全日本ロードレース選手権 ST600
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどST600に関する情報をお届けします。
Rd.05 8月26日 SUGO
RACE DATA
■大会名称:2007全日本ロードレース選手権第5戦
■カテゴリ:ST600クラス
■開催日:2007年8月26日(日)
■会場:スポーツランドSUGO(3.7375km)■観客:13,500人
■天候:晴れ ■気温:31度 ■コース:ドライ
■周回数:18周(3周+15周) ■参加台数:39台 ■出走台数:34台
■PP:小西良輝(ホンダ/1分33秒385)
■FL:小西良輝(1分33秒566)
REPORT
赤旗中断の2レース方式、YZF-R6の佐藤裕児は3位
沼田憲保(ヤマハ)のロケットスタートで幕を開けたが、110Rで小西良輝(ホンダ)がトップに浮上。そしてオープニングラップを5位で終えたジュビロレーシングチームの佐藤裕児は、激しい追い上げで順位を回復すると、4周目の第1コーナーで2位に浮上。
しかし佐藤は、4周目のシケインで転倒。すぐに再スタートを切ると、5周目に入った第1コーナーで、上位陣の複数台が転倒するアクシデントが発生。これで赤旗が提示されてレースは中断。オイル処理等により再スタートは大幅に遅れたが、3周目を終えた段階での順位が再スタートグリッドとなったことから、佐藤は3番グリッドにマシンを並べて第2レースを迎える。
中断後の第2レース、スタートでトップに立ったのは、第1レース同様に沼田だった。しかし、すぐに小西が首位に立ってレースをリード。高橋英倫(カワサキ)が2位、4周目のホームストレートで沼田をパスした佐藤が3位に上がる。その後、高橋と佐藤、そして寺本幸司(スズキ)が激しい2位争いを展開するが、佐藤は高橋に続いてチェッカーを受け、3位表彰台に立った。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 小西良輝 | 急募.com HARC-PRO | Honda | 23'40.250(15Laps) |
2 | 高橋英倫 | TEAM GREEN | kawasaki | 23'41.660 |
3 | 佐藤裕児 | ジュビロ レーシング チーム | Yamaha | 23'41.729 |
4 | 寺本幸司 | Moto Map VEGA | Suzuki | 23'42.718 |
5 | 野田弘樹 | レーシングチーム ハニービー | Honda | 23'44.505 |
6 | 武田雄一 | Team 桜井ホンダ | Honda | 23'44.552 |
7 | 岩田 悟 | F.C.C.TSR | Honda | 23'44.605 |
8 | 宮崎 敦 | DOG FIGHT RACING | Yamaha | 23'45.381 |
9 | 稲垣 誠 | バーニングブラッドRT | Honda | 23'50.206 |
10 | 須貝義行 | チームスガイ | Ducati | 23'50.416 |
11 | 黒川武彦 | 松本クリニック中村Egスピード | Honda | 23'51.276 |
12 | 沼田憲保 | HiTMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 23'54.232 |
13 | 鶴田竜二 | TrickStarタミトン-R | kawasaki | 23'54.752 |
14 | 東浦正周 | プラスミューレーシングチーム | Yamaha | 23'57.353 |
15 | 中津原尚宏 | 研友会栃木PGレーシング | Honda | 24'00.865 |
16 | 新垣敏之 | ARA 虎の穴 Bikers | Honda | 24'01.316 |
17 | 児玉勇太 | DDBOYS Racing | Honda | 24'06.624 |
18 | 長谷川克憲 | SBS磐田 | Suzuki | 24'06.791 |
19 | 中山真太郎 | Kohara RC | Honda | 24'07.246 |
20 | 佐藤靖視 | racing ライドスポーツ | Honda | 24'07.616 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 高橋英倫 | Kawasaki | 56 |
2 | 佐藤裕児 | Yamaha | 55 |
3 | 小西良輝 | Honda | 50 |
4 | 奥野正雄 | Yamaha | 47 |
5 | 武田雄一 | Honda | 40 |
6 | 野田弘樹 | Honda | 36 |
8 | 宮崎 敦 | Yamaha | 28 |
11 | 沼田憲保 | Yamaha | 18 |
12 | 泉本真宏 | Yamaha | 14 |
13 | 東浦正周 | Yamaha | 13 |
16 | 大石正彦 | Yamaha | 9 |
COMMENT
佐藤裕児選手談(3位)
「鈴鹿8耐前のテストで転倒して、その回復を待ってマシンに乗ったのがレースの2週間前でした。だからペースも掴めずに、自分のレースをすることだけを心がけました。転倒して焦りましたが、2レース制になって、結果3位になれたのはとてもラッキーでした。チャンピオン争いにも残ることができたし、次の岡山国際と鈴鹿サーキットは好きなサーキットなので、今回の結果は本当に大きい。このレースに間に合うよう治療してくれた病院の先生、トレーナー、ジュビロレーシングのスタッフ、ヤマハに本当に感謝しています」