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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月17日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:スーパースポーツ世界選手権第8戦サンマリノ大会
■開催日:2007年6月17日(日)
■開催地:イタリア/ミサノ(1周4.060km)
■観客数:68,000人
■周回数:22周(89.320km)×1
■天候:晴れ ■気温:25度
■PP:B・パークス(ヤマハ/1分39秒156)
■FL:A・ウエスト(ヤマハ/1分39秒109)

REPORT

ウエストとパークスがワン・ツー・フィニッシュ!

ヤマハ・WSS・チームのA・ウエストが優勝、B・パークスが2位を獲得した。ふたりのライダーがそろって表彰台に上るのは、昨シーズンのブランズハッチ以来。

前日の公式予選でパークスがポールポジション、ウエストが2位を確保。ところがパークスはスタートで出遅れて5番手。一方のウエストがトップに立ち、まもなくファステストラップを記録する勢いでレースをリードしていく。パークスはその後2番手まで挽回し、いよいよウエストを追って行こうというところでコースにオイルが出たためレッドフラッグが提示されレースは中断した。

タイムを積算する形で第2レースがスタートし、今度はウエストとK・ソフオグル(ホンダ)がトップ争いを展開。パークスを含む後続集団が互いに競り合う間に、トップの2台が徐々にリードを広げていく。12周目、3番手に上がったパークスがトップ2台を追いかけ始め、それからわずか2ラップでソフオグルをパス。ところが20周目、突然また抜き返されてしまう。これはシールドを捨てるためにマシンをカーブさせた際にピットレーンの端に接触してしまったためだった。

一方のウエストは理想的なレースを展開。14周目からトップをキープし2度目の優勝を成し遂げた。パークスは結局、ソフオグルに0.143秒差をつけ2位を獲得した。M・ロッコリは第2レースで好スタート。10番手から5番手までポジションを上げ、さらにはパークスとバトルを展開。最終的には4位を獲得した。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・ウエスト AUS Yamaha 36'47.866
2 B・パークス AUS Yamaha 0'4.197
3 K・ソフオグル TUR Honda 0'4.340
4 M・ロッコリ ITA Yamaha 0'15.123
5 R・ハームス DNK Honda 0'18.429
6 S・サンナ ITA Honda 0'18.741
7 J・フォレス ESP Honda 0'18.915
8 藤原 克昭 JPN Honda 0'25.082
9 G・ヴィッジエッロ ITA Yamaha 0'30.240
10 S・シャルペンティエ FRA Honda 0'31.633
11 Y・ティベリオ FRA Honda 0'32.743
12 M・ラグリブ FRA Honda 0'33.093
13 B・ベネマン NED Suzuki 0'33.592
14 S・ジンバート FRA Yamaha 0'35.678
15 G・ボッコリーニ ITA Kawasaki 0'37.193

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 K・ソフオグル Honda 161
2 F・フォレット Kawasaki 100
3 藤原 克昭 Honda 77
4 R・ハームス Honda 70
5 A・ウエスト Yamaha 66
6 B・ベネマン Suzuki 50
7 B・パークス Yamaha 47
8 M・ロッコリ Yamaha 46
11 D・サロム Yamaha 34
19 K・カーテン Yamaha 25
23 D・チェカ Yamaha 20
24 S・ジンバート Yamaha 15

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 181
2 Yamaha 132
3 Kawasaki 111
4 Suzuki 57
5 Ducati 43

COMMENT

A・ウエスト選手談(優勝)

「また優勝することができて本当に嬉しい。しかも今回はドライで勝てたので、以前よりも増して嬉しいんだ。これで自分自身を証明することができたと思うし、シルバーストーンでの勝利は雨のせいだと言われなくてすむようになるからね。第2ヒートはどんなことになるのか、初めは見当がつかなかったが、前方のライダーたちがミスをしているのを見て自信がついたし集中できるようになった。僕を支えてくれたヤマハに心からお礼を言いたい。自分自身のためと同じくらいに、彼らのために勝ちたいと思っている」

B・パークス選手談(2位)

「第2ヒートはスタートが最悪だった。それでもひたすら上体を伏せて懸命に挽回を狙い、前車を抜いていった。すべてをパスしたあともアンソニーに追いつくまでにはもう少し時間が必要だった。その差は3秒。レースのなかでは楽なものではない。それから捨てシールドを取った時にピットレーンの端に接触。これでまた1秒ほど遅れ、ソフオグルにもパスされてしまった。総合タイムで彼を抑えるためには、ゴールラインでコンマ5秒差につけておかなければならなかった。でもどちらも限界ぎりぎりで走っている。僕はこれまで、2位走行中に3度も転倒しているので、アンソニーを捉まえたい気持ちは強かったが、リスクをおかすよりはポイントを獲得することのほうを選んだ。またこうして表彰台に上れて本当に嬉しい。チームのみんなに感謝!すべてがうまくいったと思う」

M・ロッコリ選手談(4位)

「第1レースではトップグループとの間に8秒もの差ができてしまって悔しい思いをした。また3列目からのスタートにも満足していなかった。でも第2レースは好スタートを切ることができて、トップグループについていくことができた。ここはホームコースだからここでの好成績はとても重要なんだ。支えてくれたチームに感謝したい」

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