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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパースポーツ世界選手権 WSS

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。

Rd.11 10月1日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:2006スーパースポーツ世界選手権第11戦イタリア大会
■開催日:2006年10月1日(日)
■開催地:イタリア/イモラ(1周4.959km)
■観客数:86,500人
■周回数:21周(104.139km)
■天候:晴れ ■気温:28度
■PP:S・シャルペンティエ(ホンダ/1分52秒245)
■FL:S・シャルペンティエ(ホンダ/1分53秒388)

REPORT

YZF-R6のカーテンが3位表彰台獲得!

ヤマハモーター・ジャーマニーのK・カーテンは3位を獲得。18ポイントのアドバンテージを保って来週、最終戦(第12戦)を迎えることになる。優勝はタイトル争いのライバル、S・シャルペンティエ(ホンダ)。タイトルの可能性を残すためにカーテンに負けるわけにいかなかったわけだが、カーテンは計算どおりに走りきって今季9度目の表彰台を獲得、チャンピオンシップのリードを守った。

レースはシャルペンティエのチームメイトのK・ソフォーグル(ホンダ)がリード。シャルペンティエとともに1-2態勢を形成していたが、残り8周でシャルペンティエが前に出て優勝。トラクション不足に悩んでいたカーテンは、ふたりの後方約5秒、また後続との距離も5秒ほど離れた単独3番手を走行した。またヤマハ・チーム・イタリアのG・ビッジエッロは、先週同じサーキットで開催されたイタリア国内選手権で優勝しており、今回も好調で自己最高の4位を獲得した。

カーテンのチームメイト、B・パークスは、1ヶ月ほど前のアッセンで大怪我を負っているが、今回は素晴らしい走りを見せて6位と健闘。首と肋骨の怪我はまだ完治しておらず気分良く走れる状態ではないが、決意を持って臨み貴重な10ポイントを獲得した。

M・ロッコリは10位獲得。D・チェカはヤマハGMT94R6で12位。カーテンは187ポイント、シャルペンティエが169ポイントという状況で今週末、フランスはマニクールで最終戦が行なわれる。またパークスも、1年前にスーパースポーツ・クラス初優勝を果たしたこのコースで好成績を狙い、ランキング3位を獲得したいところ。現在のポイントは129。ソフォーグルを8ポイント差で追っている。

RESULT

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1S・シャルペンティエFRAHonda40'7.972
2K・ソフォーグルTURHonda0'0.406
3K・カーテンAUSYamaha0'9.627
4G・ビッジエッロITAYamaha0'13.983
5W・デアンジェリスITAHonda0'14.390
6B・パークスAUSYamaha0'16.870
7G・ナネッリITADucati0'18.171
8藤原克昭JPNHonda0'18.534
9Y・ティベリオFRAHonda0'31.522
10M・ロッコリITAYamaha0'31.561
11J・シュティーグフェルトSWEHonda1'32.047
12D・チェカESPYamaha0'36.420
13B・ベネマンNEDSuzuki0'43.105
14S・イーストンGBRDucati0'43.674
15C・ペリスCANYamaha0'47.734

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1K・カーテンYamaha187
2S・シャルペンティエHonda169
3K・ソフォーグルHonda137
4B・パークスYamaha129
5R・ハームスHonda107
6M・ロッコリYamaha96
8G・ビッジエッロYamaha69
10X・フォレスYamaha49
11D・チェカYamaha33

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1Honda252
2Yamaha224
3Ducati74
4Kawasaki55
5Suzuki39

COMMENT

K・カーテン選手談(3位)

「持てる力を全部出し切って、ベストを尽くしたけれど、リアグリップが不十分でセバスチャンやケナンを追っていくことができなかった。気温のせいなのかタイヤが悪かったのかはわからないが、とにかく長くて寂しいレースになってしまった。セバスチャンと戦えなかったことは残念で仕方がないが、シーズン前なら、18ポイントリードして最終戦を迎えているなんてことは考えもしなかったのだから、この状況に感謝したい。今日はプロらしい良い仕事ができた。来週のマニクールはもっともっと頑張りたい」

G・ビッジエッロ選手談(4位)

「スタートがとてもうまくいったのに、2速に上げる時にミスをして大きく遅れ、ポジションも下げてしまった。そのあとはただ懸命にプッシュして、良いリズムを掴もうと頑張った。ラップタイムでは上位陣と互角の戦いができていたので、もしもあの時に遅れていなかったらどうなっていたかわからないと思うと残念で仕方がない。でも今はハッピーな気持ち。僕のために一生懸命に働いてくれたチームのみんなにこの結果を捧げたい」

B・パークス選手談(6位)

「とにかくできる限りのことをしたつもり。そして最初から最後まで同じペースを守りきりたかった。前のほうのライダーたちは僕よりも少しだけ速くて、僕が快適と感じるペースよりも多めにプッシュしていた。だから僕も全力を尽くして自分のベストペースをキープ、レース中盤は非常に気分良く走ることができた。ビッジエッロは何度かミスをしていたが、その頃にはスタミナが切れてしまって、シケインでマシンを切り返すのも厳しくなっていた。来週はきっと、もっとずっといい走りができると思う。でも今は、いろいろな状況を考えて、今日の結果に非常に満足している」

M・ロッコリ選手談(10位)

「僕のファンのためにも良い成績を残したかったが、プラクティスで適切なセッティングが見つからなかったので、決勝が厳しい戦いになることは初めからわかっていた。今は次のマニクールに照準を合わせる。チャレンジしたくなる素晴らしいコースなので、ベストを尽くしてランキング5位奪回を狙っていく」

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