全日本ロードレース選手権 ST600

RACE DATA

■大会名称：2006全日本ロードレース選手権第3戦
■カテゴリ：ST600クラス
■開催日：2006年5月14日（日）
■会場：茨城県・筑波サーキット（2,070km）　■観客数：11,500人
■天候：晴れ　■温度：18.3度　■コース：ドライ
■周回数：30周　■出走台数：36台　■完走台数：26台
■PP：渡辺篤（スズキ／1分02秒843）
■FL：安田毅史（ホンダ／59秒353）

REPORT

YZF-R6の新垣敏之が3位表彰台

雨の予選でポールポジションを獲得した渡辺篤（スズキ）と、予選3番手の安田毅史（ホンダ）が激しいトップ争いを展開。そしてその後方では、ヤマハ YZF-R6を駆る新垣敏之が、同じくヤマハYZF-R6の奥野正雄、寺本幸司（スズキ）、森新（ホンダ）らとの混戦を抜け出して、レース中盤で単独3位となる。結果、レースは渡辺が制して安田が2位、新垣が3位となった。

なお、ジュビロレーシングの藤原儀彦（ヤマハ）は1周目の第1ヘアピンで、他車に進路を阻まれる形で転倒、再スタートするも26位に終わった。チームメイトの佐藤裕児はマシントラブルでピットイン・リタイヤとなった。

COMMENT

新垣敏之選手談（3位）

「今回は、雑誌の企画として参戦しました。マシンはマフラーとステップを変更した程度です。マシンやタイヤの性能が信じられないくらいに進化していて、とても驚かされました。今後の参戦については未定です」

藤原儀彦選手談（26位）

「スタート後の第1ヘアピンで、強引にインに入られて行き場を失って転倒してしまいました。その後、各ライダーの走りを見るためにレースに復帰しましたが、ヤマハYZF-R6はもちろん、ライバルチームの動きを見ることができたのは収穫でした」

佐藤裕児選手談（リタイヤ）

「金曜と土曜日のコースコンディションが変わってしまったのが辛かったです。レースは、マシントラブルでリタイヤになりましたが、次のオートポリスは地元なので、ここで巻き返したいと思います」