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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.05 4月13日 トレンティーノ

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権 第5戦トレンティーノGP
■カテゴリ:MXGP
■サーキット全長:1,570m(ピエトラムラータ )
■開催日:2025年4月13日

REPORT

Monster Energy Yamaha Factory MXGPチームのマキシム・ルノーがトレンティーノMXGPでトップ5入りを惜しくも逃し、総合6位となった。負傷が癒えぬままのレースだったにもかかわらず、ルノーは4位/7位の好成績を収め、ランキング5位を守った。カルビン・ファランデレンとヤゴ・グリーツは共に、クラッシュを喫して総合トップ10入りを逃し、ファランデレンが12位、グリーツは14位に終わった。

MXGP
ルノーが奮闘し4位/7位で総合6位

シリーズ第5戦はイタリア、ドロミテ山脈の麓に位置する象徴的で絵に描いたように美しいピエトラムラータ・レースコースで開催された。シリーズ戦の中では常に人気の高いこのレース会場にMXGPクラスのフルラインナップ・40名のライダーが集まった。曇り空の天候は、すべてのライダーにとってレースに好適なコンディションとなった。

ピエトロムラータに参戦したルノーは、先週末のサルデーニャでの激しい転倒からの回復に加え、手首の負傷を抱えてのレース継続となったため、貴重なシリーズポイントの獲得に集中していた。レース1で4位と、このグランプリを好調に走り出したルノーは、レース2では7位に入り、総合6位。今シーズン5戦を終えてランキング5位を維持している。

先週末のサルデーニャMXGPで4位に入っているファランデレンは、レース1で8位に入り、さらなる好成績をと期待していた。だがレース2では7番手につけていたところでクラッシュ。14番手で再走するが、12番手を走行中に再びクラッシュ。結局、16位でフィニッシュラインを通過し、総合12位となった。この結果、ファランデレンはランキング9位に浮上した。

グリーツの速さは明らかで、レース1では12番手を走行中にクラッシュして15位でレースを終えたが、レース2では第1ターンでの転倒により最後尾に落ちながら、集団の中を追い上げて10位でフィニッシュしている。この日の総合結果14位により、グリーツのシリーズランキングは16位に上がった。

次戦は、スイスのフラウエンフェルトで開催される。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

COMMENT

MXGP

Monster Energy Yamaha Factory MXGP
マキシム・ルノー選手談(4位/7位:総合6位)

「難しい一日でした。負傷を抱えながらレースをするのは容易なことではありませんが、僕はいつもの通り、100%を出し切ります。今日はベストを尽くしましたけど、自分の望んでいる状態ではないので、本来の状態に戻れるよう、回復に集中します」

カルバン・ファランデレン選手談(8位/16位:総合12 位)

「今日の結果は、自分が望んでいたものではありませんでした。昨日は良い感触だったのですが、今日はリズムをつかめませんでした。1レース目を8位で終えて、2レース目で良い結果を残したかったのですが、2度にわたり大きなクラッシュをしてしまいました。幸い、僕は大丈夫です。気持ちを立て直してスイスに向かいます」

ヤゴ・グリーツ選手談(15位/10位:総合14位)

「結果には表れていませんけど、今日の自分の走りには本当に満足しています。最初のレースでは20番手あたりでスタートして、12番手まで上がりましたが、レース終了まで残り2周というところでクラッシュしてしまいました。その後、レース2の第1ターンでクラッシュしてから、10番手まで挽回しました。これは本当に素晴らしかったし、バイクはずっと好感触でした。速さはあるので、あとはスタートを改善すれば、レースで本来フィニッシュすべき順位に戻れると思います」

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