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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MX2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMX1クラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 5月6日 イタリア

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権第4戦イタリアGP
■カテゴリ:MX2クラス
■開催日:2007年5月6日(日)
■開催地:イタリア/マントヴァ
■周回数:第1ヒート=19周、第2ヒート=19周
■天候:晴れ ■気温:26度
■観客数:29,000人

REPORT

YZ250Fのカイローリが開幕4連勝!

A・カイローリが熱狂的なイタリアのファンの前で今季3度目の両ヒート優勝を果たした。カイローリは、今季この日まで3戦全6ヒート中の5ヒートで勝利しており、3連勝でこの第4戦を迎えた。土曜の予選では他ライダーを圧倒する速さを披露、ジャンプでは何度も大きなアクションを見せる余裕の走りを見せた。第1ヒートではスタートから好走。2周目には2番手に4秒のリードをつけると、そこからは独走してトップでフィニッシュ。第2ヒートでもカイローリは好スタートをきり、1周目に優勝をほぼ手中にいれるかのような走りを披露した。

他のヤマハ選手は、テーブルトップジャンプを得意とするN・オバンが各ヒート11位、6位で総合6位。K・グンダーセンは第1ヒートで好走。一時は4番手を走行するが、G・スワニプール(カワサキ)に抜かれて5位でフィニッシュ。第2ヒートではダブルジャンプの着地で激しく転倒。左半身を打撲してリタイヤした。

足首のけがから復帰し初のGPとなったD・グァルネリは、第1ヒートはシフトレバーを潰してリタイヤしたが、第2ヒートでは慎重に走って13位でフィニッシュした。また、M・バーは12位と15位で総合13位。C・ナンは第1ヒートの5周目前後までは10番手以内を走るが転倒して17位。第2ヒートの1周目に他選手に接触され、リアブレーキレバーを交換するためにピットイン。再度コースに復帰して走りきるがポイント圏外に終わった。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA Yamaha 40'29.827
2 T・ラットレイ RSA KTM 0'8.985
3 T・シアーレ GBR KTM 0'11.718
4 C・プーセル FRA Kawasaki 0'13.575
5 K・グンダーセン NOR Yamaha 0'32.325
6 G・スワニプール RSA Kawasaki 0'41.013
7 P・ルレ FRA Honda 0'46.640
8 S・ハンブリン USA Suzuki 0'55.326
9 T・チャーチ GBR Kawasaki 0'56.844
10 M・シファー GER KTM 0'57.270
11 N・オバン FRA Yamaha 0'57.807
12 M・バー GBR Yamaha 1'7.415
13 D・バーブルゲン BEL Yamaha 1'13.097
14 S・フロサール FRA Kawasaki 1'17.216
15 R・ゴンカルブス POR KTM 1'18.799
16 X・ブー FRA Yamaha 1'25.239
17 C・ナン GBR Yamaha 1'29.917
18 M・セイストーラ FIN Honda 1'32.600
19 G・アランダ FRA Kawasaki 1'34.173
20 S・シンプソン GBR Kawasaki 1'36.827

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA Yamaha 41'12.692
2 T・ラットレイ RSA KTM 0'15.981
3 G・スワニプール RSA Kawasaki 0'19.661
4 T・シアーレ GBR KTM 0'21.469
5 C・プーセル FRA Kawasaki 0'22.998
6 N・オバン FRA Yamaha 0'45.140
7 M・セイストーラ FIN Honda 0'51.466
8 R・ゴンカルブス POR KTM 1'0.340
9 S・ハンブリン USA Suzuki 1'6.121
10 M・シファー GER KTM 1'6.449
11 S・シンプソン GBR Kawasaki 1'8.807
12 P・ルレ FRA Honda 1'16.883
13 D・グァルネリ ITA Yamaha 1'21.212
14 A・ワイアット RSA KTM 1'25.093
15 M・バー GBR Yamaha 1'25.739
16 D・バーブルゲン BEL Yamaha 1'26.468
17 S・フロサール FRA Kawasaki 1'41.997
18 G・アランダ FRA Kawasaki 1'45.542
19 M・ボニーニ ITA Yamaha 2'0.415
20 J・タルー FRA Yamaha -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 A・カイローリ Yamaha 197
2 T・ラットレイ KTM 142
3 C・プーセル Kawasaki 137
4 T・シアーレ KTM 117
5 P・ルレ Honda 110
6 G・スワニプール Kawasaki 107
7 N・オバン Yamaha 94
8 K・グンダーセン Yamaha 91
9 M・セイストーラ Honda 78
10 M・シファー KTM 70
14 X・ブー Yamaha 46
15 M・モンニ Yamaha 45
17 M・ボニーニ Yamaha 42
18 D・バーブルゲン Yamaha 35
21 C・ナン Yamaha 31
29 D・グァルネリ Yamaha 8

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Yamaha 197
2 Kawasaki 165
3 KTM 161
4 Honda 115
5 Suzuki 82

COMMENT

A・カイローリ選手談(優勝/優勝:総合優勝)

「今回のレースは自分の走りも気持ち良かったし気分がいい。マシンの調子もとても良かった。第2ヒートに向けては、若干セッティングを変更したが、それがうまくいって楽に勝つことができた。スタートでは、トップで飛び出すことはできなかったが、イン側のラインをキープしてうまく前に出ることができた。イタリアではモトクロスの人気がこのところ上昇。僕のファンもたくさんいるんだ。だから、今回は本当にうれしいし、皆のために勝てて最高の気分だ」

N・オバン選手談(11位/6位:総合6位)

「いつも目標は10位以内をめざしているので今日の総合6位には満足。第1ヒートのスタートはあまり良くなく、その後はリズムがつかめないし、いいラインをとるのにも苦労した。第2ヒートでは良くなったが、終盤に転倒があった。しかしマシンにダメージがなく走れる状態だったのはラッキーだった」

K・グンダーセン選手談(5位/リタイヤ:総合12位)

「最初のレースはいいスタートだったが、終盤疲れてしまい5位でフィニッシュとなった。第2ヒートのスタートではうまくいかなかったが、徐々に良くなってきて、10位以内まで追い上げた。もっと追い上げられると思ったが、コントロールを失って転倒してしまった」

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