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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.04 4月15日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:2007スーパースポーツ世界選手権第4戦スペイン大会
■開催日:2007年4月15日(日)
■開催地:スペイン/バレンシア(1周4,005km)
■観客数:39,000人
■周回数:23周(92,115km)
■天候:曇り ■気温:17度
■PP:K・ソフオグル(ホンダ/1分37秒521)
■FL:藤原克昭(ホンダ/1分37秒570)

REPORT

パークスが5位、カーテンはトップ争い中に転倒リタイヤ

前回のドニントンで鎖骨を骨折し、今回は痛みと戦いながらの出場となったなB・パークスが5位獲得と健闘した。一方、チームメイトのK・カーテンは9周目、トップ争いを展開中に転倒しリタイヤとなった。
コンディションはウエット。まずカーテンが好スタートをきり、2周目までに3位から2位へ浮上。その後も順調に走行を続け、K・ソフオグル(ホンダ)、A・ピット(ホンダ)、P・リーバ(カワサキ)と4台でトップ争いを展開した。カーテンはその後、ラップレコードを更新する好調ぶりでトップに立ったが、9周目、リーバのブレーキレバーに接触するアクシデントで両車転倒。これに藤原克昭も巻き込んでリタイヤとなった。

一方のパークスは、予選11位のポジションからスタートで8位に浮上。しかし怪我の痛みのため、とくにコース中盤のセクションのツイスティーな部分で要求されるマシンの切り返しで苦労することとなった。9周目にカーテンとリーバが脱落したこともあり4位まで順位を上げていたパークス、その後も痛みに耐えながら懸命に走り抜き見事5位を獲得した。ロレンツィーニ・バイ・レオニ・ヤマハのM・ロッコリは終始パークスとバトルを展開。予選16位から見る見るうちに順位を上げて7位でチェッカーを受けた。

カーテンとリーバの脱落後レースは、ソフオグルが優勝。ピットが2位、G・ナネッリ(ドゥカティ)が3位で続いた。なお、カーテンはその後病院で検査の結果、フットペダルにより約20cmにわたって大腿を切っており動脈の損傷も心配されたが幸いそれには至らなかった。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 K・ソフオグル TUR Honda 38'8.523
2 A・ピット AUS Honda 0'4.911
3 G・ナネッリ ITA Ducati 0'5.200
4 F・フォレ FRA Kawasaki 0'5.619
5 B・パークス AUS Yamaha 0'12.776
6 D・サローム ESP Yamaha 0'14.913
7 M・ロッコリ ITA Yamaha 0'15.178
8 J・ラスコーツ ESP Honda 0'25.356
9 V・カリオ FIN Suzuki 0'28.454
10 C・ジョーンズ GBR Honda 0'29.885
11 G・ヴィッジエッロ ITA Yamaha 0'30.422
12 D・ジリアーノ ITA Kawasaki 0'30.810
13 L・アルフォンシ ITA Honda 0'31.204
14 D・チェカ ESP Yamaha 0'35.273
15 S・ジンバート FRA Yamaha 0'37.610

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 K・ソフオグル Honda 95
2 F・フォレ Kawasaki 51
3 藤原 克昭 Honda 43
4 R・ハームス Honda 39
5 G・ナネッリ Ducati 30
6 B・パークス Yamaha 27
7 M・ロッコリ Yamaha 26
9 K・カーテン Yamaha 25
20 G・ヴィッジエッロ Yamaha 10
21 D・チェカ Yamaha 9
22 S・ジンバード Yamaha 9

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Honda 95
2 Kawasaki 61
3 Yamaha 55
4 Ducati 30
5 Suzuki 24

COMMENT

B・パークス選手談(5位)

「レースの間中、痛みが続いた。そしてペースが上がってくると、痛みのためにマシンの向きを変えるのが大変になり、そのペースをキープすることができなかった。ほとんどずっと、周りに何人か走っている状態で、誰かにぶつかりそうで怖かった。だから前へ出てしまいたかったんだけれど、それもできなかったというわけだ。でも少しでもポイントを獲ることができたことは嬉しく思っている」

M・ロッコリ選手談(7位)

「好スタートを切って6位に上がり、トップグループを走ることができた。プラクティスでは苦労しただけに、最終結果には満足している。ポイントを獲得し、何とか乗り切った」

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