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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパーバイク世界選手権 WSB

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSBに関する情報をお届けします。

Rd.05 5月29日 イギリス

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第5戦イギリス大会
■開催日:2005年5月29日(日)
■会場:シルバーストーン・サーキット(1周3.561km)

REPORT

芳賀がYZF-R1でシリーズ初表彰台獲得!

ヤマハ・モーター・イタリアの芳賀紀行が第2レースで、ヤマハYZF-R1にとって本シリーズ戦での初表彰台を成し遂げた。芳賀は両レースで優勝争いを繰り広げ、第1レースは燃料系の問題でリタイヤしたものの、第2レースは見事3位を獲得した。  

芳賀のチームメイトのA・ピットは朝のウォームアップで転倒、厳しい展開を強いられたが、13位/9位で着実にポイントを獲得。またヤマハ・モーター・フランスの阿部典史は、第1レースでクラッチトラブルに見舞われリタイヤ。第2レースは最終ラップのシケインでA・ピットをパスして8位でチェッカーを受けた。阿部のチームメイト、S・ジンバートは多重クラッシュに巻き込まれ脛骨を負傷したため欠場した。  

第1レースでの優勝はR・ラコーニ(ドゥカティ)、続いてT・コルサー(スズキ)、J・トーズランド(ドゥカティ)。第2レースはトーズランドが優勝し、コルサーと芳賀が続いた。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 R・ラコーニ FRA Ducati 40'58.899
2 T・コルサー AUS Suzuki 0.096
3 J・トーズランド GBR Ducati 1.136
4 C・バーミューレン AUS Honda 11.285
5 P・キリ ITA Honda 14.649
6 C・ウォーカー GBR Kawasaki 16.461
7 M・ネオキルシュナー GER Honda 40.465
8 G・ブッセイ ITA Kawasaki 43.265
9 J・カルドソ ESP Yamaha 46.411
10 K・ムゲリッチ AUS Honda 49.211
11 加賀山 就臣 JPN Suzuki 51.706
12 M・サンチーニ ITA Kawasaki 56.374
13 A・ピット AUS Yamaha 1'11.602
14 A・ベリーニ ITA Ducati 1'25.186
15 M・プライア POR Yamaha 1'25.974

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 J・トーズランド GBR Ducati 40'55.190
2 T・コルサー AUS Suzuki 0.473
3 芳賀 紀行 JAP Yamaha 3.187
4 C・バーミューレン AUS Honda 6.691
5 P・キリ ITA Honda 16.923
6 C・ウォーカー GBR Kawasaki 17.057
7 加賀山 就臣 JPN Suzuki 28.248
8 阿部 典史 JPN Yamaha 31.760
9 A・ピット AUS Yamaha 32.084
10 K・ムゲリッチ AUS Honda 36.492
11 L・ランツィ ITA Ducati 39.470
12 I・クレメンティ ITA Ducati 40.182
13 G・マッコイ AUS Petronas 41.325
14 B・ボストロム USA Honda 46.096
15 M・ロッコリ ITA Yamaha 56.251

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 T・コルサー Suzuki 222
2 加賀山 就臣 Suzuki 144
3 C・バーミューレン Honda 141
4 R・ラコーニ Ducati 112
5 J・トーズランド Ducati 98
6 C・ウォーカー Kawasaki 74
7 A・ピット Yamaha 70
8 芳賀 紀行 Yamaha 68
10 阿部 典史 Yamaha 62
14 S・ジンバート Yamaha 26
20 D・チェカ Yamaha 13

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Suzuki 231
2 Honda 154
3 Ducati 150
4 Yamaha 109
5 Kawasaki 86
6 Petronas 4

COMMENT

芳賀紀行選手談(リタイヤ/3位)

「シーズンの比較的早い時期にヤマハを表彰台に乗せることができて非常に嬉しい。最初の数周はバトルが激しく厳しかったが、第1レースの不運を考えればこの表彰台を喜んでいいと思う」

A・ピット選手談(13位/9位)

「阿部が最終シケインで突っ込んできた。ふたりとも大きくはらんだが、結局彼が抜いて行った。僕にはこれ以上どうすることもできなかった。第1レースではストップ&ゴーを科せられ苦しかったが、走り続けることで3ポイントを獲得することができた。このコースはどうえいても好きになれないが、ここは今回だけだから助かるよ」

M・メレガリ、ヤマハ・モーター・イタリア・チーム監督談

「紀行はきのうのプラクティスから好調で、レースタイヤで十分にプッシュできていた。第1レースはフュエルポンプの問題が起きてしまったが、彼は両レースともに本当に素晴らしい仕事をしてくれた。アンドリューはこのコースが嫌いだったし、本人は決して口にしなかったが、今朝のクラッシュの怪我が傷んでいたのだと思う」

阿部典史選手談(リタイヤ/8位)

「初めて走るコースなので、1日目は他のライダーたちと同じように走ることができなかった。でも何度も走るうちに調子が上がってきたためセッティングも変更。そして、これがうまくいって徐々に自信もついてきた。第1レースではリアのグリップが十分ではなかく、理由はわからないがクラッチがだめになりリタイヤした。第2レースでは1周目で大勢が転倒。そのなか8位は悪くないが芳賀はヤマハに表彰台をもたらした。僕ももっとがんばらないと」

S・ジンバート選手談(リタイヤ/DNS)

「転倒で足首を折ってしまった。レントゲンを撮ったら頚椎が欠けてしまったらしいことがわかり、骨折ではなかったのでミザノには間に合うと思う」

M・ガルシア、ヤマハ・モーター・フランス・チーム監督談

「セバスチャンは予選中から苦しんでいたが、ウォームアップでは適切なセッティングを見つけたので決勝を楽しみにしていた。ところが残念ながら、好スタートを切ってしまったためにクラッシュに巻き込まれどうすることもできなかった」

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