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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 7月1日 スウェーデン

RACE DATA

■大会名称:2012モトクロス世界選手権第9戦スウェーデンGP
■カテゴリ:MX1
■開催日:2012年7月1日(日)
■開催地:ウッデバラ (1750m)
■周回数:(35分+2周)×2ヒート
■天候:ウエット
■観客数:22,000人

REPORT

シンプソンが自己ベストの総合5位

モンスターエナジー・ヤマハのS・シンプソンが、第9戦スウェーデンGPで総合5位となった。MX1-GPクラス参戦2年目にして自身最高成績。曇り空と降雨にもかかわらず、会場となったウッデバラには22,000人の観客が集まった。週末を通して荒れ模様となった天候により、滑りやすくアタックが難しいコース状態の中での活躍だった。

シンプソンには、最近膝の手術を受けたS・フロサード用ファクトリーYZ450FMが与えられた。元イギリス選手権のチャンピオンで、ベルギー選手権ではディフェンディングチャンピオンであるシンプソンは、土曜日の予選で3位争いを展開、自身ベストタイの4番手につけていた。

第1ヒートは、前半チームメイトのD・フィリッパーツが4番手、シンプソンが5番手につける展開。フィリッパーツは、コース中程のジャンプで転倒、不運にもこの時、昨年夏に痛めた手首を損傷。骨折と診断されたフィリッパーツは、精密検査を受けるべく病院へ向かった。月曜日に詳細な検査がイタリアで実施される。一方のシンプソンは第1ヒートを4位でゴール、チームに明るいニュースをもたらすとともに、自身のMX1ベストリザルトとなった。

第2ヒートでシンプソンは素晴らしいスタートを見せる。乾きつつある路面とテクニカルなコースで、シンプソンは初のポディウムフィニッシュに向けてバトルを展開する。ところが3位を走行中に、長い轍のあるセクションでシフトミスし、僅かにスリップして後退。それでも、すぐに再走し5位でゴール。総合結果でも5位となった。

MXGP RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 C・ドゥサル BEL Suzuki 40'52.302
2 C・プーセル FRA Kawasaki 0'20.870
3 S・プーセル FRA Kawasaki 0'28.338
4 S・シンプソン GBR Yamaha 0'31.762
5 K・ストライボス BEL KTM 0'38.980
6 T・レオク EST Suzuki 1'13.721
7 G・ポラン FRA Kawasaki 1'17.195
8 C・スーベイラ FRA Honda 1'22.736
9 X・ブー FRA Kawasaki 1'24.085
10 M・ド・ルーバー NED Kawasaki 1'35.661
11 K・デ・ディッカー BEL KTM 1'43.713
12 J・バラガン ESP Honda -1 Laps
13 M・ボニーニ ITA KTM -1 Laps
14 K・リンドストローム SWE Kawasaki -1 Laps
15 A・ジャスツ LVA Honda -1 Laps
16 N・ハンセン DNK Suzuki -1 Laps
17 S・ティアイネン FIN Kawasaki -1 Laps
18 T・ジョハンソン SWE Suzuki -1 Laps
19 A・スミス GBR Yamaha -1 Laps
20 R・ソベルグ SWE Honda -1 Laps

MXGP RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 C・ドゥサル BEL Suzuki 39'05.450
2 C・プーセル FRA Kawasaki 0'04.445
3 K・ストライボス BEL KTM 0'07.064
4 T・レオク EST Suzuki 0'23.936
5 S・シンプソン GBR Yamaha 0'37.011
6 S・プーセル FRA Kawasaki 0'40.893
7 R・ゴンカルブス POR Honda 0'52.511
8 X・ブー FRA Kawasaki 0'53.034
9 G・ポラン FRA Kawasaki 1'16.098
10 D・グァルネリ ITA KTM 1'21.824
11 K・デ・ディッカー BEL KTM 1'23.053
12 M・ド・ルーバー NED Kawasaki 1'55.376
13 J・バラガン ESP Honda -1 Laps
14 C・スーベイラ FRA Honda -1 Laps
15 A・ボワシェール FRA TM -1 Laps
16 A・ジャスツ LVA Honda -1 Laps
17 K・リンドストローム SWE Kawasaki -1 Laps
18 T・マッカス LVA Suzuki -1 Laps
19 N・ハンセン DNK Suzuki -1 Laps
20 S・ティアイネン FIN Kawasaki -1 Laps

MXGP RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 C・ドゥサル Suzuki 348
2 A・カイローリ KTM 345
3 C・プーセル Kawasaki 336
4 G・ポラン Kawasaki 315
5 K・デ・ディッカー KTM 257
6 K・ストライボス KTM 243
8 D・フィリッパーツ Yamaha 212
11 S・シンプソン Yamaha 159
17 S・フロサード Yamaha 66
24 H・ブラッケ Yamaha 24
26 A・スミス Yamaha 14
30 G・アランダ Yamaha 11
31 L・レオンス Yamaha 8
32 R・フェルナンデス Yamaha 7
40 S・ロドリゲス Yamaha 4
45 G・バスケス Yamaha 2

MXGP CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Kawasaki 394
2 KTM 392
3 Suzuki 358
4 Yamaha 276
5 Honda 255
6 TM 58

COMMENT

S・シンプソン選手談(4位/5位:総合5位)

「なんと言えばいいのか。僕の体制が変わったことは、この週末のサプライズだったと思う。フィリッパーツが今日怪我してしまったので、目下のところ僕がYZ450FMに乗る唯一のライダー。僕にとっては楽な展開だ。というのも、チームが素晴らしい仕事をして、僕のためにバイクを準備してくれたからだ。乗りやすく、速く、しかも安全といった印象。今日のレースではこれ以上が期待できたとは思わないが、第2ヒートでは表彰台が見えていたし、ストライボスがとても強力なライディングを見せるなか、今日の成績は充分良い結果。

第2ヒートは良いスタートが切れて、果たしてポジションを維持できるだろうかと考えた。トップ2に引き離されたけど、その前には"よし、彼らの間に割って入ってやろう"と思って走ったんだ。でもトップグループで走る心構えを持てるようになるには、もう数レースは必要だろう。シーズンの残りのレースが楽しみだ」

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