全日本ロードレース選手権 ST600
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどST600に関する情報をお届けします。
Rd.04 5月27日 オートポリス
RACE DATA
■大会名称:2007全日本ロードレース選手権第4戦
■カテゴリ:ST600クラス
■開催日:2007年5月27日(日)
■会場:オートポリスサーキット(4.674km) ■観客:28,990人
■天候:晴れ ■コース:ドライ
■周回数:16周 ■参加台数:55台 ■出走台数:40台
■PP:小西良輝(ホンダ/1分56秒531)
■FL:佐藤裕児 (ヤマハ/1分57秒059)
REPORT
佐藤裕児がYZF-R6で優勝!
佐藤裕児が独走で今季2勝目を飾った。予選ではクリアラップが取れず、7番手スタートとなったジュビロレーシングチームの佐藤。決勝では4周目にトップに立つと、そこからペースを上げての優勝だった。
決勝の1周目、トップに立ったのは小西良輝(ホンダ)、そして野田弘樹(ホンダ)、奥野正雄(ヤマハ)、寺本幸司(スズキ)、高橋英倫(カワサキ)、そして佐藤が続く。2周目に佐藤は高橋をかわして5番手、続く3周目には小西と野田をパスして2番手に浮上する。さらに佐藤は4周目に奥野をパスするとトップに立ち、ここから一気に加速。5周目に2番手の奥野との間にあった約0.5秒差は6周目には1秒に広がり、7周目に2.2秒、12周目には約5秒の大差となっていた。この後、佐藤は安定した走りで優勝。また、最終ラップに転倒した高橋に替わって奥野が2位に入った。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 佐藤 裕児 | ジュビロ レーシング チーム | Yamaha | 31'30.721 |
2 | 奥野 正雄 | 伊藤RACING・GMDスズカ | Yamaha | 31'35.409 |
3 | 野田 弘樹 | レーシングチーム ハニービー | Honda | 31'35.954 |
4 | 小西良輝 | 急募.com HARC-PRO | Honda | 31'36.303 |
5 | 泉本 真宏 | 仙台森くま 蔵王の秘湯峩々温泉 | Yamaha | 31'36.741 |
6 | 武田 雄一 | Team 桜井ホンダ | Honda | 31'36.963 |
7 | 宮崎 敦 | DOG FIGHT RACING | Yamaha | 31'41.465 |
8 | 沼田 憲保 | HITMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 31'45.148 |
9 | 岩田 悟 | F.C.C.TSR | Honda | 31'46.796 |
10 | 高橋 英倫 | TEAM GREEN | Kawasakai | 31'54.427 |
11 | 森 新 | 急募.com HARC-PRO | Honda | 31'59.914 |
12 | 児玉 勇太 | DDBOYS Racing | Honda | 32'00.242 |
13 | 鶴田 竜二 | TRICK STAR TAMITON-R | Kawasakai | 32'02.194 |
14 | 生形 秀之 | エスパルスドリームレーシング | Suzuki | 32'02.891 |
15 | 須磨 貞仁 | ホンダドリーム北九州RT | Honda | 32'09.429 |
16 | 清水 直樹 | RS-ITOH&KAZE | Kawasakai | 32'09.492 |
17 | 津田 拓也 | チームOSG&モトスポーツ | Honda | 32'13.530 |
18 | 行方 知基 | ヨシムラスズキwithJOMO | Suzuki | 32'13.565 |
19 | 原田 貴史 | CLUB HARC-PRO. | Honda | 32'13.832 |
20 | 和泉 美智夫 | ホンダドリーム北九州RT-S.M.I. | Honda | 32'15.174 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 奥野 正雄 | Yamaha | 47 |
2 | 佐藤 裕児 | Yamaha | 40 |
3 | 高橋 英倫 | Kawasakai | 39 |
4 | 小西 良輝 | Honda | 30 |
5 | 武田 雄一 | Honda | 30 |
6 | 野田 弘樹 | Honda | 25 |
7 | 宮崎 敦 | Yamaha | 20 |
11 | 泉本 真宏 | Yamaha | 14 |
12 | 沼田 憲保 | Yamaha | 14 |
13 | 東浦 正周 | Yamaha | 11 |
17 | 大石 正彦 | Yamaha | 9 |
COMMENT
佐藤裕児選手談(優勝)
「スタートでクラッチミートを失敗してしまい、フロントタイヤを浮かせて加速が鈍ってしまった。その後2位に上がったときは、実はギアがニュートラルに入って、ものすごい勢いでコーナーに進入してしまい結果的に2位になったという感じです。路面温度が予想以上に上がって、レースは出たところ勝負という状態でしたが、トップに立ってからは振り返らずに懸命に走りました」
奥野正雄選手談(2位)
「スタート直後の第1コーナーで、小西さんと寺本さんが接触し、その隙にトップに立つことができました。その後、佐藤選手に抜かれましたが、ペースが速く追い上げることが出来ませんでした。開幕戦から表彰台に立てているので、シリーズを考えたら上出来だと思います」