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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.14 9月2日 ベネルクス

RACE DATA

■大会名称:2012モトクロス世界選手権第14戦ベネルクスGP
■カテゴリ:MX1
■開催日:2012年9月2日(日)
■会場:リーロップ(1,875m)
■観客数:20,000人
■天候:晴れ

REPORT

シンプソンが最もハードなGPコースで今季最高位

2012年FIMモトクロス世界選手権第14戦(全16戦)ベネルクスGP、モンスターエナジー・ヤマハから最上級クラスへ唯一参加のS・シンプソンがリーロップのサンドコースで総合5位入賞。つめかけた20,000人の観客を前に、今シーズン自己ベストとなる結果を残した。

サンド質のリーロップは周回ごとにラフに、また肉体的にも精神的にもハードになり、まさにライダーのスタミナを試す場となった。長くベルギーに住んでいるシンプソンはサンドコースを熟知したライダーで、両ヒートともまずまずのスタートを見せる。

第1ヒート、激しい4位争いを展開、ヒート後半にギアチェンジに問題を抱え、結局8位でフィニッシュラインを通過した。トラブルはチームの優れた仕事ぶりにより第2ヒートまでに解決。シンプソンはその第2ヒートで3番手まで上がると、35分と2ラップで争われるレースでラスト2周までそのポジションを守ったが、その後周回遅れのライダーにぶつけられて後退。それでも5位でフィニッシュし、今シーズンの自己ベストとなる総合5位を獲得、ランキングでは前回の10位をキープした。

モンスターエナジー・ヤマハはこの後、次週ヨーロッパGPが開催される今季2度目の母国イベント、イタリアのファエンツァに向けて出発する。

なお、ヤマハはこの週末、2011年のMX1でランキング2位を獲得したスティーブン・フロサードと2013年に向けた契約調印を果たしたと発表した。

MXGP RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA KTM 40'53.384
2 M・ナグル GER KTM 0'08.553
3 K・デ・ディッカー BEL KTM 0'34.364
4 T・レオク EST Suzuki 0'44.051
5 G・ポラン FRA Kawasaki 0'45.965
6 C・デゥサル BEL Suzuki 0'47.346
7 E・ボブリシェブ RUS Honda 1'22.844
8 S・シンプソン GBR Yamaha 1'27.653
9 K・ストライボス BEL KTM 2'03.637
10 M・シファー GER Suzuki -1 Laps
11 M・ド・ルーバー NED Kawasaki -1 Laps
12 X・ブー FRA Kawasaki -1 Laps
13 D・グァルネリ ITA KTM -1 Laps
14 R・ゴンカルブス POR Honda -1 Laps
15 M・ポティセク FRA Honda -1 Laps
16 L・ロンカ POL Honda -1 Laps
17 A・ジャスツ LVA Honda -1 Laps
18 G・クレスティノブ EST Honda -1 Laps
19 B・マッケンジー GBR KTM -1 Laps
20 K・リンドストローム SWE Kawasaki -2 Laps

MXGP RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA KTM 41'46.117
2 K・デ・ディッカー BEL KTM 0'15.777
3 T・レオク EST Suzuki 0'23.717
4 E・ボブリシェブ RUS Honda 0'33.360
5 S・シンプソン GBR Yamaha 0'35.196
6 K・ストライボス BEL KTM 1'00.598
7 C・ドゥサル BEL Suzuki 1'09.038
8 R・ゴンカルブス POR Honda 1'10.979
9 G・ポラン FRA Kawasaki 1'34.405
10 J・バラガン ESP Honda 2'06.077
11 X・ブー FRA Kawasaki -1 Laps
12 D・グァルネリ ITA KTM -1 Laps
13 M・シファー GER Suzuki -1 Laps
14 M・ポティセク FRA Honda -1 Laps
15 G・クレスティノブ EST Honda -1 Laps
16 D・リブス LVA Kawasaki -1 Laps
17 B・マッケンジー GBR KTM -1 Laps
18 J・ロー GBR KTM -1 Laps
19 G・アランダ FRA Yamaha -1 Laps
20 G・アイルウイン GBR Yamaha -1 Laps

MXGP RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 A・カイローリ KTM 592
2 C・ドゥサル Suzuki 516
3 G・ポラン Kawasaki 468
4 C・プーセル Kawasaki 452
5 K・デ・ディッカー KTM 446
6 K・ストライボス KTM 369
7 X・ブー Kawasaki 355
8 T・レオク Suzuki 338
9 R・ゴンカルブス Honda 315
10 S・シンプソン Yamaha 271
12 D・フィリッパーツ Yamaha 212
19 S・フロサード Yamaha 66
25 G・アランダ Yamaha 36
31 H・ブラッケ Yamaha 24
32 A・スミス Yamaha 18
36 A・イヴァンウティン Yamaha 8
38 L・レオンス Yamaha 8
40 R・フェルナンデス Yamaha 7
49 G・アイルウイン Yamaha 4
51 S・ロドリゲス Yamaha 4
56 K・ワットレー Yamaha 2
57 R・モロゾフ Yamaha 2
59 G・バスケス Yamaha 2

MXGP CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 KTM 642
2 Kawasaki 571
3 Suzuki 539
4 Honda 413
5 Yamaha 393
6 TM 58

COMMENT

S・シンプソン選手談(8位/5位:総合5位)

「今大会はトップ5入りを目指していたので、それを実現できたので良いグランプリだったといえるだろう。でももっと上にいけたかもしれないね。第1ヒートにちょっと技術的な問題があったけど、第2ヒートは自分が求めていたラインにもっと沿っていた。3位でフィニッシュできるはずだったけど周回遅れのライダーをうまくかわすことができなかった。でもこれは自分自身のミスで、違うラインをトライすべきだったんだ。タネル(レオク)には前にいかれ、4位争いをしたボブリシェブを抑えることができなかった。これはあまりうれしくなかったね」

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