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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 4月15日 スペイン

 

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権第2戦スペインGP
■カテゴリ:MX1クラス
■開催日:2007年4月15日(日)
■開催地:スペイン/ベルプーチ
■周回数:第1ヒート=19周、第2ヒート=19周
■天候:晴れ ■気温21度
■観客数:22,300人

REPORT

コピンズが両ヒートを制し総合優勝!

ヤマハ・モトクロス・チームのJ・コピンズが両ヒートを制しYZ450FMが開幕2連勝を達成した。豪雨のため土曜日の予選がキャンセルされため、日曜の決勝前のウォームアップ走行の時間帯を使い予選が行われた。決勝日の昼には青空が広がり気温も上昇。コースはそれまでのマディコンディションから、ギャップとわだちが点在する状況へと変化。走行ラインは少なく追い越しが困難なコースでレースが展開された。

コピンズは両ヒートとも好スタート。復活祭の休暇の間、イタリアのハードな路面のコースでセットアップを進めてきたコピンズは、序盤にM・ブラウン(ホンダ)をかわすと後続グループを引き離しにかかる。結局コピンズは2位に約20秒の大差をつけて第1ヒートを制した。第2ヒートでもコピンズは速さを見せつけ2位のM・ナグル(KTM)に12秒以上の差をつけチェッカー。これでコピンズは開幕2連勝、今季4ヒート中3ヒートを制する活躍だ。

コピンズのチームメイト、M・ドルーバーは苦戦を強いられた。両ヒートとも第1コーナー付近で前方を阻まれてしまい、トップグループに加わることができなかった。その後も難しいコンディションとなったコースに手を焼いたドルーバーは、両ヒートをそれぞれ14位、10位。総合成績では10位となった。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 J・コピンズ NZL Yamaha 39'57.248
2 K・ストライボス BEL Suzuki 0'19.883
3 S・ラモン BEL Suzuki 0'21.435
4 J・バラガン ESP KTM 0'21.725
5 M・ナグル GER KTM 0'44.270
6 K・デディッカー BEL Honda 0'49.611
7 K・ネメス HUN Suzuki 0'49.902
8 D・フィリッパーツ ITA KTM 1'7.432
9 T・レオク EST Kawasaki 1'12.523
10 J・ノーブル GBR Honda 1'13.428
11 S・プーセル FRA Kawasaki 1'38.226
12 M・ブラウン USA Honda 1'38.593
13 C・クロン FRA Honda 1'44.872
14 M・ドルーバー NED Yamaha 1'57.837
15 T・アリエ FRA Kawasaki 2'3.472
16 A・レオク EST Yamaha 2'7.343
17 A・サルビーニ ITA Yamaha 2'9.197
18 M・バン・ダエル BEL Honda 2'14.936
19 A・キオーディ ITA Aprilia -1 Laps
20 B・マッケンジー GBR Kawasaki -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 J・コピンズ NZL Yamaha 40'24.251
2 M・ナグル GER KTM 0'12.485
3 K・ストライボス BEL Suzuki 0'14.452
4 S・プーセル FRA Kawasaki 0'18.369
5 B・マッケンジー GBR Kawasaki 0'22.157
6 J・バラガン ESP KTM 0'30.563
7 T・レオク EST Kawasaki 0'43.111
8 D・フィリッパーツ ITA KTM 0'47.783
9 K・デディッカー BEL Honda 0'51.842
10 M・ドルーバー NED Yamaha 0'54.262
11 T・アリエ FRA Kawasaki 0'55.910
12 M・プリエム BEL TM 1'2.144
13 M・ブラウン USA Honda 1'32.637
14 A・レオク EST Yamaha 1'35.421
15 S・ラモン BEL Suzuki 1'36.557
16 J・ノーブル GBR Honda 1'38.467
17 M・バン・ダエル BEL Honda 1'43.971
18 J・ビル CHE Kawasaki -1 Laps
19 S・コルンブ NZL Suzuki -1 Laps
20 C・ベッジ ITA Honda -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 J・コピンズ Yamaha 97
2 K・ストライボス Suzuki 78
3 J・バラガン KTM 74
4 M・ナグル KTM 63
5 S・ラモン Suzuki 63
6 K・デディッカー Honda 61
7 M・ドルーバー Yamaha 53
8 T・レオク Kawasaki 43
9 J・ノーブル Honda 40
10 M・ブラウン Honda 36

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Yamaha 97
2 Suzuki 82
3 KTM 81
4 Honda 61
5 Kawasaki 49
6 TM 28
6 Aprilia 2

COMMENT

J・コピンズ選手談(優勝/優勝:総合優勝)

「このコースは2004年以来。あの時、第1ヒートはコース状況が悪かったが第2ヒートはかなり良くなったのを覚えている。だから今日も、陽射しが出てくれば状態が変わることはわかっていた。僕のマシンは、サンドコースよりもハードなコースの方が合っているが、今回はセットアップもうまく仕上がっていたので良いレースができると思っていたが、その通りになった」

M・ドルーバー選手談(4位/10位:総合10位)

「あまりうまくいかなかった。第1ヒートのスタート直後の直線でナグルと接触し後退した。ペースを取り戻すよう努力したがコンディションもタフで追い抜きも難しく厳しい結果になった。今回のことは忘れ、来週のレースのことを考えたい」

C・リナルディ、ヤマハ・モトクロス・チーム監督談

「コピンズとヤマハにとって、すごく良い一日だったことは言うまでもない。彼はほぼ完璧なレースを見せてくれた。スタートが良かったしペースが非常に速かった。こういうコンディションでは通常、彼はやや硬くなり、アグレッシブになるところがあったが、今日はこのコースを楽に走っていた。レース前にマシンに若干手を加えたのだが、彼はその特性をうまく引き出してくれた。ドルーバーについてもうまくいくと思ったので、少々残念。彼はマシンにもフィットして、速く走れる感じだったがスタートが悪く、ラップタイムも安定しなかった。次のレースで期待したい」

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