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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 3月16日 カスティーリャ・ラ・マンチャ

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権 第2戦カスティーリア・ラ・マンチャGP
■カテゴリ:MXGP/MX2
■開催日:2025年3月16日

REPORT

Monster Energy Yamaha Factory MXGPチームは極めてマディなコンディションとなった第2戦カスティーリア・ラ・マンチャGPを戦い抜き、マキシム・ルノーがチーム最上位の総合10位に入った。カルビン・ファランデレンはレース1で3位と好成績を収めたが、レース2でクラッシュしてノーポイントとなったため、総合12位に終わった。ヤゴ・グリーツもマディコンディションに苦しめられ、総合21位だった。

Monster Energy Yamaha Factory MX2チームは、週末を前に、そして決勝中に降った大雨により、近年で最も過酷なコンディションとなった今大会で、ティボー・ベニスタントが総合8位に入った。レース1で4位という結果を残したがレース2ではクラッシュにより12位。チームメイトも厳しい一日を耐え抜き、カルリス・レイズリスが総合14位、リック・エルジンガは17位でグランプリを終えた。

MXGP
ファランデレンがレース1で3位、マキシム・ルノーがチーム最上位の総合10位

レースウィークを前に降った大雨により、整備されたコザ・モーターランチ・サーキットは非常に難しいコースに変貌した。そして土曜日、晴天のもとで乾きつつあったコースだったが再び降った雨により、日曜日のレースは、ライダーとメカニックにとって厳しい状況となった。

MXGPの予選レースで2位としたルノーは、そのアドバンテージを持ってレース1に臨んだが、不運にも第1コーナーで転倒したライダーを避けられず、最後尾からレースに復帰。果敢に攻めて順位を上げたルノーは10位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得した。

レース2を前に雨が降り、ルノーはレース序盤に再び転倒を喫したが、ハードに攻めて順位を上げ11位でフィニッシュ。総合10位となった。ルノーは母国フランスで開催される来週末のヨーロッパグランプリを前に、ランキング3位につけている。

ファランデレンはレース1で大活躍。先頭集団でスタートすると、YZ450FMを駆るファランデレンは、見事3位でフィニッシュした。ところがレース2ではレース1のパフォーマンスを再現することができなかった。クラッシュを繰り返し、最後のクラッシュでクラッチを破損して、完走できなかったのだ。それでもレース1での3位により、ランキングでは12位に浮上した。

グリーツも両レースでコンディションに苦しみ、レース1の17位がこのグランプリでの最上位となった。第3戦を前に、グリーツは現在、MXGP世界選手権ランキング15位につけている。

FIMモトクロス世界選手権はこの後、来週末のヨーロッパGPへと続く。フランスの人気レース会場、サン・ジャン・ダンジェリーで開催されるこのグランプリ第3戦に、Monster Energy Yamaha Factory MXGPは第2戦からの巻き返しを図る。

MX2
雨に見舞われ過酷な状況でベニスタントが総合8位

スペインの丘陵地帯にあるここコサル・モーターランチで開催された2024年シーズン最終戦で、ベニスタントは総合3位に入り、シーズンを締めくくっている。2025 年シーズンの第2戦の舞台となったこのサーキットに戻ったベニスタントは、土曜日の予選レースで目を見張る走りで勝利を収めて週末をスタート。ポイントを10ポイント加えてランキングは6 位に浮上した。

幸先良い走り出しから自信をもってゲートについたベニスタントは、一晩中降り続いた雨で水浸しとなったコンディションの中で行われたレース1は好スタートを決め、5番手につけていたが、マティス・ヴァラン(Kawasaki)が転倒したため、4番手に浮上。その後は、後方を大きく引き離したものの、上位陣とのギャップが大きかったことからベニスタントはそのまま4位でフィニッシュ。今シーズンのベストリザルトを収めた。

しかしレース2では6番手につけていた3周目にクラッシュ。幸い怪我はなかったが、バイクのフロントホールが損傷しており、修理のためピットに戻ることとなったベニスタントは、レース復帰して12位を獲得。総合8位となり、来週末の母国開催GPを前にランキング6位につけている。

アルゼンチンでのシーズン開幕戦で8位に入ったレイズリスは、スペインでも再び好成績を目指していた。だが、両レースともスタートで出遅れて中団に埋もれてしまい、その後挽回するが15-14位で総合14位に入るにとどまった。レイズリスは現在、ランキング13位につけている。

エルジンガはレース1、序盤のクラッシュでYZ250FMがダメージを受けたため、レースを続行することができなかった。続くレース2ではマディのコースでバトルを展開して13位となり、総合17位を獲得。開幕から2戦続けて厳しい戦いを強いられたエルジンガ。現在、ランキング17位につけている。

FIM モトクロス世界選手権、次戦は来週末、フランス西部の伝説的な会場、サン・ジャン・ダンジェリーで開催されるヨーロッパ MXGPだ。

MXGP RESULT Race.1

順位ライダーマシン国籍タイム
1T・ガイザーHondaSLO36:14.337 12laps
2R・フェルナンデスHondaESP0:43.251
3C・ファランデレンYamahaNED0:50.468
4G・コルデンホフFanticNED0:57.904
5K・ホーグモHondaNOR1:08.538
6I・ギフティングYamahaSWE2:06.024
7R・フェーブルKawasakiFRA2:22.196
8A・ボナクローシFanticITA2:30.187
9L・クーネンKTMBEL2:44.364
10M・ルノーYamahaFRA3:20.030
11B・ボジャースFanticNED1lap
12K・ブルマンHusqvarnaSUI1lap
13R・フォン・デ・ムースダイクKTMNED1lap
14J・シーワーDucatiSUI1lap
15B・ワトソンBetaGBR1lap
16P・ジョナスKawasakiLAT1lap
17J・グリーツYamahaBEL1lap
18J・パンカーKTMSLO1lap
19J・ギルバートHondaGBR1lap
20M・ショエ HusqvarnaGER1lap

MXGP RESULT Race.2

順位ライダーマシン国籍タイム
1T・ガイザーHondaSLO36:55.702 12laps
2A・ボナクローシFanticITA0:38.960
3G・コルデンホフFanticNED0:52.639
4B・ボジャースFanticNED1:21.737
5R・フェーブルKawasakiFRA1:28.376
6P・ジョナスKawasakiLAT1:34.636
7I・ギフティングYamahaSWE1:41.892
8L・クーネンKTMBEL1:44.327
9M・グァダニー二DucatiITA1:49.660
10K・ホーグモHondaNOR2:00.998
11M・ルノーYamahaFRA2:41.849
12R・フェルナンデスHondaESP2:53.914
13B・ワトソンBetaGBR2:59.127
14J・シーワーDucatiSUI1lap
15J・ギルバートHondaGBR1lap
16T・コッホBetaGER1lap
17J・パンカーKTMSLO1lap
18A・ステリKTMGBR1lap
19K・ブルマンHusqvarnaSUI1lap
20C・トーエンデルHondaNOR2laps

MX2 RESULT Race.1

順位ライダーマシン国籍タイム
1F・ザンキHondaITA35:45.354 13laps
2L・エバーツHusqvarnaBEL0:11.221
3K・ドゥ・ヴォルフHusqvarnaNED1:15.427
4T・ベニスタントYamahaFRA1:23.894
5S・レンゲンフェルダーKTMGER1:43.025
6C・フォークKTMNED2:01.868
7Q・M・プルニエールKTMFRA2:44.091
8J・ミクラTMCZE2:50.848
9A・アダモKTMITA3:02.405
10C・マクレランTriumphRSA3:40.014
11S・クーネンKTMBEL1lap
12D・ブラセラスHondaESP1lap
13V・ラータHondaITA1lap
14O・オリベKTMESP1lap
15K・レイズリスYamahaLAT2laps
16G・ファレスTriumphESP2laps
17M・スミスKTMDEN2laps
18N・ヴェンネケンスKTMBEL2laps
19S・スリマニTMMAR2laps
20M・ヴァランKawasakiFRA6laps
22R・エルジンガYamahaNED13laps

MX2 RESULT Race.2

順位ライダーマシン国籍タイム
1L・エバーツHusqvarnaBEL37:08.99413laps
2K・ドゥ・ヴォルフHusqvarnaNED1:21.434
3A・アダモKTMITA1:23.293
4S・レンゲンフェルダーKTMGER1:34.976
5C・フォークKTMNED1:49.577
6G・ファレスTriumphESP1:59.379
7Q・M・プルニエールKTMFRA2:26.476
8J・ミクラTMCZE2:37.483
9O・オリベKTMESP2:42.144
10F・ザンキHondaITA1lap
11V・ラータHondaITA1lap
12T・ベニスタントYamahaFRA1lap
13R・エルジンガYamahaNED1lap
14K・レイズリスYamahaLAT2laps
15S・クーネンKTMBEL2laps
16S・スリマニTMMAR2laps
17N・ヴェンネケンスKTMBEL2laps
18M・スミスKTMDEN3laps
19C・マクレランTriumphRSA11laps
20D・ブラセラスHondaESP13laps

RIDERS RANKING MXGP

順位ライダーマシンポイント
1T・ガイザーHonda108
2R・フェーブルKawasaki88
3M・ルノーYamaha87
4G・コルデンホフFantic79
5L・クーネンKTM57
6A・ボナクローシFantic56
12C・ファランデレンYamaha39
14I・ギフティングYamaha38
15J・グリーツYamaha26
18V・ギヨYamaha16

RIDERS RANKING MX2

順位ライダーマシンポイント
1K・ドゥ・ヴォルフHusqvarna97
2L・エバーツHusqvarna91
3S・レンゲンフェルダーKTM78
4S・クーネンKTM71
5A・アダモKTM71
6T・ベニスタントYamaha63
13K・レイズリスYamaha40
17R・エルジンガYamaha26

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

順位コンストラクターポイント
1Honda108
2Yamaha100
3Kawasaki94
4Fantic82
5Ducati62
6KTM57
7Beta25
8Husqvarna12

CONSTRUCTORS RANKING MX2

順位コンストラクターポイント
1Husqvarna108
2KTM102
3Honda68
4Yamaha67
5Triumph56
6TM36
7Kawasaki25

COMMENT

MXGP
Monster Energy Yamaha Factory MXGP

マキシム・ルノー選手談(10位/11位:総合10位)

「最悪の一日でした。両レースともスタートでクラッシュして、それですごく難しい状況になってしまいました。その後は、密集した集団の中を抜けていくことができませんでした。この週末に向けては100%の状態ではなかったのですが、それでもポイントを獲得できたのは重要です。今の目標は、開幕戦のアルゼンチンのように、母国GPで最高レベルのパフォーマンスを発揮することです」

カルビン・ファランデレン選手談(3位/22位:総合12位)

「最初のレースは本当に良い感触でした。好スタートを決めて、すぐに流れに乗れました。バイクの感じも最高で、あのペースで1時間でも走り続けられるような感じでした。でも次のレースではまったく逆でした。序盤にクラッシュして、それから恐らく、4回クラッシュして、最後のクラッシュでクラッチが損傷してレースが終わりました。全体的には、レース1の3位が素晴らしく、毎週末そこに入らなければと思います」

ヤゴ・グリーツ選手談(17位/27位:総合21位)

「週末を通して、ずっとコンディションに苦しめられました。たくさんの泥とわだちです。これについては本気で解決策を見つける必要があります。それに加えて、すべてがうまく運びませんでした。最初のレースは、終了間際に転倒するまでは順調でした。2レース目は、すべてがうまくいきませんでした。もちろん、これには苛立ちますが、冷静さを保ち、解決策を探し、ハードワークを続けることが必要です。それが現在のポイントですね」
いう決断をしなければなりませんでした。競技にすべてを注いできたので、欠場するというのは受け入れがたいことです」

MX2
Monster Energy Yamaha Factory MX2

ティボー・ベニスタント選手談(4位/12位:総合8位)

「今日は本当に厳しい一日でした。レース1は好スタートができたのでかなり楽に走れました。クラッシュしたくなかったので安全に走り、それが功を奏して4位でフィニッシュしました。2レース目も良いレースをしていたのですが、大きなクラッシュをしてしまってフロントホイールを損傷。これでピットに向かったのですが、チームが迅速に修理してくれたのでレースを続けることができ、結果は12位でした。あの後、グローブも失ったので大変でした。ただし、ここで12位はOKです。もっと良い結果になったかもしれないけど、もっとずっと悪い結果になったかもしれませんからね」

カルリス・レイズリス選手談(15位/14位:総合14位)

「今日については、言えることはあまりありません。今までの人生で最悪の2レースだったと思います。来週末のフランスでは切り替えて、アルゼンチンの時のように走れることを願っています」

リック・エルジンガ選手談(22位/13位:総合17位)

「良い一日ではなかったですね。両レースとも1周目にクラッシュしてしまいました。最初のレースではバイクのダメージが大きすぎてレースを続行できませんでした。レース2では良いスタートができず、あまりにも泥だらけだったので、ゴーグルとグローブにも問題があり13位。今日のコンディションは、本当に、本当に厳しいものでした。今は気持ちを立て直して、来週末の第3戦を楽しみにしています」

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