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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MXGP

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.03 4月24日 ポルトガル

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権第3戦ポルトガルGP
■カテゴリ:MX1クラス
■開催日:2005年4月24日(日)
■開催地:ポルトガル/アジェンダ
■気温:14度
■観客数:16,000人

REPORT

エバーツがGP通算81勝目
ランキング首位を奪還!

ヤマハのS・エバーツがポルトガルGPの第1ヒートで優勝し、GP通算81勝目を飾った。第2ヒートも3位に入り総合優勝。ランキングでも2位M・ピション(ホンダ)に16ポイントの差をつけトップを奪い返した。会場となったポルトガルのアジェンダは独特の赤土で知られるコース。レースは大雨によりわだちのできやすいぬかるみとなったが、午後には陽が射し第2ヒートのコースコンディションはドライとなった。

第1ヒート、エバーツは追い抜きが難しいコースで完璧なレースを展開。スタート後にすぐにトップに立つと序盤から2位以下を引き離し、独走でゴール。2位にはYZ450Fを駆るL・セギが入った。ポイントランキングでエバーツとトップ争いを演じているJ・スメッツ(スズキ)とピションは、ともにトラブルでリタイヤした。

第2ヒートではエバーツがホールショット。4周目にエバーツは転倒してピションらに先行を許してしまう。すぐに再スタートしたエバーツは、2番手のJ・コピンズ(ホンダ)を激しく追うが届かず3位。しかし総合成績は優勝を飾った。B・ヨルゲンセン(ヤマハ)は土曜日の予選を15位で終えたが、ウォームアップ走行中に転倒。決勝は欠場した。また、足首の負傷が癒えたばかりのC・フェデリーチ(ヤマハ)もまだ本調子ではなく出場を断念した。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 S・エバーツ BEL Yamaha 39'26.257
2 L・セギ FRA Yamaha 19.989
3 J・フェビライネン FIN Honda 22.894
4 J・コピンズ NZL Honda 23.634
5 P・ルレ FRA Honda 49.744
6 A・ピローネン FIN TM 50.990
7 K・デディッカー BEL Honda 58.514
8 M・プリエム BEL Yamaha 1'02.063
9 S・ラモン BEL KTM 1'07.105
10 P・クーパー GBR Honda 1'7.936
11 熱田 孝高 JPN Suzuki 1'10.006
12 N・コーネル HUN Suzuki 1'11.568
13 M・ハックルブリッジ GBR Honda 1'12.017
14 B・タウンリー NZL KTM 1'14.015
15 A・メオ FRA Husqvarna 1'14.820
16 D・セイバース BEL Suzuki 1'15.272
17 A・ベルナルデス ESP Honda 1'39.768
18 M・バン・ダエル BEL Honda 2'19.937
19 P・ゴンサルペス POR Honda -1 Laps
20 A・サフロノフ RUS KTM -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 M・ピション FRA Honda 39'18.576
2 J・コピンズ NZL Honda 17.616
3 S・エバーツ BEL Yamaha 40.734
4 S・ラモン BEL KTM 46.754
5 J・スメッツ BEL Suzuki 1'01.805
6 P・クーパー GBR Honda 1'05.694
7 熱田 孝高 JPN Suzuki 1'07.474
8 D・セイバース BEL Suzuki 1'22.504
9 J・ノーブル GBR Honda 1'24.553
10 J・フェビライネン FIN Honda 1'28.190
11 M・バン・ダエル BEL Honda 1'33.742
12 P・ルレ FRA Honda 1'35.496
13 J・バラガン ESP KTM 1'37.473
14 A・ベルナルデス ESP Honda 1'42.996
15 A・ピローネン FIN TM 2'10.155
16 M・プリエム BEL Yamaha -1 Laps
17 H・サントス POR Honda -1 Laps
18 N・ブラッドショー RSA Suzuki -1 Laps
19 L・セギ FRA Yamaha -1 Laps
20 P・ゴンサルペス POR Honda -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 S・エバーツ Yamaha 125
2 M・ピション Honda 109
3 J・コピンズ Honda 101
4 J・スメッツ Suzuki 96
5 B・タウンリー KTM 85
6 S・ラモン KTM 75

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Yamaha 66
1 Honda 66
2 KTM 61
3 Suzuki 53
4 TM 19
5 Kawasaki 10

COMMENT

S・エバーツ選手談(優勝/3位:総合優勝)

「第1ヒートは素晴らしく、とても楽しめた。すごく良いスタートを決めることができて、すぐにベビライネンを抜くことができた。第2ヒートは、ついにホールショットを奪うことができた! これはずっと前から待ち望んでいたことだし、チームとともに努力してきた結果。しかしその後、小さなミスをおかしてしまった。コピンズを追ったが、彼はすごく速かった。周回遅れにふさがれるようになり、その間に間隔が開いた。でも総合結果にはとても満足している」

M・リナルディ、ヤマハ・L&M・モトクロス・チーム監督談

「ヨルゲンセンの今朝の転倒はひどいものではなかったが、頭を打って脳しんとうを起こしたことに間違いない。あの状態で走るのは危険だった」

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