本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.09 6月27日 ラトビア

RACE DATA

■大会名称:2010モトクロス世界選手権第9戦ラトビアGP
■カテゴリ:MX1
■開催日:2010年6月27日(日)
■開催地:ケグムス
■周回数:第1ヒート=20周、第2ヒート=20周
■天候:晴れ
■観客数:17,000人

REPORT

フィリッパーツが総合6位

気温が高く、ハードな戦いとなった第9戦ラトビアGPで、ヤマハ・モンスターエナジー・モトクロス・チームのD・フィリッパーツが両ヒートをそれぞれ5位、6位でフィニッシュし総合6位に入った。フィリッパーツは現在、ランキング3位につけている。先週のドイツGPで優勝したヤマハ・モンスターエナジー・リッチ・モトクロス・チームのK・デディッカーは、土曜の予選ヒートで腰を痛めて苦しい戦いを強いられ、総合12位となった。

ケグムスのコースは、変化に富んだ地形で、硬い地層の上にのった柔らかい土、細かいパウダー状の表面などがミックスされたところ。また、大小様々なジャンプがある高速コースで、ライダーにとっては体力的に厳しいサーキット。

フィリッパーツは、先週のドイツGPでは風邪による体調不良で苦戦を強いられたが、今回は完全に回復。第1ヒートでA・カイローリ(KTM)と激しい4位争いを展開し、5位でレースを終えた。第2ヒートでは、X・ブー(カワサキ)からは大きく遅れたものの、単独走行して6位でゴールした。

前大会で自身シーズン初の優勝を飾ったデディッカーは、第1ヒートのオープニングラップの1コーナーでスリップして最後尾に後退。しかし、そこから怒涛の追い上げを展開し10位でゴールした。第2ヒートではスタートで出遅れ、さらに土曜日の走行時にジャンプで傷めた腰が原因で苦しい走行となり、14位でレースを終えるにとどまった。

ポイントランキングは現在、A・カイローリ(KTM)がリードし、61ポイント差の2位にC・ドゥサル(スズキ)、86ポイント差の3位にフィリッパーツが就けている。デディッカーはトップ3と29ポイント差の6位。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 C・ドゥサル BEL Suzuki 38'54.633
2 E・ボブリシェブ RUS Honda 0'12.451
3 S・ラモン BEL Suzuki 0'24.131
4 A・カイローリ ITA KTM 0'33.514
5 D・フィリッパーツ ITA Yamaha 0'39.071
6 X・ブー FRA Kawasaki 0'44.621
7 M・ナグル GER KTM 0'46.826
8 D・グァルネリ ITA Honda 0'48.973
9 T・レオク EST Honda 0'50.444
10 K・デディッカー BEL Yamaha 0'54.965
11 R・ゴンカルブス POR KTM 0'56.368
12 J・アルバートソン USA Honda 1'05.594
13 A・ボワシェール FRA TM 1'15.581
14 J・コピンズ NZL Aprilia 1'15.767
15 G・スワンプール RSA Honda 1'35.429
16 K・ストライボス BEL Suzuki 1'55.755
17 T・ソデルストローム SWE Yamaha 1'57.472
18 C・スーベイラ FRA KTM -1 Laps
19 G・シュミディンガー AUT Suzuki -1 Laps
20 L・レオンス FRA Suzuki -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA KTM 39'44.581
2 C・ドゥサル BEL Suzuki 0'13.410
3 S・ラモン BEL Suzuki 0'25.118
4 E・ボブリシェブ RUS Honda 0'32.040
5 X・ブー FRA Kawasaki 0'37.404
6 D・フィリッパーツ ITA Yamaha 0'41.379
7 M・ナグル GER KTM 0'42.842
8 T・レオク EST Honda 0'44.219
9 R・ゴンカルブス POR KTM 0'50.391
10 D・グァルネリ ITA Honda 1'09.611
11 A・ボワシェール FRA TM 1'11.865
12 G・スワンプール RSA Honda 1'16.517
13 K・ストライボス BEL Suzuki 1'18.612
14 K・デディッカー BEL Yamaha 2'08.195
15 M・ウォークナー AUT KTM -1 Laps
16 M・プリエム BEL Aprilia -1 Laps
17 T・ソデルストローム SWE Yamaha -1 Laps
18 C・スーベイラ FRA KTM -1 Laps
19 D・バルシン RUS Honda -1 Laps
20 G・シュミディンガー AUT Suzuki -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 A・カイローリ KTM 384
2 C・ドゥサル Suzuki 323
3 D・フィリッパーツ Yamaha 298
4 S・ラモン Suzuki 277
5 M・ナグル KTM 276
6 K・デディッカー Yamaha 269
21 M・モンニ Yamaha 46
25 T・ソデルストローム Yamaha 31
27 K・チゾム Yamaha 20
28 A・ロザノ Yamaha 14
29 G・ラングストン Yamaha 12
31 M・ボニーニ Yamaha 11

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 KTM 413
2 Suzuki 373
3 Yamaha 351
4 Honda 289
5 Kawasaki 275
6 TM 134
7 Aprilia 128
8 CCM 11
9 Husqvarna 4

COMMENT

D・フィリッパーツ選手談(5位/6位:総合6位)

「厳しい一日だったし、このコースは好きにはなれなかった。ソフトなテイクオフと着地のジャンプがたくさんあった。5位と6位でフィニッシュというのはかなり良い。というのも昨年ここは僕にとってひどいGPだったから。だから全体的に満足している。ライディングは良かった。今日は他の何人かのライダーより遅かったけど、ポジションはOKだった。これからリラックスし、スウェーデンに向けてちょっと練習する。ウッデバラは僕にとって良いサーキットで、ここよりも攻めることができると思うし、もっとポイントを挙げることができると思う」

K・デディッカー選手談(10位/14位:12位)

「昨日の予選でジャンプに失敗して腰を痛めてしまった。第1ヒートではそれほどひどくなかったけど、第2ヒートはつらかった。痛みがひどく、身体を支えることができなかった。第1ヒートでは最初にミスしてフロントを滑らせてしまった。それからは厳しいレースとなってしまった。小さなバンプがたくさんあったが、コース全体はグリップが効いていて、それが良かった」

ページ
先頭へ