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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.05 4月29日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:2007スーパースポーツ世界選手権第5戦オランダ大会
■開催日:2007年4月29日(日)
■開催地:オランダ/アッセン(1周4,555km)
■周回数:21周(95,655km)
■天候:晴れ ■気温:19度
■PP:K・ソフオグル(ホンダ/1分41秒144)
■FL:K・ソフオグル(ホンダ/1分42秒096)

REPORT

パークスはリタイヤ、サロームが5位!

ヤマハ・WSS・チームのB・パークスは、最後から2周目、2位走行中に転倒。チームが目標にしていた表彰台獲得はならなかった。その瞬間までパークスは、素晴らしいレースを展開して絶好調だった。パークスの転倒で順位をひとつ上げたS・マーティンが貴重な6ポイントを獲得した。

パークスは予選3位の位置から好スタート。そのあとはK・ソフオグル(ホンダ)、A・ピット(ホンダ)、F・フォレ(カワサキ)、S・シャルペンティエ(ホンダ)と上位争いを展開。そして8周目、シャルペンティエとのバトルが激化。2台はコーナーごとに互いに順位を入れ替えながら3位を競り合ったが、パークスはそのなかでペースをキープすることができず、フォレにも抜かれて5位に後退。その後のレース中盤は5位のポジションをキープし、終盤での勝負に賭けたパークスだが、20周目の左コーナー進入で転倒を喫してしまった。

一方のマーティンはスタートで出遅れ、グリッド6番手から番手位に後退。そのあとは懸命に挽回を図り、10番手まで上がってチェッカーを受けた。先週、K・カーテンの代役として出場することが決定したばかりで、このマシンでの練習走行時間がわずか3時間だったことを考えれば、これは十分に素晴らしい結果と言える。レースは、パークスが転倒したあとソフオグルがそのままトップを守って優勝、ピットとフォレが続いた。プラクティス、予選ともに好調だったM・ロッコリは予選グリッド5位からスタート。ところがタイヤチョイスのミスでペースが上がらなかったため、最後まで安全に走りきることに専念して14位。シリーズポイントでは、ノーポイントに終わったパークスが9位に後退した。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 K・ソフオグル TUR Honda 36'4.418
2 A・ピット AUS Honda 0'4.043
3 F・フォレ FRA Kawasaki 0'5.479
4 B・ベネマン NED Suzuki 0'8.140
5 D・サローム ESP Yamaha 0'8.900
6 S・シャルペンティエ FRA Honda 0'11.090
7 D・チェカ ESP Yamaha 0'14.847
8 V・カリオ FIN Suzuki 0'19.545
9 D・ジリアーノ ITA Kawasaki 0'19.880
10 S・マーティン AUS Yamaha 0'20.084
11 L・アルフォンシ ITA Honda 0'21.940
12 P・リーバ ESP Kawasaki 0'26.792
13 S・サンナ ITA Honda 0'36.477
14 M・ロッコリ ITA Yamaha 0'37.156
15 A・ボス NED Honda 0'39.459
18 G・ヴィッジエッロ ITA Yamaha 0'41.140

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 K・ソフオグル Honda 120
2 F・フォレ Kawasaki 67
3 藤原 克昭 Honda 43
4 A・ピット Honda 40
5 R・ハームス Honda 39
8 M・ロッコリ Yamaha 28
9 B・パークス Yamaha 27
12 K・カーテン Yamaha 25
13 D・サローム Yamaha 24
17 D・チェカ Yamaha 18
21 G・ヴィッジエッロ Yamaha 10
22 S・ジンバード Yamaha 9

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 120
2 Kawasaki 77
3 Yamaha 66
4 Suzuki 37
5 Ducati 30

COMMENT

S・マーティン選手談(10位)

「スタートで大失敗をして、そこから挽回することができなかった。集団に飲み込まれてしまったあと、リアのグリップが十分ではない感じがあって、激しくプッシュしたり、ハードにブレーキングしたりすることができなかった。もっとアグレッシブにいきたかったけれど、どうすることもできなかったんだ。もう一度走れるとしたらきっとトライして、リアグリップを追求するだろう。問題はそこだけだった。それ以外は本当に素晴らしいマシンだったしセットアップもうまくできた。チームはウイーク中ずっと僕をしっかりと支えてくれた。もっと上の成績をあげて恩返しがしたかった」

B・パークス選手談(リタイヤ)

「スタートがうまくいって、気がついたら上位集団に加わっていた。ホンダの何人かが執拗に絡んできたので、負けないように頑張った。そのなかでも序盤はタイヤを温存することを優先し、終盤の勝負に賭けた。ただフロントブレーキにもうひとつ自信が持てず、ハードアタックを開始したらフロントから転倒してしまった」

M・ロッコリ選手談(14位)

「ミディアム・コンパウンドのリアタイヤを使用した。これは僕にとっては賭けだったが、路面温度が昨日よりも低かったためにうまく機能してくれなかった。序盤はとても速かったが、3ラップもするとリアタイヤが早々に終わってしまった。レース後半は非常に厳しい戦いになったが、チームのために少しでも多くのデータを残そうと、ただひたすらゴールを目指した」

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