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Master Camp4日目はビーチでマリンジェットを体験

August 23, 2021

Master Camp4日目はビーチでマリンジェットを体験

ハードワークが3日間、続いたあと、4日目を迎えたこの日、ウナイ・オラドレ(17歳/スペイン)、バーテニ・ソフォーグル(18歳/トルコ)、フンベルト・マリエル(15歳/ブラジル)、フェントン・ハリソン・シーブライト (19歳/イギリス)、イケル・ガルシア・アベイラ(17歳/スペイン)の5人は、ピラティスで身体をほぐしてから、ペーザロのジョー・アマレナ・ビーチを訪れ、ビーチでリラックスするとともに、マリンジェットなどを通じて楽しみ、学ぶ1日となりました。

1日の始まりはトレーナーのカルロ・カサビアンカとVR46 Academyのアンドレナ・ミーニョによるワークアウト・セッション。5人をふたつのグループに分け、一方はピラティス、もう一方はグラウンドでランニングを行いました。

明るい太陽の下、準備運動を終えた5人はでバンに乗り込みビーチへ。ジョー・アマレナ・ビーチのオーナーから許可を得て、施設と海を使用させてもらえることとなり、Yamaha Marine Europe、Yamaha Marine Italy、そして地元自治体および沿岸警備隊の協力のもとでマリンジェット・アクティビティが実現したのです。5人で3台のYamaha EX Limited WaveRunnerをシェアし、マルコ・ベリもこれに加わりました。

この日のインストラクターは伝説のイタリア人サーファー、アレッサンドロ・マルシアノ。マリンジェットの操縦にも長けていて、ライダーたちは海の上で、すぐさまマリンジェットを完ぺきにコントロールできるようになった。

「若さに溢れる彼らが楽しそうにしているのを見てハッピーな気持ちになりました」とマルシアノ。「8月にここでマスターキャンプを行うのは初めてで、この時期はビーチが非常に混んでいるため、大勢が私たちの練習を見に集まってきました。マリンジェットのコントロール方法を身につけるため、身体のバランスとポジションに重点を置いて取り組みました。大回りから小回りまで、さまざまなタイプの旋回方法を指導し、スピードを追求するのはとても楽しいことでした。
初めはゆっくり、次第にペースを上げて感覚をつかんでから、4つのブイで作られた四角い'サーキット'へと彼らを誘いました。彼らはどんどん速くなっていきました。そして最後には超速の域まで達したのです。本当に素晴らしいと思います。マリンジェットの操縦は初めてにもかかわらず、初めから十分なテクニックを持っていました。これはレースの経験からくるものでしょう。
マリンジェットの特徴は、コーナリングのためにスロットルを使うということです。ブレーキがないので、スロットルを使って曲がるにはタイミングがとても重要になります。前もって考えれば、フルスロットルで曲がっていくことも可能です。それこそが速く走るためのテクニックなのです。そのことを彼らはすぐに理解しました。あと何回か練習すれば、マリンジェットの素晴らしい乗り手になるでしょう」

Comments

ウナイ・オラドレ選手談
「ピラティスは以前に経験がありますが、ほんのわずかだけです。そして今ようやく、とても重要な練習だということがわかりました。きついトレーニングを行ったあと身体の回復に役に立つので、今後は練習のプログラムに取り入れていきたいと思います。
Yamaha Marineのイベントはとても楽しむことができました。ここ数日のなかで一番、楽しいアクティビティです。しかもスピードにおいてはバイクともよく似ています。マリンジェットのコントロールに難しさはあまり感じなかったのですが、だからと言って、とても簡単だというわけでもありません。うまく走らせるためにはバランスと、完ぺきなスロットル・コントロールが必要で、これはスタンドアップパドルボードも同様です。どちらも求められるスキルは同じで、バランスと集中力が必要です。どの練習も楽しかったのですが、敢えて言うならマリンジェットが一番、好きです。とても楽しい時間でした」

バーテニ・ソフォーグル選手談
「初めてピラティスに挑戦し、身体をリラックスさせることができました。昨日までのようなきついトレーニングのあとに効果的ですし、今日はビーチへ行く前の準備にもなりました。長時間マシンを走らせたり、ワークアウトを行ったりしたあと、身体を回復させるのに非常に役立つと思います。
マリンジェットは最高でした! とても楽しくて、時間を忘れて乗り続けてしまいました。波が荒いところでハイスピードを維持してマシンをコントロールするのは簡単ではありません。でもそれがまた楽しいのです。今日はマリンジェットのフルスピードが一番で、スタンドアップパドルボードも気に入りました。うまく扱うにはバランスが重要で、今日の私はそれができていましたし、一日をエンジョイできました」

フンベルト・マリエル選手談
「ピラティスは前にやったことがあって、楽しいけれども非常にきつい一日の練習のあと、身体を休めるのを手伝ってくれます。とくに3日目は体力をかなり消耗してしまったので、ピラティスが役に立ちました。今後も続けいくつもりです。
Yamaha Marineイベントはとても楽しかったです。明るい太陽の下、海の上でハイスピードで走るのは非常に爽快で、まるで海の上をバイクで走っているような感覚でした。楽しみながら新しいことにチャレンジできたのはとても良かったと思います。スタンドアップパドルボードよりもマリンジェットのほうが好きですが、パドルボードもとてもおもしろくて、私は何度も落ちてしまいました!」

フェントン・ハリソン・シーブライト選手談
「初めてピラティスに挑戦しましたが、これは体幹のトレーニングに最適だと思いました。今日のワークアウト・セッションは全体的にとても素晴らしくて、とくにきつい練習のあとのストレッチは重要だと思いました。いつものトレーニングのプログラムにピラティスを取り入れていこうと思います。
マリンジェットは最高でした! 腕への負荷が強く、スロットル・コントロールを向上させるためのトレーニングに最適です。しかもそれを楽しんでできるのですから素晴らしいと思います。初めに頭で理解するのがちょっと大変ですが、スロットル・コントロールができるようになると、とても楽になるのです。またマリンジェットに引っ張ってもらってスタンドアップパドルボードに乗ったのも楽しい体験でした。でも今日のなかで一番、気に入ったのは、やはりマリンジェットです。レースも楽しめました」

イケル・ガルシア・アベイラ選手談
「Yamaha Marineのイベントでマリンジェットに乗ったのが、とても楽しかったです。でも初めはやはり、難しさもありました。前に座って操っているときはまだいいのですが、パッセンジャーになると乗っているだけで大変で、何度も振り落とされそうになりました。スタンドアップパドルボードも楽しめましたし、ビーチで仲間たちと一緒に遊んだのも良い思い出になります」