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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.04 5月11日 ブルガリア

RACE DATA

■2008モトクロス世界選手権第4戦ブルガリアGP
■カテゴリ:MX1クラス
■開催日:2008年5月11日(日)
■会場:セブリエボ
■周回数/ヒート1=20周、ヒート2=19周
■天候:晴れのち雨
■入場者数:27,000人

REPORT

フィリッパエルツ、ヤマハで初のGP総合優勝!

変わりやすい天候の中で迎えた今大会、ヤマハ・モンスター・モトクロス・チームのD・フィリッパエルツはYZ450FMを駆って1位/2位に入り総合優勝を飾り、ランキング首位のリードを更に広げた。チームメイトのJ・コピンズも総合6位に入り、ランキング3位につけている。

第1ヒートは明るい陽射しの中で行われた。フィリッパエルツはまずまずのスタートを決め、追いすがるB・マッケンジー(ホンダ)とM・ド・ルーバー(ホンダ)を退け、スタートからゴールまで一度も首位の座をあけわたすことなく最初にチェッカーを受けた。

第2ヒートは雨模様となり滑りやすい路面でのレース。フィリッパエルツはJ・バラガン(KTM)とバトルを展開しながら終盤を迎える。最終ラップに首位のバラガンが転倒したためS・プーセル(カワサキ)とフィリッパエルツが先行。これでフィリッパエルツが2位となり総合優勝。自身にとって2度目、ヤマハでの初のMX1GP総合優勝を飾った。

J・コピンズは第1ヒートでスタートは悪くなかったが1周目に順位を落とす。予選でトップと僅差の好タイムを記録していたコピンズだが、この序盤の後退が響いて結局4位となった。第2ヒートでは、ストレートでチームメイトと接触して1周目に中央グループまで後退。悪化するコースコンディションの中、追い上げるも結局7位に終わった。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国 籍 マシン タイム
1 D・フィリッパエルツ ITA Yamaha 40'7.606
2 J・バラガン ESP KTMESP +0'5.616
3 M・ド・ルーバ NED Honda +0'6.650
4 J・コピンズ NZL Yamaha +0'8.084
5 S・ラモン BEL Suzuki +0'14.351
6 J・ビル CHE Honda +0'29.896
7 T・レオク EST Kawasaki +0'31.501
8 S・プーセル FRA Kawasaki +0'36.148
9 C・ドゥサル BEL Suzuki +0'39.608
10 K・デディッカー BEL Suzuki +0'43.629
11 M・ナグル GER KTM +0'45.507
12 M・ブラウン USA Honda +0'48.676
13 K・ネメス HUN KTM +0'59.604
14 M・プリエム BEL Kawasaki +1'1.597
15 B・マッケンジー GBR Honda +1'9.729
16 M・シファー GER KTM +1'17.854
17 A・キオディ ITA TM +1'19.659
18 A・レオク EST Yamaha +1'22.498
19 C・カンパーノ EST Yamaha +1'24.738
20 P・ルネ FRA Suzuki +1'40.124

RESULT Race.2

順位 ライダー 国 籍 マシン タイム
1 S・プーセル FRA Kawasaki 39'28.719
2 D・フィリッパエルツ ITA Yamaha +0'6.913
3 S・ラモン BEL Suzuki +0'8.068
4 J・バラガン ESP KTM +0'21.486
5 M・ド・ルーバー NED Honda +0'27.233
6 B・マッケンジー GBR Honda +0'34.377
7 J・コピンズ NZL Yamaha +0'43.440
8 J・ビル CHE Honda +0'44.277
9 M・ナグル GER KTM +0'44.803
10 M・ブラウン USA Honda +0'48.434
11 K・デディッカー BEL Suzuki +0'53.504
12 M・プリエム BEL Kawasaki +0'55.953
13 M・シファー GER KTM +1'6.237
14 T・レオク EST Kawasaki +1'8.493
15 K・ネメス HUN KTM +1'11.843
16 A・レオク EST Yamaha +1'16.105
17 C・カンパーノ ESP Yamaha +1'17.858
18 J・ノーブル GBR KTM +1'22.384
19 A・キオディ ITA TM +1'26.089
20 B・アンダーソン GBR Suzuki +1'28.192

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 D・フィリッパエルツ Yamaha 149
2 S・ラモン Suzuki 132
3 J・コピンズ Yamaha 115
4 B・マッケンジー Honda 100
5 K・デディッカー Suzuki 98
6 J・バラガン KTM 94
18 A・レオク Yamaha 28
24 L・フレイバーグス Yamaha 16
26 C・カンパーノ Yamaha 14
31 L・レオンス Yamaha 1

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Yamaha 149
2 Suzuki 144
3 Kawasaki 131
4 KTM 125
5 Honda 118
6 TM 19

COMMENT

D・フィリッパエルツ選手談(優勝/2位:総合優勝)

「僕にとってはすごく良い結果だ。両ヒートとも勝ちに行ったが、バラガンは第2ヒートでとても乗れていた。彼が転倒したのはラッキーだった。コースはとても滑りやすくバンピー。僕は終盤の時点でかなり疲れていて、プーセルとの差を縮めることは出来なったから。マシンは調子良く、良い1日だったよ!」

J・コピンズ選手談(4位/7位:総合6位)

「内容にがっかりしている。スタートが良くなく、とくに第1ヒートの序盤はペースがつかめなかった。第2ヒートのスタート直後、フィリッパエルツが僕の前のラインとクロスしていった。もし自分がホールショットを奪っていても同様のラインをとるので、それは問題ないんだ。結局僕は、中央グループにはまってしまい、抜け出したときには前とのギャップはあまりにも大きかったというわけだ」

M・ラスパンティ チーム監督談

「とても良い週末だ。フィリッパエルツのGP優勝は、バラガンの転倒という運にも恵まれた。彼はフリー走行から乗れていて、モチベーションも高かった。予選では2台の遅いライダーに阻まれてタイムアタック出来なかったんだ。コピンズは第1ヒート4位と、それほど悪くなかった。最後の10分間の彼の速さは非常に良かった。結局スタート時の出遅れが最後まで響いたレースだった。マシンはいい感じで仕上がっていたし、ライダーのフィーリングも良かった。何故コピンズが第2ヒートで力を十分発揮できなかったかを反省して今後の課題としたい」

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