全日本ロードレース選手権 ST600
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどST600に関する情報をお届けします。
Rd.05 8月27日 SUGO
RACE DATA
■大会名称:2006全日本ロードレース選手権第5戦
■カテゴリ:ST600クラス
■開催日:2006年8月27日(日)
■会場:宮城県スポーツランドSUGO(3.737km) ■観客: 10,500人
■天候:曇 ■温度:24度 ■コース:ドライ
■周回数:18周 ■出走台数:40台 ■完走台数:33台
■PP:酒井 大作(カワサキ/1分32秒193)
■FL:安田 毅史(ホンダ/1分32秒482)
REPORT
YZF-R6勢、大崎誠之が3位、佐藤裕児は14位
決勝でホールショットを奪ったのはヤマハYZF-R6を駆る新垣敏之。そしてこの新垣がレースをしばらくリードするが、 4周目の第1コーナーで酒井大作(カワサキ)がトップに立つ。その後、レースは酒井、新垣、安田毅史、辻村猛(共にホンダ)がトップグループを形成するが、10周目の馬の背コーナーで新垣が転倒。さらに16周目のハイポイントコーナーで辻村が転倒してしまい、トップは酒井と安田の二人に絞られた。結果、酒井が今季2勝目を挙げ、2位には僅差で安田が入ったが、3位には着実なライディングに務めた大崎誠之が入った。
ジュビロレーシングの佐藤裕児は、予選15番手からのスタートとなったが、2周目の第1コーナーでオーバーラン。これで一時は32位にまで順位を落とすが、レース終盤で巻き返すと、14位でチェッカーを受けた。また、今大会から藤原儀彦がチーム監督に専念することになった。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 酒井 大作 | TEAM GREEN | Kawasaki | 28'04.722 |
2 | 安田 毅史 | team HARC-PRO. | Honda | 28'04.769 |
3 | 大崎 誠之 | SP忠男レーシングチーム | Yamaha | 28'12.001 |
4 | 渡辺 篤 | ヨシムラスズキwithJOMO | Suzuki | 28'18.271 |
5 | 寺本 幸司 | Moto Map VEGA | Suzuki | 28'20.530 |
6 | 須貝 義行 | チームスガイ&フクダテクニカ | Ducati | 28'21.220 |
7 | 高橋 英倫 | TEAM PLUS ONE | Honda | 28'21.505 |
8 | 沼田 憲保 | HiTMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 28'29.763 |
9 | 野田 弘樹 | レーシングチーム ハニービー | Honda | 28'30.102 |
10 | 宮崎 敦 | HiTMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 28'32.256 |
11 | 山本 琢磨 | TRICK☆STAR MAX | Kawasaki | 28'32.332 |
12 | 大石 正彦 | 伊藤RACING・GMDスズカ | Yamaha | 28'32.665 |
13 | 岩田 悟 | CLUB PLUS ONE | Honda | 28'36.426 |
14 | 佐藤 裕児 | ジュビロ レーシング チーム | Yamaha | 28'39.142 |
15 | 武山 祐介 | 仙台森くま佐藤塾&ダンク | Yamaha | 28'39.783 |
16 | 原田 貴史 | CLUB HARC-PRO. | Honda | 28'47.924 |
17 | 國川 浩道 | SP忠男レーシングチーム | Yamaha | 28'49.017 |
18 | 井上 哲悟 | 20IL-TRICKSTAR-MAX-TIS-RACing | Kawasaki | 28'52.141 |
19 | 中山 真太郎 | アベブレーシングチーム | Honda | 28'52.426 |
20 | 東浦 正周 | プラスミューレーシングチーム | Yamaha | 28'57.229 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 渡辺 篤 | Suzuki | 61 |
2 | 大崎 誠之 | Yamaha | 54 |
3 | 安田 毅史 | Honda | 54 |
4 | 酒井 大作 | Kawasaki | 40 |
5 | 寺本 幸司 | Suzuki | 37 |
6 | 高橋 英倫 | Honda | 28 |
9 | 奥野 正雄 | Yamaha | 21 |
10 | 宮崎 敦 | Yamaha | 21 |
12 | 新垣 敏之 | Yamaha | 15 |
19 | 藤原 儀彦 | Yamaha | 8 |
20 | 沼田 憲保 | Yamaha | 8 |
22 | 東浦 正周 | Yamaha | 5 |
23 | 佐藤 裕児 | Yamaha | 5 |
26 | 大石 正彦 | Yamaha | 4 |
31 | 武山 祐介 | Yamaha | 1 |
COMMENT
佐藤裕児選手談(14位)
「SUGO に泊まり込んでトレーニングを積みました。だから、予選ではもう少し上に行きたかったというのが本音。しかも決勝レースの2周目に、第1コーナーでコースアウトするというミスまでしてしまいました。勝てる体制でレースを闘っているので、予選でも決勝レースでも、もっともっと頑張らなければと思っています。岡山国際、鈴鹿サーキットは好きなコースなので、改めて気合いを入れていこうと思っています」
藤原儀彦ジュビロレーシングチーム監督談
「コースアウトというアクシデントは余計だったけれど、それ以外では設定したアベレージタイムをクリアしているので、後半戦になってペースが上がってきたというのを実感しています。今回は3週間くらい前からスポーツランドSUGOに来て走り込むことができましたが、もっともっと走る機会を増やしたいというのが本音です」