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Yamaha VR46 Master Campトレーニングをスタート

May 24, 2019

Yamaha VR46 Master Campの初日のトレーニングをスタート

Yamaha Motor Europe N.V.からWorldSSP300に出場している第7回Yamaha VR46 Master Campに参加するライダーたち。プログラムの初日はフィジオ・ジムでのトレーニングとVR46 Motor Ranchでのフラットトラックに臨みました。5人のbLU cRUプロジェクト参加者たちはVR46 Riders Academyで、MotoGPに参戦するフランコ・モルビデリとアンドレア・ミーニョからレースシミュレーションの使い方を習い、イギリスのフラットトラック3冠、アメリカ/ヨーロッパ・フラットトラック2冠のマルコ・ベリにオフロードライディングの技術を学びました。

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オランダのフィン・デ・ブルーイン(18歳)、イタリアのケビン・サバトゥッチ(20歳)とヤコポ・ファッコ(19歳)、フランスのアンディー・ヴェルドーヤ(16歳)、スペインのベアトリス・ネイラ(17歳)にとっての最初のトレーニングは、フィジオ・ジムでのウォームアップ。ここで筋肉をほぐしたあとは、レーシングギアを身につけて、MotoGPライダーのモルビデリとMoto3ウイナーのミーニョに手ほどきをしてもらいながら、レース・シュミレーターでミサノ・ワールド・サーキットを走行しました。

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午前中の予定を終えるとダバッリアにある'Bar, Ristorante e Pizzeria Da Rossi'へ。ここでOfficial Fan Club Valentino Rossi Tavulliaのメンバーたちと合流し、VR46ストアへショッピングを行いました。

午後はVR46 Motor Ranchでのフラットトラックを体験。ベリが5台のYZ250Fとプログラムの詳細なプランを用意して彼らを出迎えた。ライディング・ポジションなどについて簡単な説明を受けたあと、いよいよ実践へ。コースではMotoGPのMotoGP eSportのロレンソ・ダレッティも加わり、おもにマシンとスロットルのコントロールとポジショニングについて学びました。

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ライダーたちの進歩に感銘を受けたベリは「全員がVR46 Motor Ranchでの初日の走行をエンジョイすることができました。中にはフラットトラックが初めてというライダーもいましたが、だからこそ毎回ここへ来て、新しいマシン、このような路面での走り方に慣れてもらえるようレッスンを行うのです。路面は滑りやすく、確かに少し難しいところがあります。彼らがいつも走っている場所とは異なり、新しい感覚に衝撃を受けているようです。若いプロフェッショナルライダーたちとの仕事を、私はいつも楽しんでいます。教えたことをすぐに実践し、その日の最後には成長した姿を見せてくれるからです。今日はスライドをコントロールしてマシンとの一体感を高めるためのポジションやスロットルコントロールについて学びました。初日は非常に順調だったので、2日目はさらなるチャレンジへと進みたいと思います」

1日のトレーニング終了後にはMotoGP eSportの現チャンピオン、ダレッティとともにMilestone制作のゲーム、MotoGP™18を体験。ダレッティはミサノ・ワールド・サーキットの走行を披露し、圧倒的な強さを見せ見せます。

「第7回Yamaha VR46 Master Campに参加することができてとてもうれしいです。人生最高の日のひとつと言っていいくらいです!」と語ったダレッティは、実物のバイクにも情熱を注いでいます。

「フラットトラックを走ったのは、今回参加したライダーたちと同様にまったく初めてでした。VR46 Motor Ranchは非常に広大で、すごいとしか言いようのないすばらしい場所です。でも慣れるまでには少し時間が必要で、私がいつも乗っているロードバイクとはまったく違うので初めはかなり難しく感じました。数日のうちには私を含め参加者全員が進化をお見せできると期待しています。
ここまで見てきて印象深かったことは、このプログラムのすばらしさとWSSP300のライダーたちの能力の高さです。1日の最後には一緒にビデオゲームをしたのですが、実際のコース上での彼らの走りを見たときにすでに予想していたとおり、彼らはゲームのスキルも最高でした。また、Master Campの指導者たちにも感銘を受けましたし、何よりここの雰囲気がとてもよかったので今日一日を心から楽しむことができました。もうしばらく、ここで過ごせることをうれしく思います」

Comments

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フィン・デ・ブルーイン選手談
「昨日と同様、今日もすばらしい一日でした。たくさんのトレーニングをして、たくさんのことを学びました。初めはフィジオ・ジムでのトレーニング。主にウォームアップとストレッチ、さらにピラティスも行いました。ピラティスは初めての経験だったので正直なところとてもハードに感じましたが、興味を持ってエンジョイできました。そのあとのレースシュミレーターはまさに実物そのものといった感じで最高でした。午後はロッシファンクラブを訪ね、全員がメンバーになって、たくさんのプレゼントももらいました。ダバッリアにあるR46ストアで少しショッピングをしてから、いよいよMotor Ranchへ向かいました。フラットトラックマシンもフラットトラックコースも生まれて初めてでしたが、とても楽しめてすばらしい経験になりました。完璧なルックスを持つ新品のマシンを用意してくれたヤマハとVR46、乗り方のヒントを教えてくれたマルコに感謝します。2日目が本当に楽しみです。5日間のプログラムのなかで自分自身をどこまでプッシュし、どこまで高められるか期待でいっぱいです」

ケビン・サバトゥッチ選手談
「すばらしい一日でした。ジムトレーニングやMotor Ranchなどすべてのプログラムがスタートしたのです。ジムではVR46 Riders Academyのトレーニング方法を見せてもらいましたが、私が今までにやったことのないものもありました。午後は念願のMotor Ranchへ行きました。ここを走るときのすばらしい感覚を、言葉でどのように表現したらいいかわからないくらいです。フラットトラックは初めてだったので、マルコ・ベリのアドバイスにとても感謝しています。2日目も今日と同じように、たくさんのことを経験したいと思います」

ヤコポ・ファッコ選手談
「最高の一日でした! 午前中はモルビデリとミーニョからレースシミュレーターを教えてもらいました。とても難しかったのですが、同時にそれをエンジョイできたのでハッピーでした。午後はそれ以上にうれしい時間になりました。Motor Ranchに到着し、広大な丘を駆け下りた瞬間はまさに夢のようでした。フラットトラックはとても難しかったけれど、マルコ・ベリにライン取りやライディング技術のヒントを教えてもらうと、少しずつ易しく感じられるようになりました。明日はさらにスキルアップを目指します」

ベアトリス・ネイラ選手談
「充実したトレーニングプログラムのなかで多くのことを感じました。フランコ、アンドレアとともにレースシミュレーターを体験したことも最高にうれしい出来事でしたし、すべてが夢のようでした。午後にはダバッリアの町へ繰り出してRistorante e Pizzeria Da Rossiで昼食。そのあとファンクラブやR46ストアにも行きました。その後またトレーニングに戻り、初めてのライディングセッションに臨みましたが、これが非常にエキサイティングな経験でした。フラットトラックはとても難しく、あちこちでスライドしたり転倒したり。でもとても貴重な経験になりました」

アンディー・ヴェルドーヤ選手談
「とてもすばらしい体験でした。まずフィジオジムでフランコとアンドレアからたくさんのことを教えてもらいました。Ristorante e Pizzeria Da Rossiで昼食のあとファンクラブへ行って念願だったクラブメンバーにもなりました。午後はVR46 Motor Ranchでフラットトラックを初体験。スライドしたりドリフトしたりできて最高に楽しかったです! ここでのトレーニングで学んだことは、今後のWSSP300で大きな武器になってくれるだろうと感じています。5日間のなかでもっといろいろ勉強したいです。このようなすばらしい機会を与えてくれたヤマハとVR46に感謝します。明日が待ちきれない気持ちです」