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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月25日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:2010モトクロス世界選手権第3戦オランダGP
■カテゴリ:MX1
■開催日:2010年4月25日(日)
■開催地:ファルケンスワルト
■周回数:第1ヒート=20周、第2ヒート=19周
■天候:晴れ
■観客数:22,000人

REPORT

フィリッパーツ&YZ450FM、今季初の表彰台

ヤマハ・モンスターエナジー・モトクロスチームのD・フィリッパーツが2010年仕様のYZ450FMを駆ってオランダGPで総合3位に入った。

第2戦では速さを見せながらも不運に見舞われた元世界チャンピオンのフィリッパーツは、波打つような難しいサンドコースで開催された第3戦でついに表彰台を獲得した。第1ヒートではオープニングラップの8位から3位まで浮上すると、ゴールまで残り3周となったところでS・ラモン(スズキ)をかわして2位に上がり、今季初のトップスリー・フィニッシュを決めた。
続く第2ヒート、フィリッパーツはオープニングコーナーのトリッキーなSセクションで見事なライディングを見せて最初の2ラップをリード。A・カイローリ(KTM)、S・ラモン、M・ナグル(KTM)、T・レオク(ホンダ)、そしてE・ボブリシェブ(ホンダ)らとバトルを展開する。フィリッパーツは最終ラップにレオクにかわされて3位から4位に後退したものの総合成績で3位となった。

オランダGPで優勝経験のあるヤマハ・モンスターエナジー・リッチ・モトクロスチームのK・デディッカーは、第1ヒートで一時2位まで上がったが、軽い転倒を喫して順位を落とし、6位でゴール。第2ヒートでは表彰台を争うフィリッパーツらと同じグループに就けていたが、35分と2周のレースを7位で、総合6位となった。

フィリッパーツはポイントランキングで2位のM・ナグルと19ポイント差の4位に位置し、デディッカーが6ポイント差でこれに続く5位に就けている。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA KTM 40'47.473
2 D・フィリッパーツ ITA Yamaha 0'14.059
3 S・ラモン BEL Suzuki 0'15.316
4 M・ナグル GER KTM 0'16.411
5 T・レオク EST Honda 0'20.301
6 K・デディッカー BEL Yamaha 0'38.548
7 D・グアルネリ ITA Honda 0'39.841
8 J・アルバートソン USA Honda 0'39.852
9 E・ボブリシェブ RUS Honda 0'44.176
10 M・ド・ルーバー NED Suzuki 1'23.255
11 X・ブー FRA Kawasaki 1'27.286
12 G・スワンプール RSA Honda 1'29.865
13 M・モンニ ITA Yamaha 1'31.604
14 K・ストライボス BEL Suzuki 1'32.515
15 T・ソデルストーム SWE Yamaha 1'34.756
16 S・プーセル FRA Kawasaki 1'39.138
17 R・ゴンカルブス POR KTM 1'47.568
18 C・スーベイラ FRA KTM -1 Laps
19 A・ボワシエール FRA TM -1 Laps
20 Y・マルテンス BEL KTM -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 A・カイローリ ITA KTM 39'16.455
2 S・ラモン BEL Suzuki 0'03.399
3 T・レオク EST Honda 0'05.667
4 D・フィリッパーツ ITA Yamaha 0'08.087
5 E・ボブリシェブ RUS Hondam 0'09.800
6 M・ナグル GER KTM 0'10.960
7 K・デディッカー BEL Yamaha 0'12.261
8 J・アルバートソン USA Honda 0'34.354
9 J・コピンズ NZL Aprilia 0'52.305
10 G・スワンプール RSA Honda 1'12.818
11 D・グアルネリ ITA Honda 1'27.169
12 K・ストライボス BEL Suzuki 1'32.428
13 S・プーセル FRA Kawasaki 1'54.309
14 M・モンニ ITA Yamaha -1 Laps
15 X・ブー FRA Kawasaki -1 Laps
16 M・ウォークナー AUT KTM -1 Laps
17 T・チャーチ GBR CCM -1 Laps
18 Y・マルテンス BEL KTM -1 Laps
19 R・ゴンカルブス POR KTM -1 Laps
20 G・シュミンディンガー AUT Suzuki -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 A・カイローリ KTM 138
2 M・ナグル KTM 120
3 S・ラモン Suzuki 101
4 D・フィリッパーツ Yamaha 100
5 K・デディッカー Yamaha 94
6 C・ドゥサル Suzuki 79
16 M・モンニ Yamaha 46
20 T・ソデルストローム Yamaha 14

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 KTM 147
2 Suzuki 125
3 Yamaha 116
4 Honda 83
5 Kawasaki 82
6 Aprilia 49
7 TM 23
8 CCM 11

COMMENT

D・フィリッパーツ選手談(2位/4位:総合3位)

「今日はすごくうれしいけど、ブルガリアとイタリアGPではミスしたので、本来ならこれが今シーズン初の表彰台ではなかったはずなんだ。スポーツにミスはつきものだけど、今日はうまく行った。第2ヒートでホールショットを奪ってスタートでリードできたのは良かった。ライディングは良かったけど、コースがすごく難しくてバンピーだった。転倒したくなかったので、限界以上にプッシュすることはしなかった。最終ラップでレオクに抜かれたけど、表彰台に立つことができてよかったよ」

K・デディッカー選手談(6位/7位:総合6位)

「タフなウィークエンドだった。右腕に痛みがあって、走り続けるのが大変だったことが時々あったんだ。第1ヒートの1周目から腕が上がってしまって、思うようにコーナリングできなかった。コンスタントに走るのが大変だった。第2ヒートはこれより楽に走れるようになって、少し争えたけど、最後にまたキツくなった。ポルトガルに期待するしかないね」

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