によって、ランキングは3位に浮上した。レース終了後、パークスが黄旗提示中にパスを行なったのではないかという疑問が出されたが、採用されなかった。

一方のヒルはスタートで出遅れ、オープニングラップで7番手から12番手まで後退。しかしその後は懸命の挽回を見せて1台1台抜いていき、13ラップまでに7番手に浮上。ここからはヤマハのM・ロッコリ、D・チェカとの5位争いとなり、これを制して5位を獲得した。ヒルは残る2戦もヤマハ・WSS・チームから出場する予定。

ロレンツィーニ・バイ・レオニ・ヤマハのM・ロッコリはチェカ、ヒルとのバトルのなかで7位を獲得。ランキングでは5位に浮上した。予選ではマシンのセットアップに苦しみ17位に留まっていたが、決勝では気を吐き好成績をおさめた。チームGMT-94のD・チェカがヒルとロッコリの間の6位に入った。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 B・パークス AUS Yamaha 39'25.235
2 K・ソフオグル TUR Honda 0'1.987
3 M・ラグリブ FRA Honda 0'23.435
4 C・ジョーンズ GBR Honda 0'27.912
5 T・ヒル GBR Yamaha 0'29.090
6 D・チェカ ESP Yamaha 0'29.286
7 M・ロッコリ ITA Yamaha 0'29.299
8 J・ラスコーツ ESP Honda 0'32.114
9 S・シャルペンティエ FRA Honda 0'39.210
10 B・ベネマン NED Suzuki 0'41.226
11 G・ナネッリ ITA Ducati 0'41.520
12 S・ジンバート FRA Yamaha 0'42.239
13 G・ヴィッジエッロ ITA Yamaha 0'43.801
14 S・サンナ ITA Honda 0'53.049
15 S・ネベル GER Kawasaki 0'56.907

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 K・ソフオグル Honda 226
2 F・フォレ Kawasaki 126
3 B・パークス Yamaha 100
4 藤原 克昭 Honda 87
5 M・ロッコリ Yamaha 84
6 R・ハームス Honda 83
7 B・ベネマン Suzuki 70
8 A・ウエスト Yamaha 66
14 D・チェカ Yamaha 39
16 G・ヴィッジエッロ Yamaha 36
18 D・サロム Yamaha 34
20 S・ジンバート Yamaha 29
23 K・カーテン Yamaha 25
25 T・ヒル Yamaha 22
30 J・エンジョラス Yamaha 7
31 S・マーチン Yamaha 6
33 J・オーハローラン Yamaha 4

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 246
2 Yamaha 195
3 Kawasaki 138
4 Suzuki 77
5 Ducati 49

COMMENT

B・パークス選手談(優勝)

「すべてうまくいったよ!ソフオグルと僕との大変なレースだったけれどね。彼から逃げられないことはわかっていたから、まず先に行かせて様子を見たんだ。そして最後の勝負に全力を注ぎ、彼を抑え込むためのパスを行なった。それがうまくいったんだ。マシンもとても好調だった。シャシーは思いどおりに動いてくれたし、何もかもが揃ったという感じ。これでランキング2位のフォレとの差は26ポイントに縮まった。このままの勢いをキープすることができれば、彼を捉えてランキング2位を獲得することができるかもしれない」

T・ヒル選手談 (5位)

「スタートがうまくいかず悔しかった。クラッチに問題があったのか、それとも単なる僕のミスだったのかわからないんだ。ブランズハッチでは問題がなかったので、次のレースまでにしっかりと分析していかなければならない。スタート後はただひたすら身体を伏せて、前だけを目指していった。その結果として5位まで上がれたことは嬉しく思っているが、4位のジョーンズに届かなかったのは残念だ。でもその頃にはリアタイヤを消耗してしまっていてどうすることもできなかった。次のバレルンガが晴れてくれることを願っている。ドライコンディションのほうがコースを勉強するのに都合がいいからね。マシンのセットアップとコース習得を同時にやらなければならない状況で、今回はドライセッションが少なかったので厳しかった。このチームでシーズン終了まで走れるというのは僕にとって絶好の機会だ」

M・ロッコリ選手談 (7位)

「グリッド5列目からのスタートは楽じゃないよ!それで7位獲得は奇跡に近い。終盤はもっと頑張れたかもしれないが、タイヤがもうだめになってしまっていた。マシンはとても速かったのでチームに感謝している」

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