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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.07 5月27日 イギリス

RACE DATA

■大会名称:2007スーパースポーツ世界選手権第7戦イギリス大会
■開催日:2007年5月27日(日)
■開催地:イギリス/シルバーストーン(1周3.619km)
■周回数:28周(101.332km)
■天候:雨 ■気温:10度
■PP:S・シャルペンティエ(ホンダ/1分26秒706)
■FL:A・ウエスト(ヤマハ/1分44秒188)

REPORT

YZF-R6のA・ウエストが優勝!

凍えるような気温と激しい雨のなか、A・ウエストが、予選16位から追い上げて優勝。B・パークスは2位走行中に転倒リタイヤとなった。レースはふたり揃って好スタート。パークスがトップに立ってレースをリードし、ロレンツィーニ・バイ・レオニ・ヤマハのM・ロッコリが2位で続いた。またウエストはオープニングラップで、16番手から6番手まで一気に浮上していた。その後パークスは後続を引き離しにかかり、ウエストがひとりそれについて行く展開。4周目にロッコリをパスし、そのあとはひたすらチームメイトを追って行ったのだ。そして10周目、ウエストがパークスをパス、さらにはその差を3.5秒まで拡大した。

パークスは14周目まで2番手をキープしていたが、ヘアピンでスライドして転倒。また3位を走っていたロッコリも23周目に転倒。まもなくコンディションが悪化して赤旗が提示されてレース中断、そのときすでに33秒の大差をつけていたウエストがそのまま優勝を決めた。ウエストはこれでランキング7位。ランキング4位とのポイント差はわずかに28となっている。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・ウエスト AUS Yamaha 39'16.245
2 R・ハームス DNK Honda 0'33.477
3 藤原 克昭 JPN Honda 0'48.057
4 F・フォレ FRA Kawasaki 0'51.777
5 G・ヴィッジエッロ ITA Yamaha 0'54.295
6 M・ラグリブ FRA Honda 1'1.579
7 J・フォレス ESP Honda 1'50.576
8 L・アルフォンシ ITA Honda 1'52.106
9 J・エンジョラス FRA Yamaha 1'53.184
10 B・ベネマン NED Suzuki -1 Laps
11 M・プライア POR Honda -1 Laps
12 S・ジンバート FRA Yamaha -1 Laps
13 J・ギュンター GER Honda -1 Laps
14 G・レブラン FRA Honda -1 Laps
15 J・ラスコルツ ESP Honda -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 K・ソフオグル Honda 145
2 F・フォレ Kawasaki 100
3 藤原 克昭 Honda 69
4 R・ハームス Honda 59
5 B・ベネマン Suzuki 47
6 G・ナネッリ Ducati 43
7 A・ウエスト Yamaha 41
9 D・サロム Yamaha 34
11 M・ロッコリ Yamaha 33
13 B・パークス Yamaha 27
15 K・カーテン Yamaha 25
20 G・ヴィッジエッロ Yamaha 21
21 D・チェカ Yamaha 20
24 S・ジンバート Yamaha 13
28 J・エンジェル Yamaha 7
30 S・マーチン Yamaha 6

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 165
2 Kawasaki 110
3 Yamaha 107
4 Suzuki 54
5 Ducati 43

COMMENT

A・ウエスト選手談(優勝)

「予選のポジションのことを考えれば、素晴らしい結果と言えるだろう。ドライ・コンディションのときにはセッティングがなかなか煮詰まらなかったので、今日はこの雨が味方になってくれたと思う。決勝用のセッティングがまだわからないので、もっと走り込みが必要なのだが、雨がライバルとの差を埋めてくれたのだ。今朝のウォームアップは途中で中断されたりして時間を無駄にしてしまったので、今もまだウエットのセッティングに十分に満足しているというわけではないんだ。最初の2、3周はハードに攻めた。そしてそのなかで危ない場面もあったんだ。実際、レース全体のなかでも何度かそういうことがあったし、路面温度が低くなり過ぎていたので、赤旗中断は歓迎した。この勝利はケビン・カーテンに捧げたい。彼がいなければ、僕がワールド・スーパースポーツで走るチャンスなどなかったのだから。けがで戦列を離れた彼のことを思い、一日も早い回復を願う」

B・パークス選手談(リタイヤ)

「アンソニーがとても速かったので、彼について行こうと思ったが、差が広がり過ぎてしまった。クラッシュはかなりの低速のなかで起きた。ひどいクラッシュではなかったが、ステップが折れてしまったので再スタートを諦めざるを得なかった。またしても転倒してしまったことが自分でも信じられないくらい。がっかりだ」

M・ロッコリ選手談(リタイヤ)

「大きなリスクをおかしてしまった。レース終盤で表彰台をかけて藤原に挑んだとき、リアが流れて転倒してした。ドライ・コンディションのときには非常に好調だっただけに、この結果は悔しくて仕方がない」

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